「入門Webマッピング」(原著名Web Mapping Illustrated)のプロジェクトは、武蔵小杉の駅にあるスタバでが始まった。昨年8月にここギコの大塚さんからお話しがあり、31日にオライリーの編集者、大塚さんと弊社メンバーで顔合わせをした。話はその場で「やりましょう!」ということになった。昨日、ほぼ1年ぶりにその記念すべきスタバに行き、席こそは1つずれてしまったが、1年前と同じショートラテ(ホット)を注文し、そこから始まったプロジェクトを振り返ることができた。
(下の写真がその記念すべき武蔵小杉のスタバ)
そういえば、私の地理情報関係の出来事はスタバから始まることが多い。
その理由は比較的簡単で、駅前にあるから集合場所に便利、禁煙なので煙の苦手な私に安心、私はスタバのラテがお気に入り等々、、結局「スタバでお会いしましょう」ということになる。スタバは米国でも、台湾でも、中国でも、タイでも、シンガポールでもあるので(ちなみに全世界ほぼ均一の価格)海外でも「meet at Starbucks」となる。
そのスタバ自体との出会いは遙か1997年に遡る。
「海外の都市の地図を作りたいんですけど」という電話一本から始まった。
電話の主は地球の歩き方編集長(当時;今は代表取締役)のNさんで、その年の7月に内幸町(これまた当時)のダイヤモンド・ビッグ社を訪問した。そしてNさんに紹介されたのが、当時まだ数店舗しかなかったスタバ(日比谷シティ店)だった。スターバックスの誕生の歴史について説明を受け、名物として紹介されたラテを注文し、小一時間地図談義やNさんが訪問したシアトルのマイクロソフト本社の話などをしたことを覚えている。私はタバコの煙が籠もる喫茶店は苦手だったので、そこは天国で、すぐにお気に入りとなった。(お仕事の話はとんとん拍子に進み、世界の主要都市の地図を作成を開始したのだが、国内とは違ってなかなか一筋縄に資料収集が進まなかったことを覚えている。)
ところで、今私の自宅の最寄り駅には高島屋があるのにスタバがない。乗降客数の少ない別の駅(複数)にあるので、いったいどの様は店舗計画をしているのか疑いたくなるが、間違いなくここに常連客が渇望していることを忘れないで欲しい。