パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと in Bunkamura

2022年09月17日 | アート・文化
昭和電工に入社し、工学博士を取得。
休日は、川崎市でセツルメント(社会教化事業を行う地域)にて子供会活動に参加。
紙芝居・幻灯に始まり、絵本の制作。47歳で昭和電工を退社し、絵本作家専業となります。
というか、みんな知ってる「かこさとし」


絵本の他に子供向け科学啓蒙本も多数あります。
「経済を考慮して絵本を制作した」とインタビュービデオが上映されています。
「子供には真剣に対面し、手を抜かない作品を提供する」は児童作家に共通した信念だと思います。
しかし、理系出身と言うところから、他の作家以上にリアリティを感じさせてくれます。
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地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング in 森美術館

2022年09月14日 | アート・文化
「地球がまわる音を聴く」とは、オノ・ヨーコの詩集「グレープフルーツ」からとったもの。
「ウェルビーイング」とは、心身と社会的な健康を意味する概念。
コロナ以降の世界、どうあるべきか?を問うテーマらしいですが、作品からそれを感じ取ることができるのか?
現代アートは訳わかめ状態です。
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ライアン・ガンダー われらの時代のサイン in 東京オペラシティアートギャラリー

2022年09月10日 | アート・文化
国際的な注目を浴びているアーティストだそうです。
身近な事柄を鋭く観察・分析して作品を制作する、という事ですが、パッと見、難しそうとは感じません。
ネズミ等、親しみやすそうな展示もあります。
とは言え、「われらのデザイン」とは何か?最後の方にポスターデザインがありますが、オジサンには分からない🤣
「現代アートは見て楽しければそれで良い」が私のモットーですが、楽しいに今一歩近づけなかった、というのが正直な感想です。
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スポーツと気晴らし by シャルル・マルタン

2022年09月07日 | アート・文化
『スポーツと気晴らし』 は、アール・デコ時代に活躍したイラストレーター、シャルル・マルタンが描い た20枚のイラストにエリック・サティが曲を付した21曲からなるピアノ小曲集です。
シャルル・マルタンに関する本は見つかりませんでした。この絵葉書のセットぐらいしか。

アール・デコを代表するイラストレーターと言えば、ジョルジュ・バルビエですが、自分的には、シャルル・マルタンの方が好みです。

この直線的な幾何学模様が子供の時に見た、あるいは学生時代に読んだ星新一の本の表紙のデザインー真鍋博に似ている、と思うからです。
  

自分的には、美術で言うと印象派よりも「エコール・ド・パリ」
商業デザインで言うとアール・ヌーボーよりも「アール・デコ」の方が好みです。
要は、美術の世界において革新的なムーブメントであった印象派が落ち着いて、その後どうなったのか?に関心があります。

アール・デコとは、1910年代半ばから1930年代にかけて流行した装飾美術です。
幾何学図形をモチーフにした直線的で記号的な表現が特徴です。
第一次世界大戦と第二次世界大戦の間で、「消費は美徳」と言われた欧米がバブル経済期に流行ったデザイン。
日本でいえば大正時代(1912年– 1926年)「大正デモクラシー」「大正ロマン」の頃です。
時代のあだ花と言えるかもしれません。誰も継承していませんからね(探せばいるかも)。

エコール・ド・パリとは、1920年代パリで制作活動をした外国人アーティストたちの集団。
特定の様式、芸術運動を伴わない外国人芸術家たちのゆるやかな集まりの事。
作品は一人一人個性があります。藤田嗣治もその一人です。
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フィン・ユールとデンマークの椅子 in 東京都美術館

2022年09月03日 | アート・文化
北欧の工業デザインは、バウハスとは違って親近感があり、日本の民芸に通じる温かみも感じられて見飽きないです。
フィン・ユールは、アントチェアーで有名なアルネ・ヤコブセンと共にデンマークの近代家具デザインの代表的な人です。
細い足組と曲線が特徴だそうです。
工業デザイナーだけではなく、建築家も椅子をデザインします。椅子は工業デザインの基本にして奥が深いですねぇ。
先日のYouTubeの動画「山田五郎オトナの教養講座 第6回生配信」で言ってましたが、「日本は技術立国と言いながら、職人を大事にしない。一段低く見る。大卒のホワイトカラーが顎で使っている」と批判していました。あー、胸が痛い(^_^;)
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