DM Solutions Group Inc.のDaveによる講演が開催され、短い告知期間と忙しい時期にもかかわらず、40名を超える参加者が集まった。
今回の題名は「オープンソースWebマッピングの過去、現在、未来」で、質疑応答を入れて約1時間半弱のプログラム。
Daveの講演
創業当初は商用製品でソリューションを構築していた彼らが、なぜオープンソース(最初はMapServer)が良いと思ったか、という98~99年頃の話、その後のMapServerに対する貢献、2002年以降のコミュニティの広がり、さらに2004年以降の国際的な広がり(バンコクでオークニーと出会ったことも含め)、2005~2006年の急激な浸透とOSGeo財団の設立、さらに2007年の見通しなどを、様々なエピソードを交えて説明した。私も2003年以降の彼らの活動を知っているので、大変懐かしくもあり、また同じ経験を共有しているところが多々あり、共感を強く持った。
その上で、彼らとしては、自らを「caretaker(オープンソースのツール自体の面倒を見る者という意味)」と規定し、そこからビジネスを組み立てていくことが説明された。
さて、上記は真面目なお話しであり、それは大変意義があるが、大切なことを忘れてはいけない、今回はハネムーンで来ているのだ。会場には奥様のDebbieも聴講しており、Daveは彼女が研究者としてMapServerを使い始め、メーリングリストに質問を投稿し、Daveがそれに対応し、その後のMapServerのユーザーカンファレンスで出会い、そして...というなれそめを前の年代を追っての説明に上手に交えながら説明をしてくれた。(いやぁ、さすが新婚さん、デレデレですね) 特に、婚約が発表された際に、あのMapServerメインストリームのトップであるSteve Lime(ミネソタ大学)のコメントである、「私はMapServerのユーザーカンファレンスが、よもや愛のカンファレンスになろうとは思いもしなかった」が紹介されたのには、とにかく笑えた。
幸せなのはとにかく良いことである。その幸せ毎BOFに突入。関内にある鳥良は名古屋風の鳥料理と落ち着いた雰囲気で人気が高い。
BOFでご満悦の新婚さ~ん
30名少々が出席する中、和気藹々と食事が進む。もう何回もこの種の集いでお顔をあわせたことのある方が多く、私も大変楽しい。Dave夫妻とはもちろん英語でしかコミュニケーションが取れないが、多くの参加者が入れ替わり立ち替わりDave夫妻に話しかけたりして、あっという間に予定の2時間が超過し、結局3時間近く盛況であった。名残惜しいが最後に、本日通訳をして下さったOSGeo財団の野田さんによる一本締めで終了。
14時間の時差ボケと20時間の長旅の疲れもものとせず、私たちのためにハネムーンの貴重な時間を割いてくれた夫妻に心から感謝したい。
今回の題名は「オープンソースWebマッピングの過去、現在、未来」で、質疑応答を入れて約1時間半弱のプログラム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/68/4296070aade260312acc59f9aec592fc.jpg)
創業当初は商用製品でソリューションを構築していた彼らが、なぜオープンソース(最初はMapServer)が良いと思ったか、という98~99年頃の話、その後のMapServerに対する貢献、2002年以降のコミュニティの広がり、さらに2004年以降の国際的な広がり(バンコクでオークニーと出会ったことも含め)、2005~2006年の急激な浸透とOSGeo財団の設立、さらに2007年の見通しなどを、様々なエピソードを交えて説明した。私も2003年以降の彼らの活動を知っているので、大変懐かしくもあり、また同じ経験を共有しているところが多々あり、共感を強く持った。
その上で、彼らとしては、自らを「caretaker(オープンソースのツール自体の面倒を見る者という意味)」と規定し、そこからビジネスを組み立てていくことが説明された。
さて、上記は真面目なお話しであり、それは大変意義があるが、大切なことを忘れてはいけない、今回はハネムーンで来ているのだ。会場には奥様のDebbieも聴講しており、Daveは彼女が研究者としてMapServerを使い始め、メーリングリストに質問を投稿し、Daveがそれに対応し、その後のMapServerのユーザーカンファレンスで出会い、そして...というなれそめを前の年代を追っての説明に上手に交えながら説明をしてくれた。(いやぁ、さすが新婚さん、デレデレですね) 特に、婚約が発表された際に、あのMapServerメインストリームのトップであるSteve Lime(ミネソタ大学)のコメントである、「私はMapServerのユーザーカンファレンスが、よもや愛のカンファレンスになろうとは思いもしなかった」が紹介されたのには、とにかく笑えた。
幸せなのはとにかく良いことである。その幸せ毎BOFに突入。関内にある鳥良は名古屋風の鳥料理と落ち着いた雰囲気で人気が高い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6c/eec1ca9e14a60163cea3b9e5ef37178b.jpg)
30名少々が出席する中、和気藹々と食事が進む。もう何回もこの種の集いでお顔をあわせたことのある方が多く、私も大変楽しい。Dave夫妻とはもちろん英語でしかコミュニケーションが取れないが、多くの参加者が入れ替わり立ち替わりDave夫妻に話しかけたりして、あっという間に予定の2時間が超過し、結局3時間近く盛況であった。名残惜しいが最後に、本日通訳をして下さったOSGeo財団の野田さんによる一本締めで終了。
14時間の時差ボケと20時間の長旅の疲れもものとせず、私たちのためにハネムーンの貴重な時間を割いてくれた夫妻に心から感謝したい。