パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

私のお気に入りの町ー文京区関口町(その1)

2016年03月19日 | アート・文化
文京区関口町、有楽町線江戸川橋駅を降りたところにあります。
お気に入りの理由は、二つ。
1)私が生まれ育った場所。
2)私が気に入った施設(美術館・レストラン・建築物)がコンパクトにまとまっていること。
特に私が通う理由は、2)です。では、美術館とレストランのご紹介を。

1.村上豊展 at 講談社野間記念館
講談社の創業者・野間清治氏が収集した美術品「野間コレクション」を展示しています。
大正期から昭和初期にかけて収集したものが中心です。
一言で言えば、隠れた名画を展示しています。
ホントに小さい美術館で、やろうと思えば、30分で見切れてしまいます。
小さいながらも庭が綺麗です。
 

今は、「村上豊展」を行っています。
馴染みのある絵ですね。
「小説現代」の表紙を創刊号から担当しています。


郷愁とファンタジーが合わさった絵です。鬼なのに可愛い。
   

また、書体が良いですね。「相田みつを」みたい。
 


現代画も良いです。一瞬、「いわさきちひろ」か?と思ってしまいました。
 

女性のうなじにこだわりがあるのか?こう言うアングルの絵、結構ありました。
 

2.コブサラダ ランチ at oto no ha Café(オトノハカフェ)
無農薬野菜が美味し!
ほぼサラダだけのランチプレートですが、ボリューミー。
孤独のグルメ(マンガ)で、自然食のレストランが登場する回がありました。
そこで、こんなシーンがありあました。
「うわ…なんだこのホウレン草 固くて臭くて……道端の草を食っているようだが」
「マズくない! けっしてマズくないぞ!! ああうまい! なんだかなつかしい味だ」
「そうだこれは子供の頃キライだった味だ」
・・・・・このまんまの野菜なのです。
  

故に、関口町マダムの御用達。いつも混んでいます。


ハーブティ、酸っぱいです。梅か?(以下次号)






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災害備蓄用保存食一斉放出!

2016年03月15日 | グルメ
賞味期限切れ間近。
こりゃあ、明日から弁当いらねーわ。\(^o^)/
  
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魔女の秘密展 at ラフォーレミュージアム

2016年03月13日 | アート・文化
ラフォーレ原宿内に美術館があるだけで驚き。
この展示会は、「博物館」として見るならば、意味がありますね。
つまり、魔女の始まり、魔女に関する書籍、自白させる為の拷問道具等々。
100点ほどの展示物のうち、絵画・彫刻はごく少数。

1.14世紀から16世紀は小氷河期と言われ、ヨーロッパ全体が寒く、農産物が不作だった。
2.マルティン・ルターによる宗教改革が始まった。
プロテスタントとカトリックの戦争がヨーロッパ中を巻き込む国際戦争へと発展した。
等々、その当時の暗い世相、その原因が魔女とされそうです。
人々の不満や怒りは“魔女狩り” という行為になりました。
キリスト教に反する「異端者」として迫害したそうです。
下の画像は、魔女を定義した本から。「魔女の特徴」


美術的に見るならば、アルブレヒト・デューラーの版画「空を飛ぶ魔女」、「四人の魔女」
 

そして、ルイ= モーリス・ブーテ・ド・モンヴェル「サバトへ行く前のレッスン(3枚目)」
しかし、この「サバトへ行く前・・・・」は偽物。ジクレー印刷と言うヤツ。


さらに、漫画家がこの展示会のためにオリジナルを展示しています。左から吉河美希、真島ヒロ、安野モヨコ。
  

最後の画像は、原宿らしく魔女をイメージした衣装の展示。


街がら、子供(少女)が親子連れ出来ている場合が多かったです。
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CAFE アレトロ

2016年03月12日 | 食・レシピ
地元(と言うか、近所)で見つけた喫茶店。
橋のガード下に出来たお店。
ここは、以前うどん屋でした。山田うどんの様にガテン系の。
この画像は、玄関の裏側です。


タバコが存分に吸える喫茶店です。
いや、珍しい。
敢えて逆を行って生き残る戦術でしょうか?


コーヒー100円!
タバコだけ吸いに来たなら、50円。
1階は禁煙席です。2階が喫煙席。
あー、良かった。タバコを吸わない私でも、激安コーヒーが飲める。


食べ物持ち込みOK。何時間いてもOK。
しかし、営業時間はウィークデーの10:00~17:00。
これじゃあ、普通利用できないだろ。(笑)


店内はこんな感じです。
寂しさ満杯。
この内装。全て店員の手作りだそうです。
コーヒーの値段がこれでは、そういう所にコスト削減がこういう所にしわ寄せが来るのですね。
この絵もそうなのか・・・私としては、評価しづらい。(笑)
   

ああ、この電話・・・どこから拾ってきたのか?


で、肝心のコーヒーですが、ちゃんとドリップしています。
ま、チェーン店並の品質を求めてはいけませんが、不満はないです。
何より100円。


同じく100円でコーヒーゼリーを食べることが出来ます。当店の自慢らしいです。
今回初めて来たので、大事を取ってコーヒーだけにしました。


このお店、儲かるのか?営業時間が間違っているし、お客もほとんどいない。
で、軽くググってみると、「菱屋会館株式会社」と言う会社が親会社の様です。
この菱屋会館株式会社と言うのがですね、栗原国起氏と言う人が経営しています。
「尖閣諸島」の持ち主だった方です。
と言う事で、これ以上詮索するのは辞めて、純粋に唯々利用したい喫茶店です。無理か・・・
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カラバッジョ展 at 国立西洋美術館

2016年03月09日 | アート・文化
言わずと知れたカラバッジョ。
彼がいなければ、ベラスケス、ルーベンス、レンブラントは輩出しなかった、偉大なる革新者。
革新者らしく、性格、人生そのものが波瀾万丈です。
素人の私がこれ以上言うのもはばかれるぐらい研究されています。と言う事で、この展示会についての感想を。


高い!1,600円。
カラバッジョの絵は11点。それにカラヴァジェスティという彼のフォロワーの絵が50点。この少なさでこの入場料。
そして、ポスターカードは1枚162円。
カラバッジョの絵は持ち出しが難しいほどの保存状態らしいです。

11点ですが、それは全て素晴らしい。
革新者らしく、ナルシストですね。これは、自分の姿を鏡に映して描いています。


「トカゲに噛まれた少年」ミケランジェロ曰く、「哀しい顔」を描く方が難しいらしいです。確か。(笑)



「女占い師」3/4の全身像、簡素な絵、そして分かりやすい表現、当時としては、斬新だったそうです。
若い女性にウットリしていいるウチに指輪を盗まれると言う情景です。これは良くマネされた絵だそうです。


「エマオの聖餐」これは、殺人を犯してローマから逃亡した直後に描かれた物。そんな大罪を犯しても宗教画という・・・


「果物籠を持つ少年」これは、果物の静物画がメイン。人物は風景画の様にぼやけています。こんな事をしでかすのも、「自分は才能に満ちあふれた者」を見せびらかしているような・・・


これは、「エッケホモ(この人を見よ)」ですね。このテーマで3人の画家に競作させました。カラバッジョは落選。合格したのはチゴリと言う人で、この人の絵も展示されています。
私としては、チゴリの方がテーマに忠実というか、分かりやすい。カラバッジョの方は、陰影委が強く、ネガティブに見えました。


これは、近年カラバッジョの絵として認定された「マグダラのマリア」こんな白目の向いた恍惚の姿を描けるとは・・・・・
これも追随者が多い絵だそうです。


出展数が少ない、何もかもが高い!ですが、それでも見る価値は十分にあります。
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