パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

上村一夫×美女解体新書展 in 弥生美術館

2016年01月10日 | アート・文化
主に劇画家だった方。1982年、46歳と言う若さで急逝。
最後まで才能のある方でした。
私は、この人のマンガをほぼ読んだことがありません。
現役時代も知りません。当時子供の私には、劇画は out of 範疇。
まず、劇画を読む子供はいません。大ブレイクした作品が「同棲時代」ですから。
チラッと読んでも、台詞が理解出来ませんでした。


当時から絵は見ていました。しかし、興味はありませんでした。
少年マンガ的絵ではないし、劇画であっても、どの作品ほぼ、女性が主人公です。少年マンガに女性が主人公ってのは、稀だし。
女性の目がね、猫目に感じてね。吊り上がった目は当時から嫌いだった。(笑)


しかし、オヤジになった今なら、鑑賞可能です。
この方は、元々イラストレーター出身で、一枚の絵を見せるために、ストーリーを後付けした、とこの展示会で説明がありました。そのストーリーも散文的で、いくつかのエピソードをつなぎ合わせて作った様です。


イラストを楽しむ、と言う感覚で楽しめる展示会でした。
とにかく、画力が素晴らしい。この当時、エアブラシを使用した作品等、常に前向きな創作を亡くなるまで継続していたこのエネルギーに感嘆いたしました。
コメント
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