パールライスのつれづれなるままに

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つながる琳派スピリット 神坂雪佳 in パナソニック汐留美術館

2023年01月07日 | アート・文化
つながる琳派スピリット 神坂雪佳 in パナソニック汐留美術館
みんな大好き琳派、と言う事で琳派は人気ありますねぇ。
展覧会の前半は、「琳派オールスター勢ぞろい」で、後半は神坂雪佳の集大成となっています。
神坂雪佳は、京都を中心に活躍した図案家・画家です。
1901年に欧州での美術工芸を視察・調査。当時はアールヌーボー全盛期。当初は驚くものの、「結局、琳派のパクリじゃん」と開眼。この時25歳。
琳派の影響を受けながらもモダンな図柄は、今見ても新鮮です。
琳派の絵を見ると、「この独特の美、日本人に生まれて良かったァ」と思います。


琳派とは、桃山時代後期から始まり近代まで断続的に継続する流派です。
特徴は、やまと絵(平安時代に発達した日本独自の絵画)をベースに、ゴージャスだったり、超簡素だったり、ありえないパースだったり、写実だったり、と上下の差が激しいところが魅力です。
また、弟子をとって継続的に教えるのではなくて、数十~百年ごとに私淑して断続的に継承される絵でもあります。
私淑:尊敬する人に直接には教えが受けられないが、その人を模範として慕い、学ぶこと
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