オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

長九郎の滝と千年杉

2013-09-22 23:09:47 | お出かけ・島根県

島根県吉賀町(旧柿木村)椛谷に流れる、福川川の支流、白井谷川には『長九郎の滝』という滝があります。

『道の駅かきのきむら』にある町内(村内)案内図に名前が載っていて、ずーっと前に探しに行ったことがあるのですが、そのときに見つけた滝が、後になって勘違いだったことが判明。
長い間気になっていたので、今回、近くまで行ったついでに探索し直してきました。

柿木村中心部から山口県鹿野へと向かう、県道3号線をたどっていき、「白井⇒」と看板があるところで枝道に曲がります。
曲がったところから500mも行かないうちに、道端の雑木越しに滝を見つけました。

全体像がよく見えませんが、かなり立派な滝。
案内板も何もないけど、これが『長九郎の滝』でしょう。

滝の前に出る道を探してみましたが、なかったので、30mぐらい下流側に下って、道の防護壁沿いに谷に降ります。
3mぐらい下からは、平坦な地形が滝の前まで続いていて、さほど苦労もなく到達できました。

これが、正面から見た『長九郎の滝』。
落差は10m弱。8~9mぐらいかなぁ。
水量も多く、立派な滝壷を持った、なかなか姿形がいい滝です。

なんで、前回来たときに、これに気がつかなかったかなぁ・・・・。


ちなみに、以前見つけて勘違いしたのは

この滝。
『長九郎の滝』の上流200mぐらいのところ、道路脇にあります。
これでも、落差は5mぐらいあるのです。
ただ、コンクリートの壁が景観を台無しにしてますな。

さらに上流、小さいですけど、形がいいこんな滝も。
ここ、なかなか、いい感じの渓流なんだけどなー。

さて、道の終点には、『愛宕神社』という小さな神社があって、境内への石段脇に、巨大な杉の木があります。

樹齢は千年といわれていて、通称『千年杉』。
大きさの比較のために、根元にワタシが使っているカメラバッグを置いてみました。

通常、樹齢が千年クラスの杉は、根元がゴツゴツしていたり、洞ができていたり、ぐねぐね曲がっていたりするもんですが

この木は、根元まで綺麗な円柱形で、上にも真っ直ぐ伸びています。
普通に見る杉の木を、そのままの形で10倍ぐらいに拡大したような感じ。
昔の巨大木造建築物には、現代ではとても手に入らない、巨大な丸太が使われていたりするそうですが、こういう木でないと、そんな建材にはならないんだろうな。

説明用の標柱は倒れておりました。
幹回りが6.3mだそうです。


で、こっちにあるのは

○ンポ梨。  

・・・・・・・・・・・・Σ( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!

あ・・・ケンポ梨だったのね。


彼岸花2013・その2

2013-09-17 21:27:31 | お出かけ・島根県

彼岸花といえば、やはり押さえておきたいのが、島根県吉賀町の『彼岸花まつり』。
今日は、そっちの咲き具合もチェックしに行ってきましたよ。

今年の『彼岸花まつり』は、今週末の21日(土)22日(日)だそうです。

県道から中のほうに入ったところにも、駐車場が出来ていました。
料金は100円です。

・・・・って、一台も停まってないんだが?

駐車場入り口の橋のところに箱があって、この中に料金を入れる仕組み。

あれ? 橋の中に・・・・

「ど根性」彼岸花が伸びてるー。
踏みつけられないと、いいけどなぁ。


さて、肝心の花の咲き具合ですが

日陰になってる部分は、けっこう咲いてきてるのに対し、

日なたは、まだ全然・・・・って感じかな。

これなんて、完全に木の陰に沿って、茎が伸びてるよ。

ま、それでも、部分的に切り取れば

それなりに、写真は撮れる状態でした。

『彼岸花まつり』の頃には、ちょうどいい状態になっていると思われます。

黒アゲハかな?
黒い羽に陽の光が当たると、青緑色に光って綺麗だったのだけど・・・・

写真ではまったく表現できませんでした。(>.<)


津和野SL夏まつり・・・夜の部

2013-08-21 21:39:37 | お出かけ・島根県

『SL夏まつり』、夜の部です。

展示されているD51は、煙突からスモークを出しつつ、ライトアップ。
撮り鉄さん達が、大勢取り囲んでいらっしゃいました。

会場の入りも、昼の部に比べると、かなり増えたみたいですね。

夜の部のステージでは、神楽の公演があります。
ワタシも、出店で生ビールと焼きとりを買ってきて、ビアガーデン気分で見物しました。

この日の演目は、「吉川元春」と「天岩戸」と「大蛇」。

恥ずかしながら、ワタクシ、この歳になるまで、神楽というものをちゃんと見たことがありませんでした。
なので、「神楽」=「神様に奉納する古典的な舞い」ぐらいに思っていたのですが、これが結構面白かった。

杖にすがりつつ、ヨボヨボ歩き・・・の演技で出てくる、爺さん婆さんなのですが、動きがとっても激しくキレがある。

酒を造る場面では、婆さん、仁王立ちで棒を振り回してるし~。(笑)

伝統を守りつつ、笑いをとるようなアレンジも、少しずつ加えていっているんでしょうか?

五匹の大蛇が舞う場面では

ステージ前でふざけている子供たちめがけて、一匹の大蛇がステージから飛び降りて、襲いかかります。
後ろで、太鼓のおじさんが笑ってるし、これは、その場のアドリブかな?

この日、神楽を披露したのは、広島県北広島町の「上石神楽団」の皆さんでした。
終了予定時刻を大幅に超える熱演でしたが、全く飽きることなく、最後まで見ちゃったな。


少ない人手と予算で、なんとか開催にこぎつけた感じのお祭りでしたが、地元の方々の「災害に負けないぞっ」という強い意思を感じることができました。
山口線や「SLやまぐち号」の再開は、いまだ見通しがたっておりませんが、津和野の中心部はもう、観光地としての普段の顔を取り戻しています。
機会がございましたら、ぜひ、みなさん、遊びに行ってくださいね。


津和野SL夏まつり・・・昼の部

2013-08-20 20:06:03 | お出かけ・島根県

先の土曜日、島根県津和野町で『SL夏まつり』というのがあったので、行ってきました。

山口線全線開通90周年を記念して企画されたイベントですが、ご存じのとおり、先月28日の豪雨災害で、JR山口線はレールが寸断され、SLやまぐち号の運行も中止したまま。
観光客も激減し、津和野町じたいが被災したこともあり、開催も危ぶまれましたが、「こんなときだからこそ」と、実施に踏み切ったのだそうです。

会場は、JR津和野駅の横の、町営駐車場。
行ってみると

あれぇ?
なんか人が少ない・・・。

津和野のゆるキャラ、『つわみん』も、どこに愛想をふりまいていいか、困ってるぞ。

イベントの告知が、うまくいってなかったのかなぁ?
報道関係の方は、たくさんいたけどね。

ま・・・しかし、この炎天下ですから、日なたに長時間いる気にならないですよね。
ステージでは、「よさこい」踊っていたけど、見物客もまばら・・・。

踊りを披露されている方々・・・本当にご苦労さまでした。

今回のまつりでは、「会場に常設展示されているSL『D51』の汽笛を修復し、希望者は運転台から鳴らすことができる」というのがウリの一つでした。
ここだけは、(少しだけ)行列ができていましたぞ。

修復といっても、SLのこぶの部分の横にとりつけた汽笛に、圧搾空気を送り込んで鳴らす仕組みみたい。
蹴っ飛ばすぐらいの衝撃で外れてしまうので、普段はとりはずして、別に保管するそうです。
でも、音は本格的なものでしたよ。

本当は、やまぐち号と汽笛の共演をする予定だったらしいのですが、残念なことでした。

 

さて、暑すぎるから、ワタシも早々に撤収して、夜の部に備えることにします。


木部谷温泉の間欠泉

2013-05-15 23:42:57 | お出かけ・島根県

津和野方面ドライブ。
最後は、吉賀町の『木部谷温泉』にある間欠泉です。

ちょっと写真の数が多いので、これだけ別記事にしました。

木部谷温泉唯一の入浴施設、『松の湯』さん。
立ち寄り湯だけでなく、宿泊もお食事も、評判がいいんですよ。

その脇にある細道を、50mほど入っていくと

赤土に覆われた、怪しげな池が・・・。

ここが、木部谷温泉の泉源でして、間欠泉が見れる場所。
温泉成分に含まれる炭酸ガスの圧力で噴き出す、とっても珍しいタイプです。
日本では、ここと、山形県と奈良県に一つずつ、計3ヶ所だけしかないんだそうな。

25分の間隔を空けて、約5分間噴き出します。
運よく、到着と同時に、噴出が始まりました。

お湯というより、泡あわのサイダーが噴き出す感じ。
ここからは連続写真でどうぞ^^

最大、2mぐらいの高さになります。
高温の蒸気によって噴き出すタイプと比べると、迫力は劣りますが、噴き出る炭酸温泉の形が、とっても面白い。
わざわざ見に行くだけの価値はありますよ。


津和野のあたりをうろうろ

2013-05-14 23:41:17 | お出かけ・島根県

日曜日は、ぶらっと、津和野のほうへ行ってきました。

さすがに有名な観光地。
コンビニも、景観を損ねないように、観光地仕様です。

で、

観光地仕様の道を歩き・・・

観光地仕様の列車を見物し、

観光地仕様の鯉と戯れ、

観光地仕様の・・・・しつこいっ!

一通り街中を観光客気分で歩いて、次に向かいます。

実は、一番の目的は、青野山駅周辺、麓耕地区の「つつじ」だったのです。
・・・が、時期が遅すぎて、花は完全に終わっちゃってました。(写真すら撮ってないよ)

しょうがないので、お隣の吉賀町にある、「大井谷の棚田」へ。

うーむ・・・時間帯が悪くて、展望台からでは、逆光のため風景もいまいち・・・(-"-;A

石組もなんかも複雑で面白いのだけど、これを維持するのは大変なんだろうなぁ。
ここは『日本の棚田百選』に選ばれているのですが、選ばれてしまったがゆえに、簡単に耕作放棄もできないでしょう。
農家の方は、かえって大変になったのでは?
見物の来るわれわれのような者が、金銭的にでも、何か援助できるような仕組みがあればいいのにな。

田植えをしているおじさん。がんばって!!


島根県吉賀町・「彼岸花まつり」

2011-09-24 23:32:26 | お出かけ・島根県

島根県吉賀町の「彼岸花まつり」に行ってきました。

とは言え、「まつり」をやっていると知ったのは、現地についてから。
気分的には、人ごみを避けたかったのだけど・・・・・。

県道からの入口のところにある、巨大彼岸花(の模型)。
すぐ脇の空き地が駐車場として割り当てられているのですが、今年は、メイン会場の横にも駐車場ができていました。
そちらの方に停めたほうが歩かずに済んだな・・・・。

日当たりがいい場所では、もう花が終わりかけていましたが、まだまだ蕾の状態のも多かったです。
花の密集度も、去年と比べるといまいち・・・。
もう数日後に、いちばんの見頃になるのかもしれませんね。

それでも、これだけ見事な群生を見られる場所は、そうはないはずです。

ただ、人が多いと、マナーが守れない人の存在も目につくわけですよ。
花茎をボキボキ折りながら花の中に入っていく人や、落ちている栗を拾いあつめる人など・・・・。
ここは個人が所有する栗園を、ご好意で公開している場所。
栗を拾って帰るとか、あからさまに「栗ドロボウ」なんだけど、おばちゃん、わかってる?

なんか気が乗らないまま、適当に写真を撮って退散しちゃいました。

なお、「彼岸花まつり」は、明日25日までやっているそうです。


耕三寺

2011-02-07 21:08:15 | お出かけ・島根県

どうにも仕事が忙しくて、ブログのほうがいっこうに進まず、申し訳ないです。
前回の続きで、『しまなみ海道』に行ったときに寄った、生口島の『耕三寺』をご紹介・・・。

『耕三寺』とは、大正~昭和初期にかけて、大阪で事業家として成功した「耕三寺耕三」という方が、母の死後、その菩提を弔うために建てたお寺。
仏門に入って僧籍をとり、残りの余生30余年をかけて造営したもので、広大な境内には、日本各地の有名な歴史的建造物を模した建物が、所狭しと並んでいます。
うち、15の建物は、国登録有形文化財に指定されています。
ちなみに、お寺のメインテーマは、「親に感謝しろっ!」ということだそうな。

そびえたつ五重の塔は、室生寺の塔を模したもの。

日光東照宮の陽明門を模した、孝養門。
母が生きているうちに、日光に連れていけなかったことを悔いて造ったのだとか。

平等院鳳凰堂を模した、本堂。
その他にも、法隆寺夢殿やら、四天王寺金堂やら、石山寺多宝塔やら、新薬師寺本堂やら・・・フェイク建築物が、次から次に出てまいります。
されがまた、極彩色に塗られているものだから、目はチカチカ、頭はぐらぐら。
よくもまぁ、沢山建てたものだ。
それにしても、母親の供養のためにこれだけのことをするとは、お金持ちの親孝行はスケールが違うなぁ。

こちらは、晩年のお母上が住んでおられたという、贅をつくした邸宅。
境内の中にあり、当時の富豪の生活の様子を垣間見ることができます。

建物だけでなく、地獄や極楽を表現した大規模な人工洞窟があったり、収集美術品を展示していたり・・・とにかく巨大な仏教テーマパークとなっているんです。
実際、お寺そのものが博物館として登録してあるのだとか。
入場料は(1200円)少し高めですが、駆け足でざっと見てまわるだけで2時間以上かかりました。
結構、お得感があったな。

さて、お寺の後方にある丘の上には、全面を白い大理石で覆った、異様な空間が・・・。

広島県出身の彫刻家、杭谷一東氏が設計・製作したもので、使われている大理石は、すべてイタリアで採掘し輸送してきたものだとか。
いやはや・・・どれだけお金かかってるんだ?

敷地内のカフェやトイレまで、大理石。
トイレの「男性用」「女性用」を示すレリーフが、いまいち解り難いぞ。

間違えて入ったらどうするっ。


吉賀町の「彼岸花祭り」

2010-09-29 23:33:08 | お出かけ・島根県
日曜日、島根県吉賀町の「彼岸花祭り」に行ってきました。



高速道の両側に広がる、3ヘクタールの栗園いっぱいに、彼岸花が咲いていました。
赤い絨毯を敷いたように、密集して咲いているところもあり、その中に立つ栗の木がまた、いいアクセントになっているのです。





まだ蕾の状態のものもありましたが、この日あたりが一番の見頃だったかも?
何万本あるのかわからないけど、とにかく見事な彼岸花の群生を見ることができました。
意外と人の数も少なく、落ち着いて鑑賞&撮影もできましたよ。

お祭りのほうは、



栗畑の中に敷いた畳と、ブルーシートの屋根で出来たステージ。



道路にゴザを敷いて、長テーブルを置いた観客席・・・・と、手作り感がいっぱい。
なんでも、栗園の持ち主の方のご好意で、祭りのために土地を開放していただいているのだとか。
使用できる狭いスペースを有効に使うために、知恵をしぼったんでしょうね。

祭りを企画し、運営している若い方々が、いちばん楽しそうでした。
個人的には、こういう雰囲気、大好きです。



来年もまた、行ってみたいな。

六日市「みろく公園」の枝垂れ桜

2010-04-10 23:47:06 | お出かけ・島根県
足の古傷が再発して、今週は出歩けそうにないので・・・先週のネタ。

『カタクリの里』からの帰りに、六日市の町の中心部を見下ろす位置にある「みろく公園」に、大きな枝垂れ桜があると知って、見にいきました。



樹齢300年以上。町指定の天然記念物です。
古い木だけに、大きな枝が何本か枯れてしまっているけど、やはり風格があるなぁ。



凄い数のメジロが飛び回っていまして、望遠で狙ってみたのですが・・・・。
下からだと、逆光になってしまって・・・・(;´д`)トホホ