(写真は出鱈目なイメージ:無関係)
【自作自演の想いこみ】
「コナイナコトぉ・・・・ナンやけどぉ。アノ児ぉなぁ。アンひとの子ぉとぉ・・・・。」
「ナンでワイにぃゆうてますん?」
「ナンでぇッテ。ドッカで云わんかったらぁ・・・・ウチぃ狂うはぁ。」
別の日にぃ、将棋ぉ挿しながらぁ。連れ合いハンからぁ。
「ボクなぁ、アン児がなぁ、モノゴッツかぁいぃてなぁ。」
「・・・・・・そぉなん・・・」
物も言えずになぁ、差し手ぉ考えるフリしてましたは。自分。
「アンタにしかぁ・・・・ 」
「ナンぉやねん?」
「キットぉ、駄目なんやと想いますねん。」
其れから暫くしてぇ、旦サン。
襤褸アパート裏のぉ、汚い臭いのする三ダン濠にい下向きに為って浮かんでましたは。
奥サン。蒼白な顔でワイに言うねん。
「ウチが殺しましたんやはぁ」
ッテ
「ソナイナン、どないでもえぇねん。」
「ナンでぇ・・・・?ですぅ」
「死にヒトさんはぁ、タダの抜け殻ですがな。アカチャンはぁ生きてますやろぉ。」
奥サン。しゃがみ込んでぇ大泣きぃ、しました。
コンときの情景ぉなぁ、夏の前の蒸せる夜更けた晩にぃなぁ。
イッツモ想い出しますなぁ。
眠れんけどぉ。
バイバイ
オヤスミナハイ