オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

龍頭峡の滝

2013-11-15 23:26:22 | 広島県の滝

『筒賀の大銀杏』の近くに『龍頭峡』という渓谷があり、滝もいくつかあるということなので、ついでに寄ってみました。

『大銀杏』から戸河内インターの方向へ800m行くと、「龍頭峡入口」という交差点があります。

指示板に従って曲がり、道なりに約2km進むと、川むこうに「森林館」という施設。
林業についての資料展示や、宿泊施設、温泉、レストランなんかがあるみたいだな。

入口には、「ラドゴン」なる龍の置物が・・・(ーー;)

側にあった案内板を見ると、渓谷全体が公園化されているようですが、滝の他には興味ないし、さっさと先に進むぞ。

ここから先、道はぐっと狭くなりますが、行く先に広がる巨大な岩壁に目を奪われます。

『追森の滝 高さ126m』と書いてあるが・・・

水が流れている形跡はなし。
もしかしたら、雨が降ったあとに滝の姿になるのかもしれませんが、単に岩壁のことを「滝」と称する風習もありますし、そういうことではないかな?

「森林館」のところから約1kmに小さな橋があり、その先が車道の終点。
車を置いて、橋の手前から右手に伸びる遊歩道を進みます。
『二段の滝』まで300m、『奥の滝』まで400mとの表示がありました。

遊歩道入口から100mちょっとで『ナメラ滝』。
これは、落差が2mぐらいのショボい滝でした。

さらに50mぐらい進むと、早くも木々の上に滝の姿が見えてきます。
「えっ? あれって凄い高さなんじゃないか?」
期待感で、ついつい早足になってしまいますね。

川を挟んで反対側に、二段になって落ちる、もの凄い高度感のある滝がありました。
これが、龍頭峡のメインの滝である『二段の滝』。
後で調べたら、落差は40mとのことですが・・・・・どう見ても50m以上あるように感じられるぞ。

滝壺のすぐ前まで出て、見上げてみると、首が痛くなります。

遊歩道の背後の丘には滝見台が作ってあって、そこに上って見ると

こんな感じ。
水流がやや細いのと、周囲の地形の関係で、より高く見えてしまうのかなぁ?

『筒賀の大銀杏』の高さが48mと書いてあったけど、あれをここに持ってきて立てると、先端が8mもオーバーしてしまうのか?
絶対、それはありえないと思うがなぁ・・・・。
なんにしろ、滝好きなら一見の価値があるモノであると思います。

『二段の滝』から遊歩道をさらに100m歩くと

『奥の滝』が見えてきます。
落差は20mなんだそうな。
こちらが本流になるので、『二段の滝』よりは、やや水量が多い。

別名『犬戻の滝』と紹介しているサイトが多かったけど・・・

この案内板を見ると、『犬戻の滝』はこの奥に別の滝として存在しているように書かれている。
どっちが本当なのかな?

この先遊歩道はないし、こんな崖を登る勇気も体力もないので、ここで引き返しました。

遊歩道はよく整備されているし、アップダウンも少なくて歩きやすかったです。

それにしても、あまり知られていない渓谷で、『二段の滝』ほどの高さの滝があるのに驚いたな。
山口県で、同規模のモノを探してみても、木谷峡の『鹿落の滝』ぐらいしか思い浮かびません。

広島県・・・おそるべし・・・。


湯舟の滝

2010-07-24 22:58:51 | 広島県の滝
「おおの自然観察の森」へ行く途中のお話。

山陽自動車道の大野ICを下りたすぐの所にある、「妹背の滝」に寄ろうとしたのですが、駐車場はもとより、路上に駐車した車がズラリと並んでいる状態。
あきらめて、目的地に向かっていましたら、途中の道端に『←湯舟の滝』という小さな看板を見つけました。
車から降りて、100mほど遊歩道を下っていきましたら・・・



落差が20mほどの、立派な滝がありました。



滝の前にはベンチなどが置かれ、あじさいも植えて、公園風に整備してありましたよ。



滝の名前を記した石碑もありましたが・・・・
何か違和感があるなぁと思ったら、石碑を隠すように、前面に石板を立ててあるぞ。



隙間をのぞいてみましたら、『井舟の滝』と書いてある!?
どうも、石碑に彫るべき名前を間違えちゃったから、隠したっぽいような・・・(~o~)