オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

TOKIWAファンタジア

2013-12-23 21:18:38 | お出かけ・山口西部

久しぶりに、宇部市の常盤公園にイルミネーションを見に行きました。

『TOKIWAファンタジア』という名前で、コンテスト形式になっています。
前回来たのは、5年ぐらい前だった気がするな。
その頃から比べると、イルミネーションの数もバリエーションも増えて、ずいぶんと華やかになりました。

ポスターにも使われている、「虹のトンネル」。
人気があるので、ひっきりなしに人が通るのです。
なんとか人通りが途絶えた瞬間を狙って撮った一枚。

教会のような形のモニュメントの下には、水が張ってあって、写り込みが美しい。
ここも、みんなが記念撮影するスポットで、人がいなくなる瞬間を狙うのが難しかったな。

ペットボトルツリーです。
そういや、前回来たときは、世界一(だったっけ?)のペットボトルツリーがウリだったんだよなぁ。
今回のは、それほど大きくなかったものの、色がとっても綺麗だった。

鉛筆と消しゴム。
出展者は文具屋さん?

めいっぱい電飾されたパス。
つくりものではなく、本物のバスを使っています。

観覧車に乗らないと見えない、地上絵風のイルミは、オリンピックがテーマ。
五輪の輪の中の文字「オ・モ・テ・ナ・シ」が、野球やバスケのボールの絵柄に変わります。

観覧車に乗ると景色がよかろう・・・と思ったのですが、この日は湿気で窓が曇ってしまい、いまいちでしたな。
もう少し低い場所を走るスカイダンボのほうが、イルミを見るには適しているかもしれません。

『TOKIWAファンタジア』の点灯時間は、17:30~21:30まで。
年明けの1月13日(祝)までやっているそうです。


若山城址

2013-12-15 23:48:41 | 山口県の史跡関係

国道2号線を防府方面から周南市中心部に向かっていますと

このような標識が目につきます。

また、ずいぶん看板を立てたものですが・・・。
ここから曲がると、室町時代の守護大名、大内氏の重臣である、陶氏の居城『富田若山城』址に行けるらしい。
ま、居城といっても、普段住んでいた屋敷は少し離れていて、今の永源山近くにあったらしいですが・・・。

ちなみに、国道の反対側の車線からは曲がれませんのでご注意を。

何はともあれ、城址まで行ってみましょう。

細いけれどもしっかりと舗装された道。
道沿いには、黒塗りの板に白い文字で俳句なんかが書かれたものが、やたらぶら下げてあったな。
桜の木がたくさんあったので、春は花見に訪れる人も多いんじゃないでしょうか。

車で2kmぐらい上っていきましたら、展望の開けた広場のような場所に到着しました。

城の見取り図で確認すると、ここは城の「三の丸」であったらしい。

なかなかの景色ですが、この日はあいにくの天気で、少し霞んじゃってるな。

見取り図の看板があった場所からは、山頂の「本丸」へと続く遊歩道が伸びています。

よく整備された道ですが、だんだん勾配がきつくなり

息絶え絶えになりつつ、石の鳥居をくぐった先が「本丸」跡。

意外に狭く、小ぢんまりとしたものでした。
普通の家2~3軒ぶんぐらいの広さかな?
中央部分に、小さな祠がありました。

さきほどの「三の丸」よりも、さらに展望はよろしいですな。

ここで、陶氏と若山城について簡単に説明を。

陶氏は、大内氏の一族で、代々周防守護代職をまかされた重臣でした。
よく知られているのが、主君である「大内義隆」を謀反(大寧寺の変)によって自害させた「陶晴賢」。
その後、「義隆」の養子である「大内晴英」を当主として擁立し、大内氏の実権を握りますが、「毛利元就」との戦いに敗れて滅亡します。

主君に謀反を働いたということで、悪人とイメージしてしまいがちですが・・・。
それを言ったら、戦国期の大名のほとんどは、主君を滅ぼして成りあがっているわけで、「陶晴賢」だけが特別なわけではりません。
領内の政(まつりごと)をおろそかにして学芸や茶会に没頭する主君を追いだすことは、ある意味では正義だったわけです。
実は「毛利元就」もこの謀反には手を貸していたりするのですね。

「若山城」は、石見国の吉見氏との戦いに備えて、「晴賢」の2代前の当主「陶弘護」によって築城されたと推測されているとのこと。
その後「晴賢」が大規模な改修を加えて、この地で謀反の挙兵を行います。
「晴賢」が厳島の戦いで毛利軍に敗れて自害した後、一族が守っていた「若山城」も攻め落とされて、廃城となりました。

北側斜面には「畝状空掘群(竪堀)」なるものがあるそうなので、ちょっと北側に降りてみます。

説明を読んで、理屈がわかるような・・・わからないような・・・?

たぶん、この溝がそうなんだろうな・・・たぶん。


再び頂上に戻って、うろうろしてたら

こんな碑を見つけました。
「徳山要港境域標」と書いてあります。

裏には、「海軍省」の文字。
戦前、徳山港が軍港として使われていた頃の標識らしい。
ひょっとして、この場所に監視所のようなものがあったのかもしれませんね。


薬王寺の滝

2013-12-07 23:15:59 | 山口県の滝

更新がプッツリ止まってしまいまして、申しわけないです。
生きてますよー。

実は、このたび再就職いたしまして、当面、今までのようにプラプラ出かけたり、ブログ書いたりする余裕がありません。
しばらくの間は、途切れ途切れの更新になると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

で、ネタのほうも、埋もれていたやつの掘り起こしなのですが・・・

美祢市美東町綾羅木の薬王寺地区にある、『薬王寺の滝』に行ってきました。
訪問するのは、五年ぶりぐらいかな?

山口市吉敷から、国道435号線で美東町のほうへ向かいますと、峠のトンネルを抜けて2kmぐらいのところに『薬王寺の滝』の案内板がありますので、ここを右折。

500mぐらい進むと、また案内板がありますから、ここを左折して、林道滝の奥線へ。
以前来たときは、ここのところに案内板がなかったので、迷った記憶があるなぁ・・・。

細い道を200mほど行ったところで、イノシシ除けのゲートがあります。
ゲートを開けて中へ入りますが、車を中へ入れたら、必ず閉めましょう。
もっとも、ゲートから先は、細い道に落ち葉や枯れ枝が散乱していて、車で走りにくいのです。
ここから滝までの距離も300m程度ですし、手前の広いところに車を停めて、歩いたほうがいいかも?

滝の前には、車3台ぶんの駐車場。

『薬王寺の滝』は、男滝と女滝があるのですが、駐車場の目の前にあるのが女滝。
水量は少ないけど、落差は15mぐらいあるんじゃないかな?

駐車場の脇から下に降りる階段がついてて、男滝の前に出ることができます。

岩肌が黒いので、落ちる水の白さが際立ちますね。
下から見上げると、落差8m、幅5mぐらいかなぁ・・・と思うのですが

階段を登って、対岸の道から見ると、結構な高さがあるように見える。
上半分は傾斜がゆるいので、下からは見えないんですね。
落差は15mぐらいになるのかな?

滝の周辺は、公園として結構手を入れてあるんですが、なにせ、ここに来るまでの道が荒れすぎ。
いい滝だし、せっかく整備したんだから、もうちょっと道のほうをなんとかしてほしいなぁ。