昨日、地元、埼玉県立近代美術館で開催されている「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展を観に行きました。
齢80歳を超えても、なおモダンアートの最前線で活躍するエナジーは半端じゃねェな、オノ・ヨーコも真っ青だぜ!と勝手に思い込んでいざ美術館へ。混んでいましたよ。GWの初日もあってか。エントランス前はこの通り、水玉模様になってました。館内数カ所に彼女のオブジェが陳列されていて、撮影可となっていました。水玉模様のチューリップやカボチャ等です。
この通り、有名な「ヤヨイちゃん」も展示されています。10mを超えるので、中庭3階分ぶち抜けです。館内を観覧中、「ブーン」と機械音がして耳障りでした。何が原因なのかというと、このヤヨイちゃんなのでした。彼女はバルーンなので、絶えず空気を送り込まなければ、その姿を維持できないのです。
肝心の絵画の方ですが、これは最新作を一挙展示と言う事で期待をしていました。が、私には現代芸術が理解出ません。
目、人の横顔、ゲジゲジ虫みたいな物、小さい人物、この組み合わせで描いた画が延々と展示されているのです。「愛はとこしえ」というテーマで番号が振ってあるだけの絵が延々と。利用している色数も少ないです。白、黒、水色、紫、赤、緑、黄色ぐらい。いつもながら飽きてしましました。この絵、買う人いるのだろうか?
au携帯のデザイン等、水玉の可愛らしい物が多いのでは?と思っていたのですが、期待を裏切るある意味驚きの展示会でした。
後で知ったのですが、少女時代より統合失調症のために幻覚や幻聴の絵を描いてきたのだとか。現在は精神病院に住んでいて、そこからアトリエに通う毎日だとか。
やはり、並の感覚ではこの業界に存在し続けることは難しいのだなと、関心しました。
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