オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

絵堂の観音堂

2013-11-26 22:48:52 | お出かけ・山口西部

『金麗社』から旧国道(現在は「萩小郡道路」が国道の扱いになったらしい)を北に進むと、絵堂の集落あたりで西側の山手に見事な紅葉に気付きます。
調べてみると、『観音堂』というお堂の敷地にある、イチョウとモミジらしい。

絵堂の交差点より少し南側にある三差路から、山手のほうに曲がってみるが、入口がわからないまま通り過ぎてしまいました。
で、100mほど行ったところに

こんなのありました。
『金麗社』のところで話した「大田・絵堂の戦い」が勃発した地なのだそうです。

モノモノしい記念碑など立っていますし

唐突に門だけあったりもする。
なんでも、藩の正規軍側の本陣にされた建物から、移築したのだそうで、銃弾が貫通した痕なども残っているそうな。
でも、門だけがあるというのは、なんか滑稽な感じ・・・。

本題に戻りましょう。

実は、三差路を曲がってすぐのところにあった、この細い路地が『観音堂』の入口でした。

お堂へ向かう野道も、風情がありますね。
欲を言うと、横の電柱がなければ、「大田・絵堂の戦い」の頃の風景そのままなんだろうだけど・・・。

石段の左右に、存在感のあるモミジの大木。
奥の方のイチョウも綺麗に色づいています。

小さなお堂と、小さな境内。
山の斜面にも大きなモミジの木が並んでいます・・・が、今年は少し色づきが悪いのかな?

一面に敷きつめられた落ち葉は、人に踏まれた形跡もなくて、フワフワでした。

訪れる人も、めったにいないのでしょうね。
紅葉を楽しむのに、ここは結構な穴場だと思われますぞ。


金麗社

2013-11-25 21:27:23 | お出かけ・山口西部

美祢市美東町にある『金麗社』に、ちょっと紅葉を見に寄ってみたのです。

『金麗社』は、幕末の長州藩であったクーデター、「大田・絵堂の戦い」で、奇兵隊などの諸隊の本営がおかれた場所。
この戦いで、庶民で構成された諸隊が藩の正規兵を打ち破り、以後、長州藩は討幕に向かって突き進むことになります。

境内には、維新ゆかりの碑などが並んでいますが、駐車場も「奇兵隊本陣駐車場」との表示。
売り込みに、力はいってます。(笑)

なぜか満車状態で入れなかったのだけど、奇兵隊の方々が本陣で軍議をされているのだろうか?

駐車場がある側に、イチョウやモミジが集まっていて、いい感じの紅葉になっていました。

モミの木なのかな?
イチョウの落ち葉が飾りになって、クリスマスツリーのようになっています。(*^^)

境内には2つの神殿が並んでいて、向かって右側にあるこちらは『大田八幡宮』。
左側にあるのが『金麗社』となります。

人もほとんどいなく、好き勝手に紅葉を撮っていましたら、なんか『金麗社』のほうが急に騒がしくなりました。

どうやら、奇兵隊の方々の軍議が終わったご様子。ヽ(`▽´)/

戦の準備を急げーっ!

槍や太鼓などの武器も揃えて・・・

あわただしく・・・・もなく、全員、表のほうへ。
神主さんも、のんびり後を追う。

あ、お神輿は、軽トラの荷台で運ぶのね。

その場で整列したら・・・

戦場(お祭り?)に向かって、行進して行かれました。

がんばれ・・・奇兵隊っ!


八代盆地のナベヅル・2013

2013-11-19 21:52:06 | お出かけ・山口東部

昼から時間ができたので、周南市の八代盆地にナベヅルを見に行ってきました。

ツルの保護のため、この時期は車で奥に入って路上駐車などは厳禁。
八代郵便局の横の駐車場に車を停めて、ツルの監視所まで歩いていきましょう。

あ、今年からは、ツルの見学や写真撮影も、監視所以外の場所では禁止だそうです。

運よく、監視所に比較的近い、田んぼに水を張った餌場にいました。
と、いっても、標準レンズで撮ったんじゃ、何がなんかわかりませんね。(^^;

望遠レンズに付け替えて撮影。

歩く姿は絵になります。

とことこと歩いて、隣の田んぼまで出てきましたが、餌を食べるだけで同じような写真しか撮れません。
なんとか、羽根を広げるぐらいの動きがほしいな・・・

と、思っていたら、カラスがちょっかいを出してくれたので、羽根を広げて威嚇を始めました。(*^^)

意外と凶暴?(笑)

カラスを追い払った後は

こっち側も・・・・睨まれちゃった。

なんとか飛ぶ姿まで見れないか・・・と粘ってみましたが

ちょこっと飛んで、一段上の田んぼに移るのしか、撮れませんでした。

風も強かったし、寒くて寒くて30分ちょっとで撤退です。

現在のところ、八代に渡ってきたナベヅルは5羽。
放鳥された1羽とあわせて、6羽がいます。
ただし、ツルは縄張り意識が強く、監視所からは、このあたりを縄張りにしている夫婦の2羽しか見れないようです。

監視所の建物の中は、ストーブが焚いてあって温かいですよ。
あと、モニターがあって、現在のツルの位置もわかりやすい。

ただ、ガラス越しになるので、写真撮影には向かないかもね。


天神の滝と紅葉

2013-11-18 00:08:09 | 山口県の滝

紅葉に滝をからめた写真を撮ろうと、山口市徳地町、串地区にある『天神の滝』に行ってきました。

徳地から鹿野へ抜ける県道9号線を走り、串小学校のところで旧道があるほうへ曲がります。
小学校の向かいに「法光寺」というお寺がありますが、ここから西へ100mほど。
交番の横から細い別れ道があり(滝への案内板も出ています)これを曲がって1kmほどで滝に到着するのですが・・・。
道が細いうえに急坂で、離合場所もありません。
運転に自信がない方は、さきほどの「法光寺」の横に駐車場がありますから、そこに車を停めて歩いたほうが賢明かもしれませんな。

滝は道のすぐ脇に落ちていて、すぐにわかります。
今の時期は、滝の周囲に何本もあるモミジの大木が綺麗に色づいているので、より気付きやすいでしょう。
その手前とすぐ先に、道が広くなった場所があって、あわせて10台ぐらいは駐車可能。

 

元は、滝の前に下る細い踏み跡があるだけで、滝壺も角ばった石が埋めていて(なんでも、横の林道を作るときに出た瓦礫を、滝壷に投げ落としていたらしい)あまりいい景色ではありませんでした。
2年ほど前に、地元の方々が滝の周囲を整備されて、下へおりる階段や滝前のあづまやも出来ました。
滝の下を埋めていた石はすべて取り出されて滝壷も復活し、あづまやで滝の水音を聞きながら周囲の景色を楽しめる、癒しの空間になっています。

また、手前にあった杉の木が何本か切り出されたので、日当たりがよくなり、紅葉の色づきもよくなりました。

滝そのものは、落差17m。
真っ直ぐに落ちる上半分と、ゴツゴツした岩場に広がって落ちる下半分との対比が面白い滝です。

下半分は、スローシャッターで撮ると、また別の表情になります。

で、目的の「滝と紅葉」を絡めた写真なんですが、今日は天気が悪くて、せっかくの紅葉の色を出すのに四苦八苦。

特に、谷底から見上げる形だと、調整がきかないや・・・。

階段を登ったり降りたりを繰り返して撮り比べてみたけど、やっぱり上からのほうがいいな。

滝の水に洗われる落ち葉。

滝壷でグルグル廻る落ち葉。

色々試してみたけど、腕がついていってません。(苦笑)
ま、訪れる人も少ないし、あれこれ遊べる・・・ということだけ、わかっていただければいいかな?

こちらの紅葉、あと数日は楽しめそうですよ。


龍頭峡の滝

2013-11-15 23:26:22 | 広島県の滝

『筒賀の大銀杏』の近くに『龍頭峡』という渓谷があり、滝もいくつかあるということなので、ついでに寄ってみました。

『大銀杏』から戸河内インターの方向へ800m行くと、「龍頭峡入口」という交差点があります。

指示板に従って曲がり、道なりに約2km進むと、川むこうに「森林館」という施設。
林業についての資料展示や、宿泊施設、温泉、レストランなんかがあるみたいだな。

入口には、「ラドゴン」なる龍の置物が・・・(ーー;)

側にあった案内板を見ると、渓谷全体が公園化されているようですが、滝の他には興味ないし、さっさと先に進むぞ。

ここから先、道はぐっと狭くなりますが、行く先に広がる巨大な岩壁に目を奪われます。

『追森の滝 高さ126m』と書いてあるが・・・

水が流れている形跡はなし。
もしかしたら、雨が降ったあとに滝の姿になるのかもしれませんが、単に岩壁のことを「滝」と称する風習もありますし、そういうことではないかな?

「森林館」のところから約1kmに小さな橋があり、その先が車道の終点。
車を置いて、橋の手前から右手に伸びる遊歩道を進みます。
『二段の滝』まで300m、『奥の滝』まで400mとの表示がありました。

遊歩道入口から100mちょっとで『ナメラ滝』。
これは、落差が2mぐらいのショボい滝でした。

さらに50mぐらい進むと、早くも木々の上に滝の姿が見えてきます。
「えっ? あれって凄い高さなんじゃないか?」
期待感で、ついつい早足になってしまいますね。

川を挟んで反対側に、二段になって落ちる、もの凄い高度感のある滝がありました。
これが、龍頭峡のメインの滝である『二段の滝』。
後で調べたら、落差は40mとのことですが・・・・・どう見ても50m以上あるように感じられるぞ。

滝壺のすぐ前まで出て、見上げてみると、首が痛くなります。

遊歩道の背後の丘には滝見台が作ってあって、そこに上って見ると

こんな感じ。
水流がやや細いのと、周囲の地形の関係で、より高く見えてしまうのかなぁ?

『筒賀の大銀杏』の高さが48mと書いてあったけど、あれをここに持ってきて立てると、先端が8mもオーバーしてしまうのか?
絶対、それはありえないと思うがなぁ・・・・。
なんにしろ、滝好きなら一見の価値があるモノであると思います。

『二段の滝』から遊歩道をさらに100m歩くと

『奥の滝』が見えてきます。
落差は20mなんだそうな。
こちらが本流になるので、『二段の滝』よりは、やや水量が多い。

別名『犬戻の滝』と紹介しているサイトが多かったけど・・・

この案内板を見ると、『犬戻の滝』はこの奥に別の滝として存在しているように書かれている。
どっちが本当なのかな?

この先遊歩道はないし、こんな崖を登る勇気も体力もないので、ここで引き返しました。

遊歩道はよく整備されているし、アップダウンも少なくて歩きやすかったです。

それにしても、あまり知られていない渓谷で、『二段の滝』ほどの高さの滝があるのに驚いたな。
山口県で、同規模のモノを探してみても、木谷峡の『鹿落の滝』ぐらいしか思い浮かびません。

広島県・・・おそるべし・・・。


筒賀の大銀杏

2013-11-15 00:00:47 | お出かけ・広島県

広島県、安芸大田町にある『筒賀の大銀杏』を見に行ってきました。

中国自動車道の戸河内インターから下りて、国道186号線を吉和の方向へ約3km。
筒賀中学校の道向かいにある、筒賀大歳神社の境内に、目的の『大銀杏』があります。

今の時期は、来る人も多いのでしょう。
臨時の駐車場まで用意されていました。

さすがに幹もケタはずれに太い。
地面が落ち葉で黄色に染まっていて、いい感じです。

案内板には書かれていませんが、推定樹齢は1100年とも言われているそうですよ。

木の大きさを写真で表現するのって、難しい・・・・。

風が吹くたびに、大量に落ち葉がハラハラと落ちてきます。
風情があっていいのですが、見頃は、あと2~3日で終わりかな?

黄色い絨毯のように地面に広がる落ち葉に魅かれます。
童心に戻って、ゴロゴロしたい・・・。


阿武川ダム周辺の滝たち

2013-11-14 00:46:08 | 山口県の滝

阿武川ダムに行ったときに見た、その他の滝をまとめてご紹介。

まずは、阿東町篠目から山越えで竜宮淵に向かう県道310号線沿い、野戸呂川で見た小滝です。
落差は3~4mぐらいかな?
この滝がある所から少し上流側から分かれる支流に、『野戸呂大滝』という滝があるんだそう。
出る前に調べてなかったので、これもチェックできませんでした。

竜宮淵から阿武川沿いに県道293号線を下ってくると、トンネルをくぐってすぐに、ダム湖にかかる「滝橋」という橋を渡ります。
そのトンネルの手前、対岸に見えるのが『切籠・切窓』という2つの岩峰。
ちなみに、向かって右側が『切籠』、左側が『切窓』なんだそうな。
その間に沢があって、『切籠切窓の滝』というのがあるらしい。
対岸からじゃ、沢の流れすら見えんな・・・・(^^;)

『西中国山地の沢』という本の記述によると、「F5(下から5番目の滝)切籠切窓の滝 8m」とあります。
下からかなり高いところにあるようなので、クライミングの技術がある人しか近づけないでしょうね。

「滝橋」を渡ってから対岸の山中に『江毛九郎の滝』というのが見えるらしいのですが、車を停める場所もなくて、そのまま行きすぎてしまったぞ。

さらに進んで、「阿武大橋」の手前から対岸に見える滝。
あまりに遠すぎて、水が流れているかどうかも判別できないけど、『美少年の滝』というのだそうな。

阿武川ダム堰堤のすぐ下流に「阿武川温泉」という温泉施設があります。
県道からそちらに曲がって、施設の横を抜けて県道の下をくぐり、沢沿いに新しめの広い道を上っていくと「過料坊橋」という橋がある。

その橋の真下にあるのが、『過料坊の滝』。
二段になっていて、落差は10mちょっとかなぁ・・・。
周囲をコンクリートの構造物で囲まれていて、趣きもなにもない。
もうちょっと、道を通すルートをずらせなかったのかな?

阿武川ダム北部に流れ込む沢も探ってみようと、落石だらけの細い道で峠を越えたところにあった無名滝。
雑木が邪魔して見えにくいが、10mほど落差がありそう。

この後、適当なところで道を曲がり、田代川という沢沿いの道をあがって行くも、たいした発見もなく旧福栄村のほうに出てしまいました。
近くには『扇子落の滝』という立派な滝があるんですけどね。
これは以前に訪問済みだし、すでに5時近かったんで、そのまま帰路につきました。


蟹瀬滝

2013-11-13 00:39:00 | 山口県の滝

暇ができたので、阿武川ダムにダムカードを貰いに行こうと出かけました。

で、出かけた後になって、車を運転しながら、ふと思う。
「しまった。せっかくなら、阿武川ダム周辺の滝を下調べしてくりゃよかった・・・・」

それでも、長門峡の竜宮淵を過ぎたあたり、『江舟』という地名を見て、「江舟川には何か滝があったはず」と、思い出します。
県道293号線の江舟トンネルのところから、江舟川沿いに上る道へ曲がってみることに。

入口から1kmほど進んだところで、はるか下の谷底に落ちる滝を発見しました。
立派な釜もあるけど、遠すぎて、滝の規模がどんなものかわからないな・・・。
あれが目的の滝なら、谷が深すぎて近づく手段もないし、完全にお手上げです。
まぁ、それならそれでしょうがないか。

で、もうちょっと先に進んでみたら、道路の脇に凄い水音がするじゃありませんか。

あ、これだったんだー。
帰ってきて調べたら、『蟹瀬滝』という滝なんだそうな。
でも、雑木が邪魔して、見えにくいなぁ。

落ち口から下を覗くも、何がなんだかわからないや。
やっぱり、滝を正面から見たいわけですよ。
で、下に降りれる場所はないかと探しましたら、滝から50mほど下流側のカーブミラーの下に、踏み跡を発見。

カーブミラーから直に降りれないので、少し手前からガードレールをまたいで、道路の擁壁沿いに踏み跡のところまで進みます。
そこから3mほど下に降りると、今度は滝方向に向かって横移動し、崩れた崖を伝って谷底へ降りれました。

滝が見えてきましたよ。
上の道路とガードレールが邪魔(笑)

ようやく、滝の前に到着。
幅広に落ちる、見栄えのよい滝ですね。
落差は13mなんだそうな。

手持ちでブレない程度の、ややスローのシャッターで。

横から水平に走っている壁の段差が、この滝の個性ですね。
『蟹瀬滝』の名前の由来は、「蟹でも渡れない」ということらしいのですが、この段差部分を横切ろうとして流される蟹がいたのかな?

滝に向かって右側には、特徴的な岩塔が立っています。
後で写真を見ると、頂上に何か祠のようなものが見えるような・・・。
あそこまで登っていけるのかな?


鬼湯温泉

2013-11-11 23:37:25 | お出かけ・山口中部

山口市徳地町の北部の山間に、妙な温泉施設を見つけました。

県道123号線から柚木中学校のところで脇道に入り、阿東町のほうへ向かう道沿いなんですが、付近に人家もない山の中で、突然派手にペイントされた建物群が・・・。

どうやら、『鬼湯温泉』というらしい。

一番奥の建物には『鬼湯』と大書された煙突が立っているから、あれが入浴施設らしい。
こんな辺鄙な場所で、温泉に入りに来る人がいるのかな?
と、思ったが、帰ってから調べてみると、滝やその他の情報でいつもお世話になっているBARAさんが、すでにレポートを書かれていました。

3年も前にチェック済みとは・・・さすがです。

入浴するには予約が必要らしいので、今回は入ることができませんでした。
興味がある方は、予約してから行かれてみてはいかが?

で、こちらの施設では、温泉水(と言っても冷鉱泉ですが)を買って、持って帰ることもできます。
この建物の中に、自販機があるようだな。
どれどれ・・・

これが、その自販機らしいぞ。ヽ(`◇´)/

写真中央やや右にある、銀色の小さな箱に100円玉を入れると、中央にある蛇口から温泉水が約2リットル出てくるのだそうな。
オーナーさんの手作りなのかな?

いやいや、個人的には、こういうの大好きなのです。
別に温泉水は必要なくても、一回試してみたくなるな。
今回は入れ物を用意してなかったので諦めたけど、今度、ペットボトル用意して来よう。

あと、この建物の中には、いたるところに張り紙があって、それを読むのも楽しかったですよ。


旧周東町上長野で滝探し

2013-11-10 23:58:40 | 山口県の滝

以前、中往還『クズシ坂』の石畳道を探索したときのこと。
歩いて車まで戻る途中に、深い谷底から聞こえる渓流の落水音が気になったのです。
かなり響いて聞こえましたし、それなりの滝があるんじゃないか?

ってことで、旧周東町長野にある、その渓流を探索に行ってきました。

まずは、下流側からチャレンジ。
車道が渓流を渡る橋の少し手前、民家の横にある道から、山手に入っていきます。

民家の庭の桜の木が、花をつけていました。
こんな時期に花が咲くのは、十月桜・・・なのかな?

川沿いの土手を歩き、そのまま進むと

用水路の取水口に到着します。
その先に道はありませんが、踏み跡があるので、それをたどる。
意外と平坦な場所を、雑木を避けながら100mほど行くと、踏み跡がなくなりますが、川を反対側に渡って、さらに50mほど。

なんか妙な石組みが見えてきました。
その向こうに、滝のようなものも見えます。
水が落ちる音も響いているのですが・・・あまり大きな滝ではなさそうだなぁ。

正面まで出て見ると、落差が4mほどの小滝でした。
谷が深いのと、大きな岩壁があるので、上の道からだと余計に音が響いて聞こえたのかなぁ・・・。
水量は、そこそこあります。

滝の上は、長い滑床になっているようですが、ここから先をたどるのは難しそう。
上の道から観察したときは、たしかこの先に砂防堤があるはずなので、ここで引き返すことにしました。
あ、さっきの妙な石組みは、砂防堤建設のときに作った仮道の名残りかな?


車道まで戻って、車で上流方向に向かいます。
途中、小さな神社の先にあるのが

過去にも出しましたが、国土地理院の地形図に滝マークがある場所。
写真では伝わりにくいですが、結構な急角度で落ちているし、落差もある。
何度も見ていると、だんだん滝として認識してもいいんじゃないか・・・と思うようになってきました。


その先、石ヶ明神方向に左折し、400mほど。
さきほどの渓流の支沢を渡る橋のところから見えるのが

落差3~4mの小滝。
小さいけれども、形はいいですね。


その先、第二の支沢の合流点の少し下流側に、この間木々の隙間から見えた滝があります。
滝の上流側に降りる踏み跡があったので、上から近付いてみると

ありゃ・・・。ここもそんなに落差はなかったな。

左に回り込んでみる。
やっぱり、小さいな・・・。

反対側、右側に回り込んで見たほうが、多少、滝らしく見えるかな?
それでも落差は4mほど。
下流のほうに降りて、正面から撮ろうかと思ったのだけど、足元がよくないので、やめておきました。
危険を冒すほどの価値があるわけでもあるまい・・・。

てなわけで、ここで撤収です。

滝としてはちょっと期待はずれだったけど、渓流を見ながら歩くのは面白かったな。
ただし、夏場はマムシが出るでしょうし、この時期ならではの遊びでしょう。
結構、汗だくになったし・・・。