オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

岩国方面の桜

2013-03-28 23:53:36 | お出かけ・山口東部

久しぶりに岩国方面へ出て、桜を求めて、彷徨ってきました。

まずは、錦帯橋。

お花見客は多かったのですが

天気予報では晴れ予報だったのに、完全に曇っていて、せっかくの桜が映えません・・・(ノд-。)

錦帯橋の橋脚で、ハトさんも、お花見かな?


次は、菜の花とのコラボで有名な『南河内駅』に行ってみたのですが、菜の花がいまいち・・・で、そのまま通過。
さらに北に向かって進む・・・・。

途中、『行波駅』の近くの小さな神社に、見事なしだれ桜が咲いてるのを見つけて、寄ってみました。

この頃になって、ようやく晴れ間が出てきました。

最後は、旧根笠小・中学校跡にある、山ノ内亀山公園。
桜の後ろ、山の斜面の紫色の花は、ミツバツツジです。
今年は桜の開花が早いので、桜のミツバツツジのコラボは見れないかと思いましたが、ミツバツツジも早く咲いてくれたみたい。

ただ、山の斜面が東向きなので、昼を過ぎると逆光になって、花の色がうまく出ない・・・・。

微妙な場所に、電柱と電線が入り込んで、写真も難しかったです・・・(>_<)


常栄寺の『千体地蔵菩薩』

2013-03-21 21:44:06 | 山口県の史跡関係

現在開催中の『山口お宝展』(4月7日まで)

今年の目玉は、『雪舟の庭』で有名な常栄寺で公開されている『千体地蔵菩薩』なんだそうです。

下堅小路の、常栄寺の飛び地にあった観音堂に安置されていたのが、2010年に発見されました。
観音堂は建て替えられる予定で、一時的に常栄寺で保管しているとのこと。
今後は公開する予定はないそうで・・・・。

「じゃあ、いつ見るの?」
「今でしょ~」   

てなわけで、行ってまいりました。

門をくぐって、以前の記憶に残っている風景と、全く違っていたのに、びっくり。
今の住職さんに代わってから、庭師さんを入れて、大幅に改修されたそうです。
本堂や庫裏の建物なども、ずいぶん手が入れられて、見栄えがよくなりました。

『千体地蔵菩薩』は、茶店の奥、少し高い位置にある「天皇の間」で公開されています。
明治天皇がお泊りになられたという「天皇の間」も、普段は入れない場所だそう。

縦横1mほどの木製の逗子の中に

高さ5cmぐらい。一体一体顔が違う、鋳物でできた菩薩像が998体、びっしりと並んでいます。
中央上にある、少し大きい3体を入れると、1001体になるそうな。
(保護のために、手前に金網が張ってあって、ライトの光を反射するので、少し見づらいな)

1体の重さが百数十グラムあるということ・・・・。
ってことは、X1000で、全部の重さは百数十キロ!!

茶店担当のお寺の方が、「とても重くて重くて」と、繰り返すはずだわ。
あと、お地蔵さまを一つ一つ取りだして、丁寧に汚れを落とす作業も大変だったらしい。
「今後はもう公開はしません」と、きっぱり言っておられましたが、「二度とやりたくない~~~」というのが本音かもしれませんな。

『雪舟の庭』のほうも、10年ぐらい前に来た時と違って、よく手入れされた、素晴らしいお庭になっていました。

あと、お寺の方がとても親切で愛想がよく、好感がもてました。


今度は、紅葉の時期に行ってみたいな。


立岩の滝

2013-03-18 23:25:42 | 山口県の滝

山口市・朝田、大歳地区の山中に、その昔『阿仙原』という小さな集落がありました。

昭和39年に廃村となったその集落の、元住民の方の話を紹介しているブログがありまして、その中に『立岩の滝』という記述が出てまいります。
何年か前に、その滝を探しに出かけたのですが、草が茂っていて谷底の様子がわからず、断念。
いまの時期なら見通しもよかろう・・・ということで、『桂ヶ谷貯水池』の後に寄ってみました。

『阿仙原』集落へ行くには・・・・
国道9号線を、小郡方面から山口市内方向に進むとすると、流通センター入口の少し先、「相撲茶屋大地」の看板のところで左折。
朝田川沿いの道を進んで、上を山口宇部道路がまたがる手前で、川が二又に分かれるので、右側の川に沿う道をセレクト。
しばらく走ると、民家のところで道は行き止まりですが・・・

すぐ手前に、左側の川を渡る橋がありますので、これを渡って、未舗装の「阿仙原林道」に入ります。

しばらく進んで、この看板が見えたら正解。
500mほど未舗装の道が続きますが、その後は舗装されていますのでご安心を。

林道の入り口から約1km

写真では少しわかりにくいですが、道路左側に、集落への門柱のように立っている岩があります。
ここが『立岩』と呼ばれる場所で、『立岩の滝』は、このすぐ下に落ちていました。
50mほど手前に道が広くなっている場所がありますから、車はそこに停めるといいでしょう。

大きくわけて3段の滝で

一番上の斜滝

二段目の滝

三段目は、手前の岩に隠れて見えず。
岩のところまで降りてみようとも思いましたが、なんか生々しい動物の骨が転がっていて・・・。
大きさ的には、鹿かなにかでしょうか?
気持ち悪かったので、降りませんでした。

上から見下ろして考察するに、総落差は15m~20mぐらいではないかと思いました。
滝を正面から見るには、谷底に下りるしかなさそうです。
車を停めたあたりからだと降りれそうではあったのですが、今現在の自分の足腰では少し恐いものがあって、やめておきました。
どなたか、チャレンジしてくださると嬉しいな。

こちらは、『立岩の滝』から少し下流にある滝。
雑木の葉が茂っていない、今の時期なら、林道から遠くに眺めることができます。
本流が落ちる、落差7~8mの立派な滝に見えますが、こっちは名前がついてないのかな?


検索してみたら、廃村めぐりをされている方が、阿仙原へ車で行く映像を、YouTubeに投稿されていました。
映像の最後に出てくる滝は、集落の上のほうにあるという『石鍋』だと思われます。


「旧桂ヶ谷貯水池」と「旧羽根越貯水池」

2013-03-18 00:22:40 | 近代遺産

「桂ヶ谷貯水池」は、旧小郡町が大正時代(大正12年竣工)に建設した、上水道の取水施設です。

近代文化遺産としても注目されており、検索すると何人かの方が写真を載せておられます。
どうしても現物を見たくなって、小郡まで行ってきました。

小郡から美東方面に、県道28号線を進み、上を「宇部山口道路」が通る、そのすぐ先。
左側の四十八瀬川を渡る橋があるので、左折して入っていく道が、林道市原線です。
100mほどで道はY字に分かれますが、左に入るとすぐに、これも旧水道施設の一つ、コンクリートでできた小さな小屋、旧板ヶ谷接合井建屋があります。(写真撮ってないです・・・すみません)
この建物の反対側に、山に入っていく小路があり、ここから歩くこと5分で旧貯水池の横側へ。

水が枯れた貯水池の向こうに、目指す堰堤が見えますね。
踏み跡をたどって池を回り込めば、到着です。

手前側が貯水池。中央に立っているのが取水塔でしょう。

こちらは堰堤の表側。
雑木や雑草が茂っていますが、足元の洪水吐などの構造物は、しっかり残っています。

堰堤の上の手すり部分と取水塔の上部は、赤レンガを組んで造られています。
これが、とてもいい雰囲気を出しているなぁ。

取水塔の内部は、鉄格子をして入れないようにしてありました。
まるで監獄のよう・・・。
天井部分がありませんが、これは崩壊してしまったのかな?

手すり部分も一部が欠けていますから、すがったりすると危険だと思いますよ。
立ち入り禁止の札も出ていますし、事故など起こすと関係者の方に迷惑がかかります。
なによりご自身の体が大切。
行かれる方は、くれぐれも注意してくださいね。


さて、先ほどのY字路に戻って、今度は右側の林道を1kmほど進みます。
左手に小さな橋がありますので、付近に車を置いて、歩いて橋を渡って、その先へ。
(800m地点にも小さな橋があって、人の踏み跡があるので注意。軽トラなら通れそうなぐらいの道幅があるほうが正解です。)

歩くこと200mほどで・・・・

突然、目の前にダムの堰堤が現れます。
こちらも、小郡町の旧上水道施設として造られた「旧羽根越貯水池」。
少し戻って右手に、堰堤の上へ至る道・・・というより踏み跡があります。

先ほどの「桂ヶ谷貯水池」よりも後、昭和3年に造られました。

取水塔や欄干のデザインはかなりシンプル。

塔の上にあるマークは、水道局のマークでしょうかね?

ネット上で見た写真では、貯水池に水が張ってありましたが、見に行ったときは完全に水が抜いてありました。
施設が老朽化していますし、もう水を溜めることもないのかもしれません・・・・。


石風呂の滝

2013-03-13 21:44:00 | 山口県の滝

河津桜を見た後は、次の目的地へ。

橋を見ると渡らずにはおれない性分で、沖家室島へちょっと寄り道します。(橋を渡っただけ・・・だけど)

橋のたもとの公園に咲いていた、これは何ていう花なんだろうな?

本島のほうに戻って、地家室の集落の中を通る県道を、山のほうに上がっていくと

『地家室の石風呂』の石碑があります。
道路脇に車を停めて、碑の右側の細い道を50mほど歩く。

これが石風呂みたいですね。
岩の焦げ跡も新しいし、今も使われているのかな?

横にあるお地蔵さまの脇をすり抜けて、小川に沿ってさらに奥のほうへ50m。

これが、目的の『石風呂の滝』です。
大きな一枚岩全体に広がるように落ちる滝。
落差は6~7mぐらいでしょうか。

近くに寄って上を見上げると、それ以上あるように見えます。(^^)

ただでさえ少なめの水が、岩全体に広がって落ちているんで、ちとショボい感じはしますが、水が多いときに来れば、もっと見栄えがするでしょう。

滝への道は、終点まで石段と手すりがわりの鎖がつけられてあって、足腰に不安があるワタシでも、安心して歩くことができました。
小滝が続く途中のミニ渓谷も、趣きがありますし。石風呂の周辺は様々な花が植えられています。

ちょっと素敵な場所でした。また、水量が多い時期を狙ってこようかな?


小積の河津桜

2013-03-12 21:14:24 | お出かけ・山口東部

長い間、ご無沙汰しておりました。 <(_ _)>

仕事の忙しさと自身の体調不良が重なり、ブログを書く余裕がなかったのですが、今週からは自宅療養の身。
それなりに暇もできましたから、ブログのほうも、ゆるゆる復活させていこうと思っています。


さて、今日は天気がよかったし、周防大島をうろうろしてきました。
目的の一つはこれ。

小積の『河津桜』です。
片添ヶ浜海水浴場から、沖家室島の方向へ少し走ると、道路沿いにピンクのノボリが出ていますから、そこから細い路地に入るとすぐ。

使われなくなった段々畑を4段ぶん使って、たくさんの河津桜が植えてあります。

一番下の段の空いている所に、7~8台、車は停められそうですが、狭いですから向きを変えるのも大変そうだし、出るのにも苦労しそう。
少し片添ヶ浜方向に戻ったところの空き地が、臨時駐車場になっていますから、そこに車を停めて歩いたほうが無難でしょうね。

ちょうど満開となっておりました。
KRYのテレビカメラが来てたけど、夕方のローカルニュースにでも流れたのかな?

近くの家にあったこれも、桜の一種だと思うんだけど・・・名前はわかりませんが、こちらも満開。(*^^)

河津桜はピンク色が濃いので、空の青によく映えますね。
ついでに海も入れて撮ってみたのですが

電柱と電線がもろに入ってしまう・・・
ま、これは、しょうがないですね。(^^;)