オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

増水時の千坊川の滝

2011-05-16 23:31:37 | 山口県の滝

以前にも紹介しました、山口市小鯖、禅昌寺の裏手のほう、千坊川にある無名滝。
雨が数日続いた後ですから、多少は水量が多くなっているだろうと、久しぶりに行ってみました。

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
なかなかの迫力です。

斜滝で、さらに半分から上は角度が緩やかになることもあって、写真では滝の高さが表現しにくいのですが、落差は15mぐらいあると思います。
普段からこれぐらい水量があるといいのですが・・・・。

やや高いところから見たら滝の高さが表現出来るかと、3mぐらい斜面を上がってみましたが、あんまり変わらなかったな・・・(+_+)

この滝は、深い谷底にあるわりに、滝が落ちる部分に適当に木漏れ日があって明るいのがいいですね。
水が多そうなときを狙って、また行ってみたいな。


妙見の滝

2011-05-15 00:45:06 | 山口県の滝

光市・三井の妙見所地区に、『妙見の滝』という滝があります。
島田川右岸を走る県道8号線からだと、木下橋の信号から賀茂神社方向に曲がり、道なりに山のほうに上がっていくと

こんな看板があります。ここは、虎ヶ岳登山道・妙見コースの起点でもあります。
道の脇に、車が3台ほど停められるスペースがあるので、ここに車を置いて、徒歩でさらに山のほうへ。

細い急坂の舗装路を300mほど進むと

さらに、こんな小さな看板。

ここからは、棚田の脇の畔道を通り、100mほどで

登山道と滝との分岐。

真っすぐ進むと、すぐに「妙見社(跡)」に到達です。

石垣の上に小さな祠がありますが、元はもっと立派な社殿が建っていたのでしょうね。
その左奥に見えているのが、目指す『妙見の滝』です。

仕事を辞めて、九州から実家に帰ってきた頃に、一度行ってみたのですが、九州の雄大な滝を見慣れていたワタシには、当時、あまりにショボく見えたのです。
おまけに、水量が極端に少なく、雨が降ったあとでないと水が落ちてないらしい。
そんなこんなで、なんとなく行く気がせず、記憶からも消え去りかけていたわけですが・・・。

改めて見てみると、なかなかいい滝ではないか~。
以前行ったときには4m程度と思っていた落差も、きちんと目視すると8~10mぐらいはありそう。
なんでそんなに、過小評価していたかなぁ・・・。

左側の崖の中ほどにも祠があるのが見えますが、大きくえぐり込まれた崖の形も、見ごたえがあります。

なにより、古くからの信仰の形跡が、リアルに残っている雰囲気がいいなぁ・・・。

麓のほうの田んぼがすでに耕作放棄されているのに、妙見社のすぐ下、山の上のほうに位置する田んぼは、田植えの準備をされていました。
おかげで、ここへの道も藪に埋もれることなく、安心して訪れることができます。
農作業をされていたご婦人に声をかけられ、少しお話をしましたが、老夫婦で田んぼを維持するだけでも大変な苦労だろうなぁ。
いつまでも、お元気でいてくださいね。


冠山総合公園のばら祭り

2011-05-14 21:00:23 | お出かけ・山口東部

光市・冠山総合公園で開かれている『ばら祭り』に行ってみました。

やはり・・・というべきか、開花は遅れぎみ。
現在、3分咲きぐらいでしょうか。

それでも、臨時駐車場を使うほど人が来てたのは、近くの『普賢祭り』の影響でしょうかね。

名物のばらのトンネルも、まばらにしか花がついていませんでした。

公園入り口のすぐ左手の土手にあるのは、フレンチローズ。
フランスの有名な園芸会社が、最近になってようやく海外向けに解禁した品種を集めているのだそうです。

山野草の会の展示もありました。
これはたぶん、まむし草だと思うんだけど・・・・。

『ばら祭り』は5月22日まで。
期間中は、スタンプラリーなどもやっています。
また、明日(15日)は、夜間のライトアップもありますよ。


梅の木川と藤ヶ谷大滝(敗退)

2011-05-10 00:14:43 | 山口県の滝

ぽっかりと時間が空いた日曜日の午後。
暇つぶしに山道をうろうろしていたら、旧美川町の根笠地区に出てきました。
ふと思いついて、根笠川の支流で『美川ムーバレー』のところに流れ込む梅ノ木川を遡り『藤ヶ谷大滝』を目指してみることに。

『ムーバレー』付近では、親水公園として整備してあり、広々とした感じですが

すぐに両岸から険しい崖が迫る、深い渓谷が延々と続くことになります。

渓谷に沿って走る細い道は、県道133号線。
数年前の豪雨災害で道が崩落し、長い間通行止めになっていたけど、今回、通行止めの表示はなかったな。
峠の手前にある、藤が谷集落の手前で引き返してきたので確認してないけど、道路の補修が完了したのかしら?

澄んだ水が豊富に流れ、ゴルジュ(切り立った崖で川幅が狭まった地形)や小滝、深い淵が連続する、素晴らしい渓谷です。
行った時間も遅くて谷底まで日が当らず、また、時間もなかったためにろくに写真も撮っておりませんが、たとえば・・・。

第7支沢が流れ込むところの少し上流にある滝。落差は4mほど。

すぐ上にも連続して現れる3mほどの小滝。
こんな風景が続くわけで、あちこちの観光地化された渓谷にも決して負けてないと思いますぞ。

さて、肝心の『藤ヶ谷大滝』ですが、上の写真の滝から約1km先。
ずっと川の流れを見ながら進んできた道が、100mほどの区間ですが、わずかに川筋からそれて急坂となり、その坂を登りきったところに左手から流れこむ支沢を渡る橋があります。
橋の右手に衝立状の巨大な岩塊があり、それを回り込むようにして落ちるのが、落差15mの本滝。
さらにすぐ下流に7mの滝があります・・・と場所ははっきりわかっているのですが、滝の姿をはっきり拝める場所まで、下りていくのが難しい・・・。

本滝の落ち口は確認しましたが・・・『防長四十八渓』に書いてある、「手前の大岩の上に立てば見下ろすことができる・・・」なんて命がけな事は、無理無理。
頑張れば岩の手前側を谷底に下りれそうでしたが、何の装備も用意してない素人ですから、万が一のことを考えて、潔く撤退することにしました。

こちらは、道路から見た下流側の7mの滝。写真に撮ってみると、何がなんだかわかりませんね。
草木が枯れる時期には、道路からでも、もう少しまともに姿を見ることができるのかも。

実は今回、第7支沢にあるという『政次郎の滝』も探してみたのですが、こちらも沢沿いの林道が、途中で草に埋もれてしまって断念。
晩秋に、もう一度チャレンジしてみようと思っています。