周南市の戸田(へた)駅から、防府市の富海(とのみ)駅までの間、JR山陽本線は、人里離れた海岸線を縫うようにして走っています。
この地域で唯一、集落があるのが『四郎谷』。
山陽自動車道・徳山西インターのあたりから、山越えで行くことができます。
山の上まで続く棚田が綺麗である・・・ということだったのですが、車で行ったため、撮影ポイントがつかめず・・・。
ま・・・この日は、はっきりしない天気でもあったし、これはまた、別の機会に狙うことにしましょう。
もうひとつの目的は、集落の西側にあるという、山陽本線の廃トンネルでした。
右が現行のトンネル(下り側)。左が、廃トンネルです。
山陽本線が電化された昭和30年代に、山側に新たなトンネルが掘られて、お役御免となりました。
ただし、下は舗装されており、車も小型車なら通れそう。
ワタシは、先の状況がわからないので、用心のため車を置いて歩きました。
暗くて、長くて、恐かったっす。(>_<)
トンネルは2つ続いており、これは帰りに反対側の入口を撮ったもの。
レンガ積みの壁や天井が、時代を感じさせますね。
トンネルの先は、小さな入江になっていて、道はここまでで行き止まり。
岬の根元に、一軒だけ家があり、入江の奥の田んぼは、田植えがしてありました。
電車が走ってきたので、あわててカメラを向けましたが、つけていたのが標準ズーム。
にわか鉄ちゃんに、なりそこねました(笑)
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棚田も みごとですし、何といっても、レンガ造りのトンネルが良いですね。
僕が今まで、すごいと感動したのは、寂地峡の木馬トンネルと、佐波川ダムの、直近にあるトンネルです。どちらも 暗くて 恐いですが・・。
今度、暇を見つけて このトンネルにも 足を運ぶ つもりです。
「四郎谷」は、棚田の写真を撮っている方のサイトで知りました。
この日は微妙な晴れ方だったので、下見のつもりで行きましたが、天候や時間を選んで訪問すると、写真を撮るにはいい素材がいっぱいあると思います。
棚田も、海岸線も、素敵な場所でしたよ。
廃トンネルは、集落の西と東にあるらしいですが、東のほうは道がないようです。
ワタシが行った西のほうのトンネルは、2つ連続していて、最初のほうのトンネルが長く、かなり怖かったです。舗装も若干剥がれかけていて、油断すると足元の水たまりにはまりますぞ。ご注意あれ。
「四郎谷」へは、徳山側からだと、国道2号線の湯野温泉入口交差点の少し手前。消防署のところから左に曲がって、仮設橋を渡り、インターの下をくぐる道を通ります。
ご参考までに・・・・。
進行方向左、海側に廃トンネル発見
早速ぐぐってこのサイトに来ました
確かに途中の綺麗な棚田、印象に残りました
複数のトンネルがあったとは気づきませんでした
ありがとうございました。