オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

蟹瀬滝

2013-11-13 00:39:00 | 山口県の滝

暇ができたので、阿武川ダムにダムカードを貰いに行こうと出かけました。

で、出かけた後になって、車を運転しながら、ふと思う。
「しまった。せっかくなら、阿武川ダム周辺の滝を下調べしてくりゃよかった・・・・」

それでも、長門峡の竜宮淵を過ぎたあたり、『江舟』という地名を見て、「江舟川には何か滝があったはず」と、思い出します。
県道293号線の江舟トンネルのところから、江舟川沿いに上る道へ曲がってみることに。

入口から1kmほど進んだところで、はるか下の谷底に落ちる滝を発見しました。
立派な釜もあるけど、遠すぎて、滝の規模がどんなものかわからないな・・・。
あれが目的の滝なら、谷が深すぎて近づく手段もないし、完全にお手上げです。
まぁ、それならそれでしょうがないか。

で、もうちょっと先に進んでみたら、道路の脇に凄い水音がするじゃありませんか。

あ、これだったんだー。
帰ってきて調べたら、『蟹瀬滝』という滝なんだそうな。
でも、雑木が邪魔して、見えにくいなぁ。

落ち口から下を覗くも、何がなんだかわからないや。
やっぱり、滝を正面から見たいわけですよ。
で、下に降りれる場所はないかと探しましたら、滝から50mほど下流側のカーブミラーの下に、踏み跡を発見。

カーブミラーから直に降りれないので、少し手前からガードレールをまたいで、道路の擁壁沿いに踏み跡のところまで進みます。
そこから3mほど下に降りると、今度は滝方向に向かって横移動し、崩れた崖を伝って谷底へ降りれました。

滝が見えてきましたよ。
上の道路とガードレールが邪魔(笑)

ようやく、滝の前に到着。
幅広に落ちる、見栄えのよい滝ですね。
落差は13mなんだそうな。

手持ちでブレない程度の、ややスローのシャッターで。

横から水平に走っている壁の段差が、この滝の個性ですね。
『蟹瀬滝』の名前の由来は、「蟹でも渡れない」ということらしいのですが、この段差部分を横切ろうとして流される蟹がいたのかな?

滝に向かって右側には、特徴的な岩塔が立っています。
後で写真を見ると、頂上に何か祠のようなものが見えるような・・・。
あそこまで登っていけるのかな?