これだけを見て、一目で「あれだ!」ってわかるひと。
それは、「星の王子さま」に影響されたことのあるひと。
こうしてお店に飾っていたら、以前 50代くらいの男性のお客様が
「これは・・・ぞうを飲み込んだウワバミ、ですね。」 と 嬉しそうにおっしゃった。
お。わかってくださる~! と、こちらも嬉しくなる。
これは、「星の王子さま」の陶器製の小さな置物シリーズのひとつ。
もう20年位前、わたしが雑貨屋で一目ボレしていたのを ともだちが覚えていてくれて
誕生日にプレゼントしてくれたもの。以来わたしの宝物。
この収納感がいいんだなあ。
挿絵の通りに、象がすっぽり中に入るんだ。しかもつるんとした姿がなんともカワイイ逸品なのだ。
先入観ってものを取っ払うと、見えてくるものもある。
見えていないものを見るチカラ。。。
初めて「星の王子さま」を読んだころより、もうすっかりおとなになっちゃったけれど、
みえないものでもみようとする、そういう気持ち、ずっと忘れないでいたいな。
久しぶりに引っぱり出して読んでみようか。「星の王子さま」