オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

河内藤園

2014-05-05 23:32:49 | お出かけ・九州

ご無沙汰しておりました。何とか生きております(笑)

ここのところ日曜日のたびに雨なので、すっかり出不精になってしまいまして・・・。
たまに出かけても、皆が知ってるような定番の場所ばかり。
ブログで、改めて紹介できるようなネタがなかったのですよ。
サボっていた間も見に来てくださった方々、本当に申し訳ありませぬ~。


で、久しぶりの更新となるわけですが、昨日は早起きして、前から気になっていた北九州の『河内藤園』に行ってまいりました。

『河内藤園』は、八幡東区にある「河内貯水池」の畔にある『あじさいの湯』という温泉施設のすぐ奥にあります。
宣伝は一切していない私設の藤園ですが、その素晴らしさが口コミで広まり、花が見頃になると多くの人が訪れるようになりました。

なので、開園時間の9時ジャストに着くように行ったのですけど、すでに駐車場の空き待ちの車が大行列。
どうなることかと思いましたが、GW中で早めに開園していたのか、すでに帰って行く方も多くて、15分ほど待っただけで無事に駐車できました。
下にある「あじさいの湯」の駐車場に車を停めて、歩いて登ってこられる方も多かったですね。

山の斜面にある『河内藤園』を、外から見たところです。
道沿いにある、植え込みのように見えるのは、長さ220mの藤のトンネルなんですね。

こちらは、藤園への入口。
もの凄く人が並んでいますが、中はかなり広いので、入ってしまうとそこまで混んでいなかったですよ。

それでも、どうやっても写真に人が写り込んでしまいますが・・・(苦笑)

あと、誰もが花が綺麗に見える所で写真が撮りたいわけで、これはと思う場所が、なかなか空きませんなぁ。

藤のトンネルは、220mのと80mのと2つありました。

花も美しいですが、香りも素晴らしい。
でも、蜂が飛び回る羽音が耳触り・・・・(笑)

こちらは藤のドームのようですが、木が痛んで花がつかなかったのかな?

丘の上のほうにあるのが、大藤棚。
ここだけで1000坪の広さだそうで、壮観です。
ず~~~~っと向こうのほうまで、藤棚なんですよ。
ベンチも置いてあって、園内では、ここだけは飲食OKだそうです。(ゴミは持ち帰ること)

山に向かって左側のほうは、棚の高さが低くて、ワタシの身長では花の中に顔が入ってしまいます。
それもまた楽しい。

大藤棚を、上から見たところ。
写真に写っている平らなところは、すべて藤棚なんですよ。

中には、珍しい八重咲きの藤もありました。


『河内藤園』の入場料は、300円~1000円。
幅があるのは、開花状況によって入場料が変わるのからなのです。
この日は満開でしたから、もちろん1000円。
それでも、安いと思えるほどの景色を堪能させていただきました。

秋には、藤棚の上のほうにあるモミジが色づいて、これもまた絶景なのだそう。
その頃にまた、行ってみたいですね。

 


『宝来宝来神社』

2013-07-09 23:38:12 | お出かけ・九州

九州の旅、ラストは、熊本県・南阿蘇村の『宝来宝来神社』です。
(「ほぎほぎじんじゃ」・・・と読みます)

熊本空港方向から、県道28号線で、阿蘇山のほうへ。
阿蘇の外輪山を貫く「俵山トンネル」「南阿蘇トンネル」と、2本のトンネルを抜けたすぐのところで左折。
案内板に従って、林道を下っていきます。

ちょっとわかりにくいけど、鏡になっています。
トンネル出たすぐの場所だから、ライト点けっぱなしに気付かない車も多いのかな?

・・・・ご親切にどうも。(^^)

下っていくと、いきなり目に飛び込む、目がチカチカするような赤い建物群。
こちらが目的の『宝来宝来神社』なのです。

由来は、こちらを読んでいただくとして、要は、宝くじにご利益がある神社ですな。

今年の夏は、「サマージャンボで一攫千金ヽ(`◇´)/」を目論んでいるので、今回は是非とも行っておきたかった。

こちらが、ご神体である『当銭岩』さま。
別の看板には、『大神力石』とか『ビックパワーストーン』とか書いてあったけど、どれが本当の名前?
岩の姿を写真に撮って、身につけておくだけでも、ご利益あるそうですぞ。

で、この『当銭岩』さまを取り囲むように、9つの鳥居があり・・・

この説明板にあるように、「ホギホギ」「ホギホギ」と呪文を唱えながら鳥居をくぐり、岩の周囲を廻ります。

・・・・・一人でやると、かなり恥ずかしかったっす・・・。

ボタンを押すと、ビデオの画面で、神主さんが神事をしてくださいますぞ。(無料)

ネーミングが、生々しいな・・・・(ーー;)

おみくじや、パワーアイテムの自動販売機が、これでもかっ・・・と並んでいたりします。(^^;)

 

で、ご神体とは反対側に並ぶ神殿群には、また違う、様々な神様が収まっているんだな。

こちらが、その一覧表。
最初のほうは丁寧に解説してあるのに、後のほうになるにしたがって、適当になっていってるように思うのは気のせいか?

「何でもかんでもうまくいく」って・・・・(-o-;

ですが、それぞれの神様の前には、きちんと、由来やご利益や参拝方法が詳しく書いてありますので、ご安心を。
ちなみに、この九頭馬様にお参りした後、パチンコ3連勝中です。(^^;)

これらのご神体はみな、巨大な木を彫刻したもの。
説明を読むと、どれも「○○様は、写真に撮られることをお喜びになられます。」って書いてあるもんで、遠慮なく撮らせていただきました。
写真を枕の下とかに敷いて寝ると、霊験あらたかなんだとか。

ここに置いてある、「銀のシール」(一人3枚まで)「金の鈴」「銀の鈴」(一人5個まで)は、無料で持ち帰りOK。

知り合いにもあげようと、シールを貰って帰ったんですが、「いらない」って言われちゃった。(>_<")

駐車場の隅にあった野菜の無人販売所。
鳥居まで必要なのでしょうかね?

で、「宝来宝来野菜」って、何だよ(笑)


『水田天満宮』と『恋木神社』

2013-07-09 00:03:50 | お出かけ・九州

福岡県の筑後市にある、『水田天満宮』までやってきました。

天満宮の祭神、菅原道真の子孫が鎌倉時代に建立したもので、九州では『大宰府天満宮』に次ぐものとされています。
歴史のある神社ですから、境内には貴重な文化財や、20を数える末社が並んでいるわけですが・・・

これは、「鷽(うそ)」という鳥の像。「天神様の使い」とされているんだそうな。
いちばんむこうのヤツは、デフォルメされすぎて、首がないように見えるぞ。

拝殿の右横にあった、「開運招福石像彫刻『子』拝観口」と書かれた看板。
何の事やらわからず、しばらく悩みましたが

どうやら、狛犬の台座にある、この出っぱりが、ネズミの彫刻みたい。
当時の石工さんの洒落心かな?

こちらは、本殿の裏の柵の中にあったもので、狛犬・・・らしい。
細かい造形を省略しすぎて、別のものに見えるぞ。
でも可愛い。(*^^)

 


さて、ここに来た目的は、境内にある末社のひとつが、とっても変わったものだから。

拝殿の右手にある、ハートがいっぱい埋め込まれた道をたどって行くと

到着するのが、この『恋木神社』なのです。
全国的にも珍しい、恋愛専門の神社だそうな。

ピンクの鳥居に、ハート型の神額。柱にもハートがついています。
いやはや・・・思い切ったことをしたもんだ・・・・。

鳥居の横にある、「恋結び仲取もちの木」とやら。
よく見ると、根元から二手に分かれた幹が、上でまたつながっています。

どこからどこまで、ハートが並ぶ・・・・。
おじさんには、場違いすぎて、居場所がみつからんぞ(笑)

こちらは夫婦雛『恋むすび』。
男性は女雛、女性は男雛をなでると、ご利益があるのだそう。

ちなみに、7月7日には、この夫婦雛の前で「恋むすび祭」が、3月3日と11月3日には、「良縁成就祭」があって、若い女性が大勢参拝に来るのだそうですぞ。

ご神木のまわりにもハート型が・・・。
今回は何も植えられてなかったけど、これは花壇なのだそうです。
徹底してんな・・・・。


ま、お相手に恵まれない方は、真剣なお願いをしに・・・
お相手に恵まれた方は、話のタネに・・・

行ってみられると、面白いと思いますよ。


白糸の滝(唐津市肥前町)

2013-07-06 21:22:48 | お出かけ・九州

鷹島からの帰り、国道沿いに「白糸の滝→」と書かれた、小さな看板を見つけました。

場所は、唐津市肥前町、新木場。
せっかくなので、ちょっと寄ってみます。

国道から曲がって、1kmちょっと。
案内板の指示に従って車を走らせると、道の終点には、車が4~5台停められるスペースがあり、ここからは遊歩道で150mほど歩く。

遊歩道の入口はこんな感じで、ちょっと躊躇しましたが、木立の中に入ってしまうと、雑草もなく歩きやすい道でした。

木々の向こうに、目指す滝の姿。

柱状節理の岩壁に落ちる、二条の滝です。
落差は25mぐらいかなぁ?

この時点で、また雨が降り出したのですが、それ以上に滝が巻き上げる水しぶきが凄かった。

すぐ横に回って、滝を見上げる写真を撮ろうとしたのですが、レンズが濡れて、どうにもならなかったな。
もちろん、雨上がりで、普段より水量は多かったでしょうね。

帰ってきてから調べると、旧肥前町には『肥前三滝』といって、この「白糸の滝」の他に、「男滝」と「女滝」というのもあるんだそうです。
事前に調査して行けばよかったなぁ・・・・。

 


「鷹島肥前大橋」と鷹島

2013-07-05 21:46:32 | お出かけ・九州

九州の旅、まだまだ続きます。

お次は、長崎県松浦市の「鷹島」へ。

平成21年に完成したのが、この『鷹島肥前大橋』。(全長1251m)
通行料は無料です。

新しく大きな橋が出来たと聞くと、とにかく渡ってみたいのが性分。
今回も、ただ橋を渡るために行ったようなもんですな。

ちなみに、鷹島は長崎県なのですが、橋の本土側は佐賀県唐津市です。

橋を渡ってすぐのところにあるのが、道の駅『鷹ら島』。
「鷹島」のあいだに「ら」を入れて、無理矢理「たからじま」と読ませています。

かなり大規模な「牡蠣小屋」なんかもやっているようですが、今の季節は当然、牡蠣は食べられません。
道の駅の売店も、海産物がメインに並んでおりました。

せっかくなので、この道の駅で情報を収集して、島内も廻ってみます。

まず訪れたのが、鷹島歴史民俗資料館。

この鷹島は、鎌倉時代の『元寇』のとき、台風によって、元軍の船4400隻と14万人の兵が沈んだ場所。
いわゆる、「神風が吹いた」といわれる事件です。

ここには、昭和56年より始まった海底調査によって、沈没船から引き上げられた遺物が、たくさん並んでいるのです。
さほど大きな建物ではないのですが、なかなか面白かったな。

資料館のある敷地には、沈没船が見つかった海を見下ろす、展望台もありました。
海底にある遺跡としては、日本で初めて、国指定の史跡に指定されたのだそうです。

このあたりに沈んでいて、まだ調査を続行中らしいっすよ。

日比港に隣接する、この建造物は、なんとダムなんだそうです。(鷹島海中ダム)
水不足を解消するため、海岸の入江を仕切って、ダムを造ってしまいました。

雨上がりとは言え、水が濁りすぎじゃないかなぁ・・・。

最後は島の北端にある『モンゴル村』へ。
「モンゴル遊牧民の生活を体験できるレジャー施設」だそうです。
モンゴルから運んできた本物の「ゲル(遊牧民のテント)」に泊れるのがウリ。
これも、『元寇』の縁なんだろうな。

が、いくら平日で天気が悪いとはいえ、駐車場に一台も車が停まってない・・・。
休館日なんかと思っちゃったよ。
むしろ、誰もいないがゆえに入りづらく、入口見ただけで引き返しました。

海を見渡せる天然温泉もあるみたいです。

その、モンゴル村の駐車場の端にあった『必勝モニュメント』やら。

『元寇』のときに、神風が吹いて戦に勝ったから、「必勝」なのか?
なんだか、よくわかりません。
彫られている文字は、「鷹」つながりで、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長に書いてもらったんだそうな。

そういや、道の駅で貰ってきた、島のパンフレットにも、『勝利の風が吹く島』とか『ホークスアイランド』とか、訳がわからん事が書いてあったっけ・・・・。


「男女神社」と「清水の滝」のアレ

2013-07-03 23:37:41 | お出かけ・九州

佐賀市、大和町久留間に『男女神社』という変わった名前の神社があります。

ちなみに、読み方は「なんにょじんじゃ」。
看板を見ると「子授・縁結・安産」にご利益がある模様です。

いかにも、「アレ」も存在しそうな雰囲気じゃありませんか?
と、いうわけで、よからぬ期待をしつつ、突撃です。

道の奥のほうに写っている鳥居も、『男女神社』のものですから、この道が参道になるわけですが・・・

なんと、ここから1.3km先、かなり山に登った中腹あたりに、神社はありました。

鳥居にも『男女社』と書いてあります。

田舎の小さな神社ですから、無人なのかと思いきや、平日にもかかわらず、境内には雅楽のテープが流れており、宮司さんも常駐しておられました。
本殿へのお参りもそこそこに、境内をうろつき回って、ようやく見つけたのが

これ。

それらしく見えないことはないんだが・・・・(ーΩー )ウゥーン・・・ちとショボイかな。

痛そうだから、先っちょに五円玉を突き刺すのはやめてっ。(>_<")

神社の由来は、こちらの看板を見てくださいまし。
「祭神が男女二神」と書いてあるから、もしかしたら本殿の中に、そういうモノが祀ってあるのかもしれませんな。

「縁結び」の絵馬は、ハート型をしていました。
意外と、若い女性の参拝客も多いのかもしれません。

 

ちと物足りなかったので(おいおい)、近くの「清水の滝」にも行ってみます。

観光地化していて、佐賀県では有名どころの滝。
この日はやっぱり雨あがりで、水量が多くて迫力ありました。

で、この滝の周辺では、鯉料理が名物になっていて、鯉を食べさせる店が十数軒あるんです。

このノボリは、いかがなものかと思うが・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌

 


で、その中の一軒の駐車場脇にあるのが

これ。
なかなか立派なモノでございましょ?

紅白の綱が、ねじり鉢巻きのようになっているナ。
なんとなく、顔があるようにも見えるのは、篠栗で探し求めていた『彼』のイメージを引きずっているからかしら?

 

 

って、平気でこんなこと口走るあたり・・・・・・・脳みそ腐ってきてるな・・・・(@o@)


カエル寺、『如意輪寺』

2013-07-02 23:07:51 | お出かけ・九州

予定外に時間を喰ってしまったので、篠栗はこのへんで切り上げて、次に向かいます。

着いたのは、同じ福岡県の小郡市にある『如意輪寺』。
その道の人たちには有名な「カエル寺」です。

ちなみに、大きな通り沿いに「カエル寺」と書いた看板がありますが、こちらからだと車は停められないよ。
少し東側に下った住宅街のなかに、駐車場があります。

あ、最初におことわりしておきますが、今回はやたら写真の数が多いので、いつもより小さめなサイズにさせていただきました。 <(_ _)>

駐車場の横には、八重の塔ならぬ「八重のカエル」や、直径が1mもあろうかという、球形のカエル。

近づいてみると、落書きだらけ・・・
と思ったのですが、「空手でゆう勝できますように」とか、まともな事が書いてある。

これ、「お願いかえる」と言って、願い事を書くと叶うのだそうな。(ちなみに石造り)
誰でも書けるように、口の中には、油性マジックが常備してありましたぞ。

駐車場からは、無数のカエル像や駄じゃれ看板が並ぶ路地を抜け

出てきたところは、車のお祓い所になっています。
ここにも、周囲に「お願いかえる」がいっぱい並んでいますな。
もちろん、びっしりとお願い事が書かれています。

こんな場所でお祓い受けたあと、車を走らせていてカエルを轢きでもした日にゃ、まん丸な巨大カエルたちが夢に出てきそうだな。

で、ようやく山門なわけです。
ここからが、お寺の中。(いままでは前振り)

山門の左右に並んだ、阿形と吽形の仁王さまを模したカエル。
こういう石像って、他に需要はないでしょうに、誰がデザインしているのか気になるナ。

カエルの「七福神」なんてのもあります。

このカエルの口の中をくぐると、いい事があるらしいよ。

「抱きつき観音」。
ストレス解消・悩み解消にどうぞ。(^^;)

仏様も、カエルの上に乗っていらっしゃいます。
忍者じゃないんだし・・・・。

こちらは逆に、忍者っぽい黒カエル。

それにしても、様々な姿のカエルがいるもんだ。

(;゜ロ゜)ハッ

これもカエル?

こちらは、本堂のなか。
さすがに、ご本尊はカエルの姿ではありませんでした。(あたりまえじゃっ)

この後、観光バスで数十人の団体様が来られて、この中でご住職の法話を聞かれておりましたよ。


さて、ここまで見ると、全体が雑然としたお寺のようなイメージをお持ちだと思いますが・・・

実際は、よく手入れされた、本当にきれいにしてあるお庭なんです。
ここは「カエル寺」とともに、「花の寺」をウリにしていて、今の時期、菖蒲や蓮の花が飾られていました。
あと、全体にモミジの木が植えてあって、紅葉の季節はまた、綺麗なんだろうな。

寺の裏手、大通りに面したほうにある「人生かえる石塀」。
「人間の一生をカエルで表現した日本で初めての石塀です」との説明がありますが・・・誰も真似しないと思います(^^;)
初めてでもあり、最後かもしれないぞ。

こんな感じで、人間の一生を模したレリーフと説明が

ずらずらずら~っと並んでいます。
表情はコミカルだけど、順番に見ていくと、ちょっとホロっときました。

本堂まで戻りまして、その横にあった「かえる部屋」。
カエルの置物、カエルの形をした実用品、カエルの絵が入ったモノ、手造りの品などが、3つの部屋にギッシリ並んでいます。

ここには、三千点以上が置かれているのだそうです。
・・・って、如意輪寺のパンフレットには、「世界中から5000匹を超えるカエルが大集合」と書かれているから、お庭にあるカエル像は2000匹?
たしかに、そのぐらいありそうだなー。

ちなみに、「かえる部屋」の前では、如意輪寺のオリジナルグッズも販売されておりました。
これまた、たくさんの種類があって・・・商魂もたくましいな。


あと、ここでパンフレット貰って知ったんですが、飯塚のほうに、「子かえる寺」というのもあるみたい。
それに対して、如意輪寺は「親がえる寺」なんだそうです。

今度は、そっちも行ってみたいな。


『一の滝寺』と・・・・

2013-07-01 23:36:38 | お出かけ・九州

いよいよ、本命の「モノ」を探しに、四十番札所『一の滝寺』のほうへ参ります。

『筑前山手駅』のところから曲がり、渓流沿いの細い道を1kmほど行ったところにあるのが、『一の滝寺』。
急斜面に、無理矢理、建物を造っているので、コンクリートのぶっとい基礎が目立ちます。
よくもまぁ、こんな土地に、これだけのものを建てたもんだ。

お寺の名前にもなっている『一の滝』は、想像していたよりずっと立派なものでした。
谷底からの落差は25mぐらいあるんじゃないかな?

滝壷にある鉄ばしごは、滝行をするために、一つ上の段に登るためでしょうね。

狭い場所をフルに使って、様々な石仏が並んでいます。
特に、不動明王さまの数といったら・・・・。

それにしても、ここまで3ヶ所の霊場を見てきましたが、どこに行っても、あきれるほど沢山の石仏や石像が並んでおりました。

この地の石屋さん、さぞかし儲かっているんだろうなぁ。

こちらは、馬頭観音さま。
要所に金のペイントがほどこされていると、なんか高級感がありますな。

 

さて、ここから先が、本題・・・・・だったはずなのです・・・・が

結論から申し上げますと、目的のモノに会えなかったので、まずは元ネタとなった 

『珍寺大道場』さんのページ 

をご覧ください。

ページの一番下にある、青い顔をした『彼』が、「ここ1年ぐらい気になっていたモノ」だったのです。
その独特なフォルム、悪魔をも思わせる表情、たまんないっす。

ところが・・・・。
国道から『一の滝寺』へ至る道のどこかに、『彼』がいる『明王院』があるはずなのですが、探しても探しても見つからない・・・。
まさか、近所の方に「ここらに、青いチンコがあるはずなんですけど、知りませんかぁ」なんて聞くことも、できないじゃありませんか。

途方に暮れつつも、ようやく、近くの公民館に住居表示案内板があるのを発見します。
場所を確認して戻ってみると・・・・

どうやら、ここだった・・・・みたいです・・・・(>_<)

実は、このあたり、2009年の豪雨で土石流が発生し、『一の滝寺』も含めて、大変な災害をうけられたのだそうです。
それから4年経った今でも、道の脇に、土砂やがれきが山積みになっている場所が、いくつもありました。
おそらくは、『明王院』さんの被害も、相当なものだったのでしょう。

ここにあった石仏さん達が、流されてしまったのか、それとも集団移転されたのかはわかりません。
もしかしたら、土砂の下に埋もれたままになっているのかもしれません。

何年後か、あるいは何十年後か、はたまた何百年後か・・・・・。
土砂の中から発掘される『彼』。
掘り起こした人は、あまりに奇抜なその姿を見て、腰を抜かすであろうな。

そう考えると、地中に埋まっていると想像するほうが、ロマンがあり・・・

いやいや、何を言っているんだ。ワタシは。


と、とにかく・・・んと・・・


『彼』の行く末に幸あれっ!


五塔の滝

2013-06-30 21:33:11 | お出かけ・九州

篠栗の霊場巡りといえば、総本山の一番札所、『南蔵院』は外せないのですが・・・。

なんか、観光バスから降りてきた人たちが、ぞろぞろと入っていくのを見て、気がのらずにパス。
実はここも、面白いものが沢山あるそうなんですが、境内も広くて、見て回るのに時間がかかりそう。
今回は、アキレス腱が少し痛くて、長距離歩きまわるのも辛かったのです。

まぁ、篠栗は面白い場所ですし、また時間をとって訪れることにしましょ。

てなわけで、当初の目的地に急いだのですが、曲がり道を見逃して、通り過ぎちゃいました。
なので、先に、「鳴渕ダム」の上流にある、『五塔の滝』へ行きます。

篠栗にある滝には、もれなく霊場がついてきますが、ここは70番札所『五塔の滝』となっていて、滝そのものが霊場の名前みたい。
看板は「馬頭観音」さまがメインのように書かれていますが、メインの滝に隣接して祀られています、というのが本当らしい。

なんか同じような祠が並んでいるし、中には何体も「馬頭観音」さまが鎮座しているし、どれがご本尊か、わかりゃしねぇな・・・。

祠が並んでいるところから、谷底へ降りて、滝の前へ立つ。
やはり、雨上がりで水量が多く、もの凄い迫力です。
見えている落差で、30m近くあるかもしれない。

滝の上部のほうに歩いていけそうなので、

眼下に滝を見ながら、登ってみますと

てっぺんで直角に曲がって、さらに上に滝がありました。
ってことは、総落差は40mぐらい?

いやいや、霊場にある滝だってことで、ナメてたな。
これは、福岡県の中でも有数の滝だと思いますぞ。


紅葉ヶ滝薬師堂と大仏さま

2013-06-29 19:35:21 | お出かけ・九州

さて、今回訪れた篠栗町は、四国八十八ヶ所の写し霊場である『篠栗八十八ヶ所霊場』があるところ。
別に霊場巡りが趣味なわけではなく、今回は霊場にあるいくつかの滝と、ここ一年気になってしょうがなかった、ある「モノ」をチェックしてくるのが目的なのです。
「モノ」については、後で説明しますね。

八木山から篠栗盆地に下りてくる急坂の途中、国道のすぐ側に

こんな大仏さまを発見。

「あっ、これ、『珍寺大道場』さんで見たぞっ」と、あわてて駐車場に入りました。

車から降りると、まずは二つの門が目につきます。
整然とした形のレンガ造りの門と、そのへんの岩を適当にコンクリで固めたような珍妙な門との対比が面白い。
レンガの門の中には、「マリア様」と思える白塗りの像もありました。
「仏教」と「キリスト教」の融合?

門をくぐって、大仏さまとご対面。

この大仏さま、先ほどの門と同じく、石をコンクリで固める工法でできた胴体の上に、頭がのっているという、珍しい構造。
手前には、そのミニチュア版もあります。

そもそも、石を積み上げて胴体を成形するより、最初からコンクリで作るほうが簡単だと思うんだけど・・・。

ここから先は、ワタシの勝手な想像なんですが、この石そのものを使うことに意味があったんではないかな?
実は、このすぐ裏手の高台に『宝山寺』というお寺があって、そこは「水子供養」のお寺でもあります。
「水子」の供養として、賽ノ河原に石を積み上げるという手法がとられますが、この大仏の胴体は、その積み上げられた石を集めて造られたのではないでしょうかね。
土台のほうの大きな石が、大仏さまに。
で、上のほうに乗ってた小さい石で、手前のミニチュア版を作ったのかも。

そう考えると、「マリア像」についても、なんとなく納得がいくわけです。

大仏さまの右手前方には、大きさもコンセプトもまちまちな仏像が、一ケ所に固められていました。
『珍寺大道場』さんで絶賛されていた。ちょんまげ町人姿の像もありますね。

後ろに見えるのは、国道201号線。
ひょっしたら、国道の拡張工事かなんかで、元々あった場所から移転を余儀なくされて、この不思議な霊場が形づくられたのかもしれません。

さて、駐車場から奥のほうに歩いていきますと、篠栗霊場の75番札所『紅葉ヶ滝薬師堂』があります。

パステルグリーンに塗られた不動明王さまが、いい味出してます。
後ろに見えているのが、

お堂の名前にもついている「紅葉ヶ滝」。
見えている部分の上にも段があって、落差は7~8mぐらいかな?
雨上がりでしたから、水量もありましたぞ。

お堂の前にも、やたら仏像が並んでいるわけですが、その間にあった

口から水を吐き出している、この竜の顔が、なんとなく愛嬌があって魅かれました。

・・・・・・まな板の上の鯉?