あけましておめでとうございます。
長い間、更新をサボっておりましたが、今年もよろしくお願いします。
お正月休みを利用して、ちょこっと九州のほうに行ってきました。
いくつかネタが出来たので、今日はその中から大分県竹田市の『白水ダム』の写真を。
何年か前、むぎ焼酎『二階堂』のＣＭで使われました。
堰堤を、白いレースのカーテンのような模様を描きながら落ちて行く水の流れが美しいダムです。
ダムというのは、堰堤の高さが１５ｍ以上のものを言うらしいのですが、ここの堰堤の高さは１３．９ｍ。
ちょっと足りないので、正式には『白水溜池堰堤』と言うのだそう。
国指定重要文化財ですぞ。
ダムに向かって右手下側へ出る道と、左手の堰堤上に出る道があるようですが、今回は右手から入りました。
左手のほうだと、駐車場から結構長い距離を歩くことになるそうです。
残念ながら、天気がいまいちでして、写真は暗～いものになってしまいました。
堰堤の手前に柵があって、危険防止の為『立ち入り禁止』と書かれています。
近づくのを諦めて、望遠で撮っていたら、後から来た若いおねえちゃんのグループが、何の躊躇もなく柵を越えて行ってしまいました。
なので、便乗してワタシも・・・・（おいおい）
ま、一番上の写真見たら、バレバレですね(^^;
確かに危ないといえば危ないので、行かれる方は、自己責任でお願いします。
堰堤の幅いっぱいに流れる水。
なんで、こんなに綺麗な模様が出来るんだろうな。
中央部分もですが、
右側は階段状に組まれた石組みに沿うように
左側はなだらかなカーブを描いて・・・と、堰堤の部分によってまた、表情が変わってきますよ。
脆い地盤を流水が削って、基礎部分をえぐらないようにする工夫だそうです。
それにしても、水が作る模様は偶然の産物なんでしょうか？
それとも、そこまで計算されて設計されたのか？
この『白水ダム』。
渇水期には堰堤を越える水の流れがないので、当然、この水の模様も見れないそうです。
行かれる際には、ご注意くださいね。