オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

錦町のセツブンソウ

2011-02-27 00:55:04 | お出かけ・山口東部

岩国市、錦町の「セツブンソウ自生地」。
昨日と今日のみの限定で、一般公開されたので、行ってきました。

当初の予定では、11日・12日だった公開日。
予想外の寒波のせいで開花が遅れ、延期を繰り返して、今週の公開となってしまいました。

ちなみに、錦川清流線の「錦町」駅に13:30着の列車に乗って来ることが公開の条件でした。
駅の改札を出る前に渡される、「一般公開券」を持っていないと、現地に入れません。

駅からは、いくつかの班に分かれて、ボランティアの方の案内で現地まで歩きます。

20分ほどで、自生地手前にある公民館に到着。
ここで人数を調整し、80人ぐらいずつ、順番に現地に入っていきました。

遠目に見たときに、「まさかあれが?」と思うほど、びっしりと咲いた花たち。
数千株はあるんじゃないだろうか?

背丈は7~8cmほど、花の直径は2cm弱ぐらい。
「可憐」とい言葉がよく似合う花です。

一匹だけミツバチがいて、その写真を撮ろうと、みんな必死で追いかけていました。(笑)
その体と比べたら、花がどれだけ小さいかわかるかな?

白い花弁に見えるのは実はガクで、花の中の黄色いのが、退化した花そのものなんだそうですぞ。

天気にも恵まれたし、大満足でした。
来年もまた行ってみたいな。


上関町の『赤石の滝』

2011-02-20 21:30:30 | 山口県の滝

山口県内の滝探索シリーズ。
今回は、上関町にある『赤石の滝』です。

上関町を代表する歴史的建物、『四階楼』に貼ってあった町内案内図に、小さく『赤石の滝』と書いてあるのを発見したのが発端。
地図に書いてあった位置から、平生町との境界あたりだろうと想像できる以外に、細かい情報は何もありません。
平生町から上関町に入ってすぐの、「志田」集落に川が流れているので、適当に道を曲がり、なんとなく車が行けるところまで行って、ふと足元を見ると、こんな石柱が・・・。

勘で動いたわりに、あっさり手がかりを得て大満足♪
喜び勇んで、すぐ脇にある沢筋に沿って登っていったのです。
が・・・水は枯れているし、どうも『峡』と呼ばれるに値するものとも思えない。
一度、車まで戻って考えこみ、沢筋に沿って真っすぐ登る道から別れて右手に曲がる林道があったのを思い出しました。
その林道が、はるか下に流れている川の本流の上流方向へ向かっているのではないか・・・。

最初は歩きやすい道でしたが、

途中からは、どこが道かわからないほど荒れた状態。
それでも、ちゃんと水が流れている川筋に合流し、わくわくしながら進むと・・・

道端に『赤石の滝』『赤石観音』と書かれた石柱を発見しました。ヽ(`▽´)/
石柱のところから、崖を下りて川床に下りてみると

え・・・? これが滝?
どう見ても、ただの渓流のよぉな・・・・・。

石柱の位置より5mほど手前、道の脇にあった、こっちのほうが、まだ滝らしい姿かも。
それとも、川を渡河して、対岸にあがり、さらに先に何かあるのか・・・。
しばらく周辺を探してみましたが、観音さまも見つけることができず、なんか消化不良で帰ってきました。

「この先行き止まり」の看板を再利用した、『赤石の滝』についての説明板。
由来やなんかについて書かれていたようですが、上に塗ったペンキが剥げて、1/3も読むことができなかったな。
全部読めたら、滝の位置についても特定できたのでしょうが・・・残念っ。

この滝について、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいませ。


冬の白野江植物園

2011-02-12 20:46:35 | お出かけ・九州

今日は、めったに雪が降らない山口県でも大雪で、県内の高速道路もほとんどが通行止め。
3連休なのに大荒れの天気で、悔しい思いをされた方も多かったのでは?

ワタシも家でふて寝して過ごしました。
だもんで、先週のネタですが、北九州・門司の白野江植物園の写真です。

白野江植物園では、今の時期、このような独特の菰をかけた「冬ボタン」を見ることができます。

今日のように雪が降れば、菰に雪がかかって風情があるんでしょうね。
ただし、高速が通行止めじゃあ、そこまで遠くに行けないな・・・。

疲れで頭がボケているのか、どう撮ったらいいものかインスピレーションが湧かず・・・。
ボタンはどうでもよくなっちゃって

飛び回る、メジロを追いかけたりしていました。

水仙も、まだ2分咲き程度だったな。

マクロレンズを持っていないので、望遠レンズを使ってマクロ風に梅の花を・・・。
梅は、けっこう咲きはじめてましたよ。

寒桜が、ほんのちょっとだけ小さな花をつけていたのが、嬉しかったです。


耕三寺

2011-02-07 21:08:15 | お出かけ・島根県

どうにも仕事が忙しくて、ブログのほうがいっこうに進まず、申し訳ないです。
前回の続きで、『しまなみ海道』に行ったときに寄った、生口島の『耕三寺』をご紹介・・・。

『耕三寺』とは、大正~昭和初期にかけて、大阪で事業家として成功した「耕三寺耕三」という方が、母の死後、その菩提を弔うために建てたお寺。
仏門に入って僧籍をとり、残りの余生30余年をかけて造営したもので、広大な境内には、日本各地の有名な歴史的建造物を模した建物が、所狭しと並んでいます。
うち、15の建物は、国登録有形文化財に指定されています。
ちなみに、お寺のメインテーマは、「親に感謝しろっ!」ということだそうな。

そびえたつ五重の塔は、室生寺の塔を模したもの。

日光東照宮の陽明門を模した、孝養門。
母が生きているうちに、日光に連れていけなかったことを悔いて造ったのだとか。

平等院鳳凰堂を模した、本堂。
その他にも、法隆寺夢殿やら、四天王寺金堂やら、石山寺多宝塔やら、新薬師寺本堂やら・・・フェイク建築物が、次から次に出てまいります。
されがまた、極彩色に塗られているものだから、目はチカチカ、頭はぐらぐら。
よくもまぁ、沢山建てたものだ。
それにしても、母親の供養のためにこれだけのことをするとは、お金持ちの親孝行はスケールが違うなぁ。

こちらは、晩年のお母上が住んでおられたという、贅をつくした邸宅。
境内の中にあり、当時の富豪の生活の様子を垣間見ることができます。

建物だけでなく、地獄や極楽を表現した大規模な人工洞窟があったり、収集美術品を展示していたり・・・とにかく巨大な仏教テーマパークとなっているんです。
実際、お寺そのものが博物館として登録してあるのだとか。
入場料は(1200円)少し高めですが、駆け足でざっと見てまわるだけで2時間以上かかりました。
結構、お得感があったな。

さて、お寺の後方にある丘の上には、全面を白い大理石で覆った、異様な空間が・・・。

広島県出身の彫刻家、杭谷一東氏が設計・製作したもので、使われている大理石は、すべてイタリアで採掘し輸送してきたものだとか。
いやはや・・・どれだけお金かかってるんだ?

敷地内のカフェやトイレまで、大理石。
トイレの「男性用」「女性用」を示すレリーフが、いまいち解り難いぞ。

間違えて入ったらどうするっ。