オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

五塔の滝

2013-06-30 21:33:11 | お出かけ・九州

篠栗の霊場巡りといえば、総本山の一番札所、『南蔵院』は外せないのですが・・・。

なんか、観光バスから降りてきた人たちが、ぞろぞろと入っていくのを見て、気がのらずにパス。
実はここも、面白いものが沢山あるそうなんですが、境内も広くて、見て回るのに時間がかかりそう。
今回は、アキレス腱が少し痛くて、長距離歩きまわるのも辛かったのです。

まぁ、篠栗は面白い場所ですし、また時間をとって訪れることにしましょ。

てなわけで、当初の目的地に急いだのですが、曲がり道を見逃して、通り過ぎちゃいました。
なので、先に、「鳴渕ダム」の上流にある、『五塔の滝』へ行きます。

篠栗にある滝には、もれなく霊場がついてきますが、ここは70番札所『五塔の滝』となっていて、滝そのものが霊場の名前みたい。
看板は「馬頭観音」さまがメインのように書かれていますが、メインの滝に隣接して祀られています、というのが本当らしい。

なんか同じような祠が並んでいるし、中には何体も「馬頭観音」さまが鎮座しているし、どれがご本尊か、わかりゃしねぇな・・・。

祠が並んでいるところから、谷底へ降りて、滝の前へ立つ。
やはり、雨上がりで水量が多く、もの凄い迫力です。
見えている落差で、30m近くあるかもしれない。

滝の上部のほうに歩いていけそうなので、

眼下に滝を見ながら、登ってみますと

てっぺんで直角に曲がって、さらに上に滝がありました。
ってことは、総落差は40mぐらい?

いやいや、霊場にある滝だってことで、ナメてたな。
これは、福岡県の中でも有数の滝だと思いますぞ。


紅葉ヶ滝薬師堂と大仏さま

2013-06-29 19:35:21 | お出かけ・九州

さて、今回訪れた篠栗町は、四国八十八ヶ所の写し霊場である『篠栗八十八ヶ所霊場』があるところ。
別に霊場巡りが趣味なわけではなく、今回は霊場にあるいくつかの滝と、ここ一年気になってしょうがなかった、ある「モノ」をチェックしてくるのが目的なのです。
「モノ」については、後で説明しますね。

八木山から篠栗盆地に下りてくる急坂の途中、国道のすぐ側に

こんな大仏さまを発見。

「あっ、これ、『珍寺大道場』さんで見たぞっ」と、あわてて駐車場に入りました。

車から降りると、まずは二つの門が目につきます。
整然とした形のレンガ造りの門と、そのへんの岩を適当にコンクリで固めたような珍妙な門との対比が面白い。
レンガの門の中には、「マリア様」と思える白塗りの像もありました。
「仏教」と「キリスト教」の融合?

門をくぐって、大仏さまとご対面。

この大仏さま、先ほどの門と同じく、石をコンクリで固める工法でできた胴体の上に、頭がのっているという、珍しい構造。
手前には、そのミニチュア版もあります。

そもそも、石を積み上げて胴体を成形するより、最初からコンクリで作るほうが簡単だと思うんだけど・・・。

ここから先は、ワタシの勝手な想像なんですが、この石そのものを使うことに意味があったんではないかな?
実は、このすぐ裏手の高台に『宝山寺』というお寺があって、そこは「水子供養」のお寺でもあります。
「水子」の供養として、賽ノ河原に石を積み上げるという手法がとられますが、この大仏の胴体は、その積み上げられた石を集めて造られたのではないでしょうかね。
土台のほうの大きな石が、大仏さまに。
で、上のほうに乗ってた小さい石で、手前のミニチュア版を作ったのかも。

そう考えると、「マリア像」についても、なんとなく納得がいくわけです。

大仏さまの右手前方には、大きさもコンセプトもまちまちな仏像が、一ケ所に固められていました。
『珍寺大道場』さんで絶賛されていた。ちょんまげ町人姿の像もありますね。

後ろに見えるのは、国道201号線。
ひょっしたら、国道の拡張工事かなんかで、元々あった場所から移転を余儀なくされて、この不思議な霊場が形づくられたのかもしれません。

さて、駐車場から奥のほうに歩いていきますと、篠栗霊場の75番札所『紅葉ヶ滝薬師堂』があります。

パステルグリーンに塗られた不動明王さまが、いい味出してます。
後ろに見えているのが、

お堂の名前にもついている「紅葉ヶ滝」。
見えている部分の上にも段があって、落差は7~8mぐらいかな?
雨上がりでしたから、水量もありましたぞ。

お堂の前にも、やたら仏像が並んでいるわけですが、その間にあった

口から水を吐き出している、この竜の顔が、なんとなく愛嬌があって魅かれました。

・・・・・・まな板の上の鯉?


風の館ギャラリーよしき

2013-06-28 21:36:20 | お出かけ・九州

昔、暮らしていた、佐賀のほうへ遊びに行ってきました。
しばらくは、その行き帰りなどで見に行ったネタに、お付き合いくださいませ。

まずは、福岡県の篠栗町を目指したのですが、飯塚方面から八木山峠を越えたあたり

国道沿いに、200mおきぐらいにあった、この手の看板。
さすがに、通行量の多い国道に停めて写真を撮ることはできず、これは国道をはずれた最後のあたりの看板です。
ポエムのような内容のものもあれば、謎かけのようなものもあり、とっても気になるので、寄ってみることに・・・。

ここが、看板の主、『風の館 ギャラリーよしき』さんです。

どう見ても、普通の民家。
おずおずと、家の前まで行ってみると、人のよさそうなおじさんが、「どうぞどうぞ、上がってください」と招き入れてくれました。

玄関の上にあるのは、正月飾りだよなぁ。
もう6月なんだが・・・。

脇にあった壺には、『ツチノコ』が入っているらしい。
「命の保障します。勇気をもって」と書いてあるけど、そういや、『ツチノコ』って、毒があったんだっけ?

「顔を近づけないで」と書いてあるから、手だけ伸ばして開けようとしたら、蓋ががっちりはまって、開きやしねぇ。
もうね、両手使って、強引に蓋を引きはがしてやりましたよ。

・・・・・・・・(-_-メ)


ギャラリーには、普通の家にあがるように、玄関から靴を脱いで入ります。

中はこんな感じ。
ここのご主人の『よしき』さんの詩集や、個人作家さんの作品などが展示されていて、買うこともできます。
基本的には、「勝手にくつろいでいってください」ってスタイルで、お客さん扱いでもなく、自然な感じで接してくださいました。

鴨居にぶら下がっている紙に書かれているのは、ここを訪れた珍しい名前の方だとか。

珍しい名前じゃなくて、ごめんなさい・・・。

某ローカル番組の、地方タレントの名前なんかも並んでいたけど、結構テレビ取材なんかも多いのかな?

マンガや将棋盤やゲームが置かれた部屋もありますよ。
実は、この日も先客がいて、庭の前のソファーでくつろいでいらっしゃったんですが、最初、あまりのくつろぎぶりに、この方がご主人なんかと思っていました。
こんな感じで、ただ遊びに来る常連さんもいるんでしょうね。

作品に並んで、『潜在意識ゲーム』なんてものも。
中の文章はそれぞれ違いますが、全部『大吉』でした。(~o~)

コーヒーは、一杯10円です。(安っ!)
なんとなく、ほんわかしたところで、世間とは違う時間が流れているような雰囲気でした。

急がない旅だったら、ちょっと寄って行ってみてはいかが?


大津島の『回天発射基地』・・・その②

2013-06-14 23:27:05 | 近代遺産

大津島の続きです。

「発射場」を見た後は、港のほうに少し戻り、大津島小・中学校の裏手を通って、『回天記念館』に向かいます。

このように、コンクリートの壁が道の横に続いていますが、これは戦時中に作られたものが、そのまま残っているのだそうな。

実は、今、学校が建っている敷地に、回天の組み立てや整備を行う工場がありました。
コンクリートの壁は、外から覗かれない為の目隠しで作られたものかな?
後で調べたところ、敷地内には、当時の変電所の建物や弾薬庫が残っているらしい。
知らなかったために、見逃しちゃったな・・・。

『回天記念館』は、このような坂を登った先の高台にありました。
ここは当時、兵舎があった場所だったそうです。

門から記念館までの両側には、戦没者の名前が書かれたプレートが並んでいます。

先に書いたように、この日は『記念館』はお休みなので、建物の中には入れません。
なので、敷地内をぐるっと回ってみる。

玄関の右脇に置いてあったのは、回天の機関の一部。(実物)
野島の沖に沈んでいたものを引き上げたらしい。

こちらは、「回天一型」の実物大模型。

鎮魂の鐘などもあるのですが、その横に

ジャイアンツの名誉監督、長嶋茂雄氏の名前が彫られた石碑を発見。
長嶋さんが寄贈されたものなのかな?

こちらは、森重久弥さんの詩が彫られていました。

それにしても、ここまで来たからには、記念館の中にも入りたかった。
近いうちにまた、改めて訪問しましょう。

『記念館』へ上る坂の途中に看板があって、ここを曲がって山道を登ると、当時の見張り所なんかも残っているらしい。
400mぐらいだったら登ってみようか、とは思ったものの、暑さでもうバテバテ。
これから港に向かうと、帰りの船の時間にちょうどいいので、やめておきました。
これも、改めて訪問した時・・・だな。

港に戻ってくると、ちょうど、帰りの高速船が港に入ってきたところでした。

今回は『回天基地』周辺だけ廻りましたが、大津島には他にも、いろいろ見どころがあるみたい。
港の近くの「大津島ふれあいセンター」では、貸し自転車もやっていますから、自転車を借りて島内を散策するのもいいでしょうね。
今度は、もうちょっと下調べしてから動こう・・・。

 

帰りは、高速船で、徳山港まで15分ちょっとでした。
汗だくの体に、潮風がとても気持ちよかったです。

 


大津島の『回天発射基地』・・・その①

2013-06-14 01:17:37 | 近代遺産

これは水曜日のお話。

昼からポッカリ時間が空いたので、周南市の『大津島』に、船で渡ってみました。

徳山港を13時15分発のフェリーで出航。
いつも思うんだけど、船に乗って出かけると、とんでもなく遠い世界に旅立つような気持ちになるな。

30分程度で、大津島の馬島港に到着。

大津島といえば『回天発射基地』と『回天記念館』ですが、記念館のほうは水曜日が定休日でした。

思いつきで出かけたもので、下調べをしてなかったのですが、徳山港で定休日を知ってガッカリ。
まぁ、近いですから、また来るとして、今回は軽くお散歩のつもりで回ってみましょうかね。

馬島港から、歩いて2~3分で、「回天発射場」につながるトンネルに到着。
山をくり抜いて・・・というより、海沿いの崖に沿うようにして掘られたトンネルだったんだな・・・。

なので、途中に明かりとりのような、海岸に抜ける脇トンネルもありました。

出てみると、「発射場」の全景が見えます。
海に突き出ているので魚が釣りやすいのか、釣り人がたくさんいるなぁ・・・。

トンネルの途中には、少し幅が広くなった場所があります。
元々レールが敷いてあり、トロッコに載せて「回天」を運んだのだそうなのですが、足元にはそのレール跡を埋めた痕跡が残っていました。
そのレール跡を見ると、広くなった場所はレールが2列に分かれていたようで、ここでトロッコの入れ替えなどをやってたんでしょうなぁ。

ここには当時の写真をパネルにして展示してあり、また、人が通るのに反応して、自動でスピーカーから音声による説明が流れるようになっています。
発射場に魚釣りに来るおっちゃん達は、「もう、ええっ!!」ちゅうほど聞かされてきたんだろうな。(^^;)

トンネル出口は、こんな感じ。

そして、出口から見た「発射場」。

建物の中ほどにはフェンスが張ってあり、そこから先には入れないようにしてあります。

これはフェンスの先にある、魚雷を海面に下ろした穴。
こういう所に落ちたりする事故を防ぐために、立ち入り禁止にしてあるんでしょうか。

ちなみに、「回天」はこの穴の幅より大きいので、ここから発射はしていません。
元々は93式魚雷の発射試験場として作られているので、93式魚雷をこの穴に下ろしたのでしょうね。
「回天」は、クレーンを使って、建物脇の海面に下ろされたそうです。

たぶんこれが、クレーンの支柱跡じゃないかな?

フェンスにあった説明文です。

補足をしますと、「発射場」といっても、ここから「回天」に乗って戦場に出撃したわけではなく、ここで訓練を行っていました。
「回天」というのは、魚雷に人間が乗りこんで操縦し、敵にぶつかっていくわけです。
ただ操縦といっても、小さな潜望鏡だけを頼りに目標に向かって魚雷を走らせるのは、大変困難なものでした。
そのために、隊員にはまずここで操縦訓練を行い、合格した者から、特攻に向かわせたようです。
訓練中に命を落とした方も、15名おられるのだとか。訓練すら、命がけだったわけです。

建物そのものが、何かのモニュメントのようにも見えます。
バックが青空だと、余計に、この場所が持つ悲しい歴史が強調される気がするな・・・。

 

やたら長くなってしまったので、後半はまた明日・・・。


長野山のササユリ・2013

2013-06-12 00:27:33 | お出かけ・山口東部

そろそろ、ササユリが咲く季節・・・と思い立ち、長野山まで行ってきました。(もちろん車で・・・(^^;))

山頂近くにある、長野山ロッジとキャンプ場の周辺に、ロープで囲ったササユリの自生地が点在しています。

こんな感じ。
ただ、この場所はまだ、つぼみもついてなかったな。

その他の場所も、つぼみはまだ青く固い感じ。
それにしても、この葉っぱ、本当に笹によく似ているなぁ。

唯一、ロッジ前の日当たりがいい場所にある自生地で、数本だけ色づいたつぼみがありました。

たった一つだけ咲いていた花。
大きな蜂に目をつけられて、追いかけ回されたために、落ち着いて写真が撮れず・・・(>_<)

なんかボロボロなんで、咲き終わりのものかと思ってましたら・・・・・
食堂のおばちゃんが「今日咲いたばかりなのよ。朝はつぼみだったから。今年最初に咲いた花ですよ」と、教えてくれました。
花びらがボロボロなのは、虫食いなのだそうです。

ロッジ前は、今週からボチボチ咲き始める感じですが、それ以外の場所は、まだまだこれから。
見頃は、来週末ぐらいになるんじゃないかなぁ・・・と思います。


さて、帰り道、長野山ロッジから500mぐらい下ったところの車道脇で

自生しているササユリ見つけちゃいました。

花が咲いてなければ気づかないでしょうが、これだけ大きな花ですと、すぐに目につきますね。
ロッジのところの花より、こっちのほうが数段きれいだったな。(^^)

すぐ近くで、もう一つ咲いていましたよ。


少し物足りなかったので、帰りに、鹿野の天神山公園へ。
こちらのササユリは、今がちょうど見頃でした。

つぼみも、まだまだ沢山ありましたから、ここは今週末までは楽しめるんじゃないでしょうか。


『錦川清流線』にのって、錦町へ・・・②

2013-06-08 23:20:43 | お出かけ・山口東部

錦町散歩の続きです。

『オオサンショウウオの館』からすぐのところ、錦川にかかるのが『末広橋』。

四方の親柱に、錦鯉のフィギィアがくっついていました。
材質は、漆喰のようなものの感じっぽい。
職人さんに頼んだ、特注品?

橋の上では、気だるそうなハトさん達。
近寄っても動こうとしません。
人を見て逃げるハトや、餌を求めて寄ってくるハトは、見たことあるけど、人を無視するハトは初めて見たぞ。

旧町役場の向かいにあるのは、『朝霞城址』。
上に登ると見晴らしがいいのかもしれませんな。
でも、階段がきつそうなのでパス。

メインストリートに戻ってきました。
この道は、江戸時代に使われていた『山代往還道』にあたります。
現在は蓋をして暗渠になっていますが、道の真ん中に水路があって、当時は街の上水道として使われていたのでしょう。

往還道は途中から山手のほうへ曲がり、山を越えて、出合、府谷の集落へと続きます。
趣きがある白壁のお家も、昔の商家でしょうか。

山に向かって登って行く坂道なので、こちらも当然パス。(←根性無し)

個人商店の写真を、お許しなしに載せるのは無理なんで、郵便局なら大丈夫かな?
昔懐かしい丸ポストが、現役で頑張ってましたよ。

さて、ぐるっと回って駅まで戻ってきたものの、岩国行きが出るまであと40分、時間があるぞ。
と、いうことで、右のほうにあるガードをくぐって、裏に出てみたました。

車両基地(?)のところに出てきちゃいました。
社員の方が、ホースで水をかけて車体を洗ってらっしゃいましたよ。

ちなみに、青いのが『せせらぎ号』。ピンクが『ひだまり号』です。
黄色の『きらめき号』は、車庫の奥に入っていました。

こちらは、雙津峡温泉へ向かう、『とことこトレイン』の乗り場と、先に続くトンネルです。

元々、『錦川清流線』は、旧国鉄の『岩日線』が、第3セクターとして再出発したもの。
『岩日線』は、岩国駅と、島根県の日原駅を結ぶ路線として計画され、錦町駅までは開通して、営業運転を行っていました。
錦町駅から先、島根県の六日市までの路線も、ほぼ完成していたのですが、国鉄再建法によって、工事は中止となります。
今も、その路盤は残っているのですが、そのうちの『錦町駅』と雙津峡温泉の区間に、電動の車を走らせているのが『とことこトレイン』というわけなんですね。

それにしても、錦町と六日市じゃ、かなりの高低差があると思うんだが、岩日線は、どういうルートをとる予定だったのか気になるなぁ。


駅のまわりをうろうろしている間に、発車時刻になりましたので、ホームへ。

帰りは『ひだまり号』でした。

清潔感のある、車内はこんな感じ。

再び、錦川の清流と山の風景を楽しみながら、帰路につきました。

 

ちなみに、滝のほうですが、帰りは写真を撮ることをあきらめて、姿を確認することに専念しました。
『清流の滝』は、車内アナウンスで、五段の滝と言っていましたが、たしかに上のほうに続いていて、かなりの落差がある模様。
『かじかの滝』は、一番下の段が5mぐらい。上のほうは、窓ガラスの反射で、よく確認できず・・・。
黒い布かなんか用意して、頭からかぶって窓ガラスに張りつけば、もうちょっとよく見えたのでしょうが。


・・・・それって、とんでもなく怪しい人物に見られないかな?


『錦川清流線』にのって、錦町へ・・・①

2013-06-08 00:11:24 | お出かけ・山口東部

これは火曜日のお話なんですが、『錦川清流線』に乗って、錦町・広瀬に行ってきました。

きっかけは、日曜日に『清流線』沿いに落ちる滝を見たから。
間近に滝を見ようと思ったら、乗ってみるしかないでしょっ・・・てな感じかな?

てなわけで、スタートは、国道2号線に近くて無料駐車場がある、『南河内駅』です。

11時31分発の『錦町駅』行きのを待っておりましたら、時刻になった頃に、いきなりスピーカーからアナウンスが・・・。
「錦川清流線は、倒木のため運転を見合わせております」

えぇ~~~!!!???

せっかくここまで来たのにぃ・・・走ってないんじゃ仕方ないのぅ・・・・
と、帰り支度をして車に乗り込もうとしてたら、再びスピーカーからアナウンス。

「錦川清流線は、倒木の除去のため、現在『守内かさ神駅』にて運転を見合わせております。再開は12時頃を予定しております」

それを早く言わんかいっ!!
最初のアナウンスじゃ、今日は運行休止だと思うじゃないかっ!!

結局、12分遅れで、到着しました。
今日の車両は、緑色の「こもれび号」だな。

『行波駅』を過ぎたあたりからは、汽車は錦川がつくった急峻な崖を縫うように走り、終点までずっと、このようなすばらしい景色を眺めながら乗ることになります。
週末にあれだけ雨がふったのに、水が本当に綺麗で、ちょっと感動もの。

え? 滝はどうなったって?

実は、写真撮ろうと思って構えてたんですが、川のほうが明るく、滝がある崖の側が暗いからか、窓ガラスの光の反射が強くて、AFが迷って焦点があわずに全く写真が撮れなかったんですよ。(;^_^A
近づくと車内アナウンスが流れ、徐行もしてくれるんですが・・・・。
こういう写真を撮るのも、経験が必要なんですなぁ。

予定より少し遅れて、12時すぎに『錦町駅』に到着。
そのまま帰るのも何なので、14時すぎの帰りの便まで、少し街を散策してみましょう。

ここは『まちぐるみ博物館』といって、個人商店がそれぞれ小さな展示コーナーなどを設けて、街をあるけば、いろんな珍しい物を見ることができるようになっています。
ま、この日は平日だったし、誰もいないので、店の中に入る勇気はなかったけどな・・・。

駅を出て西のほうへ少し歩いたところで、趣きがあるつり橋を発見。渡ってみます。

渡った先のほうは、大きな木が橋にかぶさっています。
と、いうことは、そうとう古くからある橋なんだろうなぁ。

橋のたもとにあった案内板の『オオサンショウウオ』というのが気になったので、そちらのほうへ。

5分ほど歩いた先にあった、これのことかな?

あづまやの中に、パネルなどを展示してありますが

肝心のオオサンショウウオ君は、お留守でした。(水すら張ってないし・・・・)

大きな栴檀の木が2本あって、花がちょうど満開でしたな。

あづまやの横に『水琴窟』がありました。
横の(ブリキの蓋がしてある)カメに入った水をひしゃくで汲んで、石鉢に流しこみ、竹筒の先に耳をあてると、不思議な音が聞こえてきます。

ここは木蔭で涼しいし、川へ降りる道なんかもあって、主役がいない割に、結構な時間楽しめたな。


長くなったので、一旦区切って、続きはまた明日・・・・。


『清流の滝』と『かじかの滝』

2013-06-03 00:01:47 | 山口県の滝

天気予報がはずれて、今日は一日雨でした。
こういう時は、普段水量が少ない滝をチェックしてみよう・・・と思い立ち、旧美川町の「錦川清流線」沿いに落ちる2つの滝を見てきました。

1つめは『清流の滝』。
岩国市街のほうからだと、国道2号線と187号線の分岐から、187号線を北に6~7kmぐらい。
生見川ダム方向への県道の分岐の少し手前に、道の左側に自動販売機コーナーがあるんですが、その対岸に見えます。

2010年12月に命名だそうな。(^^;)
次の滝もそうだと思うんですが、「錦川清流線」の運営会社が、無名の滝に名前をつけたんでしょうね。
滝の前を通過するときに、列車のスピードをゆるめてくれたりするのかな?

2段の滝で、落差は上下あわせて15mぐらい?
錦川の対岸から見ているので、距離がありすぎて、目測が難しいな・・・・。

2つめは、『かじかの滝』。
椋野駅の少し先、右カーブのところで、対岸に見えます。

少し先まで歩いて、角度を変えてみると上の段があり、こちらのほうが落差はありそう。

一番上のほうは隠れていますが、見える範囲で、上下あわせて25mぐらいあるんじゃなかろうか?


ま、雨が降っているからこその水量ですから、普段は対岸から見たぐらいじゃ、滝には見えないでしょう。
間近に見るためには、ボートを使って川を渡るしかないんだろうなぁ・・・。