午後4時頃に会社のビルから外に出たら潮の香りがした。結構久しぶりの感覚である。
会社が昔位置していた場所のすぐ前は海(住所もまさしく「海岸通」)だったのと、建物が古くてすきま風がばっちりだった。潮の香りはもちろん、船の霧笛もうるさいくらいに聞こえていた。
だが、こちらみなとみらいのビルは海岸線よりも数百メートル陸地側にあるし、完全空調・遮音で窓が開かないビルでもあるため、こうした「港の風情」を感じることはちょっと難しい。まぁ、オフィスとしては完璧なので、要するに仕事に来ているわけで、毎日が絶好の仕事日和なのだが...
仕事人向け完全空調・遮音のビル(まだ空室があるみたいです)
とは言え、そこはやはり横浜。しかも、みなとみらいは観光施設やホテルの建ち並ぶ首都圏きっての”リゾート地”でもある。一歩ビルから出れば、都会の雑踏から離れて、海を見ながらのんびりランチを食べようと思えば実現する。まぁ、お値段もそれなりするけれども。ただし平日ならば人混みもなく、順番待ちのストレスも大したことはない。
ふとオフィスの窓から外を見れば、インターコンチネンタルホテルの向こうに見えるベイブリッジ、そして房総半島までの遠景を楽しむことができる。思わず窓を開けて潮の香りを楽しみたいのだが、完全密閉なのでそこだけは楽しめないが。
会社の窓からは港が広がる