近代陶芸の巨匠。陶芸家初の文化勲章を受章。
波山といえば、あのマットな艶消しの釉薬、葆光彩です。
炭酸マグネシウムを使用した釉薬は、空気の結晶を作り、艶消し感を表現しています。
均一に作りだすのが相当難しいらしく、製作期間は大正前期から昭和初期の10年間だけだそうです。波山が最も多く制作したのが青磁。
出光美術館でも今年、波山の展覧会をやっていました。回顧展的な展覧会でした。
泉屋博古館東京の方は、波山の生涯と技法を解説した感がありまた。
陶芸の科目が無かった東京藝術大学に入学。木彫の高村光雲に師事しました。
「波山」と名乗る前の作品(木彫、絵画、陶芸)があります。
また、アールヌーボーに影響された草木のデザイン、新しい釉薬の開発、最先端の窯業技術の習得等、かなりなアヴァンギャルドぶりだったようです。
彼のことをよく知らない私としては、理解が深まる良い展覧会でした。
波山といえば、あのマットな艶消しの釉薬、葆光彩です。
炭酸マグネシウムを使用した釉薬は、空気の結晶を作り、艶消し感を表現しています。
均一に作りだすのが相当難しいらしく、製作期間は大正前期から昭和初期の10年間だけだそうです。波山が最も多く制作したのが青磁。
出光美術館でも今年、波山の展覧会をやっていました。回顧展的な展覧会でした。
泉屋博古館東京の方は、波山の生涯と技法を解説した感がありまた。
陶芸の科目が無かった東京藝術大学に入学。木彫の高村光雲に師事しました。
「波山」と名乗る前の作品(木彫、絵画、陶芸)があります。
また、アールヌーボーに影響された草木のデザイン、新しい釉薬の開発、最先端の窯業技術の習得等、かなりなアヴァンギャルドぶりだったようです。
彼のことをよく知らない私としては、理解が深まる良い展覧会でした。