【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

BUZZ「わかれ-詠訣」

2009年07月14日 03時10分37秒 | 無くした世界 

(写真は出鱈目なイメージ:無関係)





【自作自演の想いこみ】


「コナイナコトぉ・・・・ナンやけどぉ。アノ児ぉなぁ。アンひとの子ぉとぉ・・・・。」

「ナンでワイにぃゆうてますん?」


「ナンでぇッテ。ドッカで云わんかったらぁ・・・・ウチぃ狂うはぁ。」



別の日にぃ、将棋ぉ挿しながらぁ。連れ合いハンからぁ。


「ボクなぁ、アン児がなぁ、モノゴッツかぁいぃてなぁ。」

「・・・・・・そぉなん・・・」


物も言えずになぁ、差し手ぉ考えるフリしてましたは。自分。


「アンタにしかぁ・・・・ 」

「ナンぉやねん?」


「キットぉ、駄目なんやと想いますねん。」



其れから暫くしてぇ、旦サン。

襤褸アパート裏のぉ、汚い臭いのする三ダン濠にい下向きに為って浮かんでましたは。



奥サン。蒼白な顔でワイに言うねん。

「ウチが殺しましたんやはぁ」


  ッテ


「ソナイナン、どないでもえぇねん。」

「ナンでぇ・・・・?ですぅ」


「死にヒトさんはぁ、タダの抜け殻ですがな。アカチャンはぁ生きてますやろぉ。」



奥サン。しゃがみ込んでぇ大泣きぃ、しました。



 

コンときの情景ぉなぁ、夏の前の蒸せる夜更けた晩にぃなぁ。

イッツモ想い出しますなぁ。





眠れんけどぉ。


バイバイ




  


オヤスミナハイ