「もりのなか」(IN THE FOREST)USA,1944
マリー・ホール・エッツ作
1963年福音館書店発行
この絵本、自分も子どもの頃よく図書館で読んだ本。
そして、うちの子どもたちも小さい頃だいすきだった絵本。
ひとりの男の子がもりのなかを散歩するうち、
いろんな動物たちが散歩についてきて、一緒に遊ぶ…
という穏やかな穏やかな物語。
この本のすごさは、声に出して読んでみるとよくわかる
声に出して、ゆっくりと読み進めるうちに、
読んでいるほうも、聴いているほうも、
不思議とどんどん森の奥深くに入っていくような気分になるのだ。。。
外の雑音も聞こえなくなって、
森の静寂に包まれる感覚。
ラストの場面で、男の子と一緒にふいに人間界に引き戻される。
ふう~っと、しばらくぶりに息をするような、
止まった時間を体感できる。
しずかなしずかな、フシギな魔法の力を持つ絵本だ。
木炭画のようなシンプルな絵も
とっても可愛い、だいすきな一冊
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