『金麗社』から旧国道(現在は「萩小郡道路」が国道の扱いになったらしい)を北に進むと、絵堂の集落あたりで西側の山手に見事な紅葉に気付きます。
調べてみると、『観音堂』というお堂の敷地にある、イチョウとモミジらしい。
絵堂の交差点より少し南側にある三差路から、山手のほうに曲がってみるが、入口がわからないまま通り過ぎてしまいました。
で、100mほど行ったところに
こんなのありました。
『金麗社』のところで話した「大田・絵堂の戦い」が勃発した地なのだそうです。
モノモノしい記念碑など立っていますし
唐突に門だけあったりもする。
なんでも、藩の正規軍側の本陣にされた建物から、移築したのだそうで、銃弾が貫通した痕なども残っているそうな。
でも、門だけがあるというのは、なんか滑稽な感じ・・・。
本題に戻りましょう。
実は、三差路を曲がってすぐのところにあった、この細い路地が『観音堂』の入口でした。
お堂へ向かう野道も、風情がありますね。
欲を言うと、横の電柱がなければ、「大田・絵堂の戦い」の頃の風景そのままなんだろうだけど・・・。
石段の左右に、存在感のあるモミジの大木。
奥の方のイチョウも綺麗に色づいています。
小さなお堂と、小さな境内。
山の斜面にも大きなモミジの木が並んでいます・・・が、今年は少し色づきが悪いのかな?
一面に敷きつめられた落ち葉は、人に踏まれた形跡もなくて、フワフワでした。
訪れる人も、めったにいないのでしょうね。
紅葉を楽しむのに、ここは結構な穴場だと思われますぞ。