パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

長谷川等伯展

2010年03月22日 | アート・文化

隔週で週休二日の会社はキツイ!と言う訳で、3連休にならなかったのです。しかしこの会社、残業を一切認めないところが良い点でもありますが。

「美の巨人」Photo02で初めて知った長谷川等伯です。さすが、国宝。感動しました。番組の解説によると、絵師一人の創作だけではなく(何かの下書きらしい)、その下書きを屏風にした職人(元々このレイアウトではない、屏風間で紙のつなぎ目が上下ずれている)との協業から一級品に化けた作品とか。その来歴が興味深いです。オリジナルは何であれ、現状が素晴らしい作品です。

朝もや?を感じさせる、空白が素晴らしいです。フランク・ロイド・ライトが自邸の庭に設置していた日本製の壺を客人に見せる時、「この壺を観てどう思うか?」と尋ねたそうです。客人は「形が素晴らしい」とか、お世辞を言う訳ですが、ライトは「形ではない、この壺の内部空間が素晴らしいのだ」と答えたそうです。まさに日本様式を理解しているやんちゃなジイ様だなあと。アメリカ人のクセにと。そんなことを思い出しました。

001 しかし、3月23日で公開終了とのこと。急遽観に行きました。ここが、隔週週休二日のつらいところ。入場するまでに40分まちでした。
待った甲斐はありましたけどね。にしても、歳と共に目と足腰に来るなあ。

コメント
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