横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

OSGeo財団日本支部代表者および理事退任のご挨拶

2018年06月08日 12時43分37秒 | OSGeo/FOSS4G
皆様

OSGeo財団日本支部の森です。

2006年の支部創設以来、12年間にわたり、代表者として務めて参りましたが、昨日(6月7日)に開催された年次総会において、代表者および理事の職を辞しましたことを報告いたします。

会員の皆様、そしてコミュニティの皆様には多大なお世話をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!

新しい代表には、岩崎亘典さんが就任しました。
新体制は、こちらをご覧下さい。


OSGeo財団日本支部は、ボランティアにのみ支えられるチームであるため、行き届かないことも数多くあったことは認識しております。
そういう中にあっても、日本支部は世界のOSGeo支部でも有数の規模と実績を有する組織に成長しました。
これについては、特に献身的な努力を傾けてくださった、理事・運営委員の皆様に大いに感謝しております。

今後ですが、私は運営委員の1人として、新代表を支え、引き続き支部の発展に協力して参ります。
そして、自主性、多様性、公平性を重んじた運営に努めて参ります。

皆様、引き続きよろしくお願いします。

2018年6月8日 森 亮

気がつけばMacbook12インチが全色揃う

2017年11月29日 21時45分25秒 | スローライフ
2016年はじめにMacbook12インチを購入した。ちょうどAppleのWebサイトで2015年モデル(初代)の「整備済み製品」が出ていて、それを買った。

圧倒的な薄さ、一度使うと戻れないRetinaディスプレイ、1㎏を割る重量でありながら実質5時間以上持つバッテリー、それは素晴らしい体験だった。
確かに、USB-Cアダプタが一つしかないというのは削ぎすぎでは無いかと思ったが、USB-Cは電源供給、ネットワーク、オーディオ・ビデオ出力を一つで兼ねることができるので、そういう意味では一つであるべきなのだ、などと納得の理由を探したりした。

すぐにこのMacbookは仕事とプライベートの両面でメインマシンとなった。その後、2017年1月からは会社支給のゴールドのMacbook(2016年モデル)を仕事で使うようになった。CPUが強化されて、パフォーマンスも向上していることを実感できた。これでますますMacbookが好きになった。

下の息子がこの春大学に入学したのを機に、同一(2016年)モデルのシルバーを買い与えた。周辺機器が共有できるのも魅力だ。これで合計3色になった。

そして、全色揃える機会が巡ってきたのはこの秋。上の息子のノートPC(パナソニックのLet's note)のwifiが故障した。入学以来3年半あまり使っていたので、もういい加減に寿命でもあった。ごく当然の成り行きとしてMacbookを勧めた。色は、もちろんピンクだ。幸い2017年モデルが手に入った。キーボードが変更されていて、それまでの「ぺたぺた」感が改善されていた。


グレーが2015年モデル、シルバーとゴールドが2016年、ピンクが2017年。

かくして、Macbook12インチの初代以降の全モデルと、全ての色が揃ったことになる。何かとても嬉しく感じる自分がアホらしいが、自己満足的な達成感に浸れる。

シンプルなホームオフィスを作る

2017年11月23日 19時56分07秒 | ビジネスetc
仕事柄、アメリカ西海岸時間に対応するために、朝早く自宅からビデオ会議や電話会議をすることが多い。そのままメール対応などを行って、キリがついてからオフィスにでかけるようなことをしていると、ホームオフィスの環境を整備したくなってくる。

そこで、サンクスギビング休暇を利用して、部屋の隅にシンプルなホームオフィス環境を作った。

 今回整備したホームオフィス

無印良品のパイン材デスクの上に、Mac専用の4Kモニターを置く。MacbookはUSB-Cケーブルで繋ぐだけで、電源がモニター側から供給され、画像と音声がMacbookからモニターへと出力される。


引き出しにはMacなどのノートPCを入れる。Macbook12インチならば、4〜5枚入りそう。


デスク脇には、無印良品の壁に付ける家具を利用して、スマホ置きを設置。

ルーターの交換でネットにつながらない問題を解消

2017年11月23日 19時35分17秒 | スローライフ
自宅のネット接続環境は、フレッツ光へつながる終端装置に有線ブロードバンドルーター(バッファローのもので、もう10年以上活躍)をつなげ、そこからAirMac Extremeを接続して、無線LANでそれぞれのデバイスにつながっている。

この接続環境で、iPhone、Mac、iPad、そしてAppleTVなど、合計十数台のデバイスがアクセスしている。

デバイス数が増えるにつれて、無線LANにはつながるが、その先のインターネットにアクセスできないデバイスが出てくる(常時そのデバイスがではなくて、ネットアクセスをしようとしたタイミングで変わる)という障害が発生するようになった。つまり、あるデバイスはインターネットにアクセスできているが、別のデバイスはできないという障害だ。デバイス数が少ないうちは週に1回くらいの発生だったが、最近では毎日どれかのデバイスがアクセスできないという障害が発生するようになった。これはかなりのストレスだ。

原因と対処法をネットで調べたりしていたが、どうやらブロードバンドルーターに問題があるらしい。

 10年以上活躍したバッファローのルーター BBR-4HG

そこで、ブロードバンドルーターを買い替えることにした。カカクコムではヤマハのブロードバンドルーターの評価が高い。ただ、価格はバッファローの約20倍。小規模なオフィス利用が主対象の価格設定である。しかもレビューには初心者向けでは無いともある。ただ、特別な設定を自宅では必要としていないし、GUIも用意されているということで購入を決意した(実は、決意するまでに数ヶ月かかってしまったが・・・)。

設定は説明書に記載されている手順を追えば、特に難しいことはなく、無事つながった。
それ以来3週間ほど経過したが、アクセスできないという障害が全く発生していない。今までのあのストレスは何だったんだろう。ルーターの交換だけで解消するのであれば、もっと早く実行しておくべきだった。

インターネット接続は、水道や電気と同じレベルの重要なインフラだ。それに対する投資はケチってはいけない、と学んだ。

 今回導入したヤマハのルーター NVR510

(続)国内仕様のiPhone7(iOS11)を使ってアメリカでカードレスの決済を試す

2017年11月13日 19時58分45秒 | スローライフ
先月、日本国内仕様のiPhone7をアメリカでカードレス決済にトライする記事を書いたが、また今月もアメリカに来ているので、トライしてみた。

Apple Payというからには、当たり前のことだが、Appleの本社で使えるかどうかが肝。クパティーノのInfinite Loopにある本社のCafe Macsで試す。

結果はスルリとOK。Cafe Macsにはアメリカのどこの店にでも置いてあるようなクレジットカード決済端末が置いてあり、iPhoneで決済しようとすると、レジの人がボタンを押して設定してくれる。これは、日本国内でも「Suicaで払います」とレジの人に言って、そのように設定してもらうのと同じだ。

 無事決済完了!
(VISAカードでは決済できず、あくまでもPayPass対応のマークがあるMasterCardが必要)

次に、カンパニーストアでも試す。スタッフはハンディターミナルを持っている(銀座や渋谷とほぼ同じものと思われる)。こちらは、何も設定せずに「ピッ」でおしまい。

総本山で動作確認をで来たので、これに気をよくして、次はサニーベルダウンタウンにあるスタバでトライ。ところが、こちらはうまくいかず、プラスティックのクレジットカードの出番に。端末にはPayPass対応のマークがあったのだが、店員さんがiPhone決済の設定をするのに失敗した模様。でも、そんなことってあるのかな。ここってシリコンバレーなんだけど。

疑問符を頭の中に持ちながら、今度はクパティーノ市内のスーパーマーケットで試す。レジの人が設定をしてくれて、「ピッ」で完了。このスーパーマーケットでは2回試す機会があり、2回目もOK。

うん、これなら大体大丈夫な感じがする。たぶん・・・。
ただし、「公式対応」のアナウンスがまだ無さそうなので、いつも「運試し」のつもりでやっていて、それなりにスリルがある。
もちろん、いざというときのために、プラスティックのクレジットカードは持ち歩いている。

今度は、iPhone7ではなく、Apple Watch(私のは日本で購入したSeries 2)で試してみようか、さらに難易度が高いかも知れないけど。

Dreamforceに参加していない今年

2017年11月08日 20時22分13秒 | ビジネスetc
2010年から2016年まで、Dreamforceに7年間連続して参加した。
Dreamforceは僕に未来を見せてくれる場であったし、幅広い知識、素晴らしい人の縁を多数得られた。何度も参加できて、本当に良かったと思う。

昨年のDreamforce参加最終日の僕の予定は直前に変わった。変わったのは予定だけでは無い。人生そのものが変わった。
今年は会場からわずか数十キロ離れた場所に来ているものの、参加はしなかった。

オークニーという自分が創業した会社で、僕は地理情報を一人でも多くの人に活用してもらう世の中を作りたかった。オープンソースに取り組んだのは、高額なライセンス料金が普及とイノベーションを妨げていたからであり、クラウドサービス(SaaS)をいち早く手がけたのも、専門家の手から一般の人の手に利用者を増やしたかったからである。

そうしたビジョンを実現するために、経営者としては技術やプロダクトだけでは無く、投資資金の調達にも多大なエネルギーを注いだ。セールスフォースドットコムから投資を受けるという貴重な体験もできた。

いろいろあって2016年春にオークニーから離れた。その過程で、会社を経営することよりも、もっと実際の地図に近いことをやりたくなっていた。昨年のDreamforce参加は、自分探しの旅も兼ねていた。

成田を発つわずか2日前。急遽、別の予定が入った。サンフランシスコ市内の宿を一日早く切り上げ、ネットでシリコンバレーのホテルを予約した(そのホテルには縁があり、今日も泊まっている)。そしてDreamforce最終日に当たる金曜日に、私の次に進むべき道が見えた。

人生は自分でこうしようと思ってもそうはいかない。むしろ、「こんなはずじゃ無かった」ということとの戦いだ。そしてある時、すんなりと潮の流れに身を任せる機会がやってくるようだ。僕にとって、この一年はまさにそんな感じだ。。

国内仕様のiPhone7(iOS11)を使ってアメリカでカードレスの決済を試す

2017年10月01日 20時21分23秒 | スローライフ
 もともと私はクレジットカードが使えるところでは現金では無く、積極的にカードを使う。とは言え、気がつくといつの間にか財布の中の1万円札が無い!ということも多く、毎週1回はATMで現金を下ろしたりしていた。

 今年の6月半ばにAppleWatch2、末にiPhone7を購入して、Suicaとクレジットカードを登録してから、いわゆる「ApplePay」対応のお店ばかり使うようになり、逆に現金のみとか、ApplePay非対応のお店を避けるようになってしまった。

 その理由はとてもシンプルである。iPhoneは、移動している時には必ず手にしている。財布からクレジットカードやましてや現金を出す手間と比較すると、iPhoneで決済ができれば、「ピッ」と鳴らすだけで、手間がほぼゼロに近い。この便利さは一度体験すると戻れないくらいの魅力がある。結果として、日本国内に滞在している時は、電車・バス移動、食料品の買い物など、iPhoneで支払えるところばかりに行くようになっている。

 一方、米国滞在中はそうはいかなかった。iPhone7は日本発売の製品は「独自仕様」で、Felicaには対応するが、国際標準のTypeA/Bにはファームウェアのレベルで対応していないようだ。実は何度もアメリカのスーパーなどで試したのだが、全くダメ。仕方なくプラスチックのクレジットカードを財布から出して支払うしか無かった。現金よりは時間が短縮できるが、それでもかったるい。

 Appleの新しいiOS11が出て、この記事を読んだ。それによると、「日本のクレジットカードを登録したApple PayであってもJCBやMastercardの非接触決済サービス『Mastercardコンタクトレス(PayPass)』『J/Speedy』が利用できる」とある。つまり、私が持っている国内仕様のiPhone7が、米国などの海外のPayPassに対応したらしいのだ。

 そこで、米国で試してみることにした。近所のスーパーの端末は、普段はプラスチックのクレジットカードを差し込んで支払っているのだが、その端末をしげしげと眺めると、PayPass対応のマークを発見した。ならば、私の「イエローハットカード」がMasterCardなので、行けるかも知れない。で、やってみたところ、Touch IDはうまく動作せず、パスコードを入れたら決済できた。操作にほんの少し時間がかかったものの、プラスチックのクレジットカードを財布から出して・・・というのに比べたら数分の1の時間である。

 「Q」のマークがあれば使えるはず。

 このことは朗報だ。最近は日本国内で外出する際にiPhoneだけ持って行き、財布を持たないことが多い。ついつい米国でもそうなりがちだったので、これで安心かも。
あとは、同じことがスターバックスなどでもできればさらに良いが、機会があれば試してみよう。

 そんな感じで、日本円から米ドルの現金に両替する必要が最近はぐっと減ってしまった。日本よりもアメリカの方がずっとキャッシュレス社会。本来のアメリカのライフスタイルに追いつけたと言うことか。

 ちなみに、ネットの記事を検索すると「公式対応」ではまだ無さそうなことも書いてある。Touch IDが私の場合使えなかったなど、まだどこかに問題も残っていそうだ。いずれは解消されるとは思うが、まだ今のうちは財布を持参しておいた方が分断だろう。

シリコンバレーではコミュ力でレイドバトルを克服するのだ

2017年08月08日 21時38分52秒 | スローライフ
 1年あまり楽しんでいるPokémonGO。最近は伝説系のPokémonが出てきて、そのたびにジムには沢山の人が集まっている。ここ数ヶ月なりを潜めていた?プレーヤー達が可視化されたのは興味深い。年齢層も言われたほど高齢化していないし、ちょうど日本の人口ピラミッドにフィットする感じでもある。

この、黙ってスマホをいじくる人だかりに「いったいこれは何?」と胡散臭そうに眺めて通り過ぎる人も多い。その冷たい目もそれほど自分たちには刺さらず、熱いバトルを繰り広げている。

 人口密度の高い首都圏では、伝説系のPokémon出てきても、誰も集まらないということは滅多に無いのだが、人口密度の低いシリコンバレーでは勝手が違う。今年に入ってから、都合2ヶ月半ほどこちらで過ごしているが、来るたびに首都圏が特別に恵まれていることを実感している。

 過去何回かの投稿でも説明したが、シリコンバレーは田舎なので、ポケストップがまばらで、徒歩圏内でせいぜい2〜3カ所行ければ良い方だ。結果として、ジムも少ない。せっかくのレイドジムも、「ぼっちバトル」を余儀なくされることが多く、ラプラスやバンギラスを目の当たりにしながら、指をくわえて、なすすべも無い。

 ただし、今回の伝説系のPokémonに関しては、さすがに当地のプレーヤー達もしびれを切らしたようだ。貴重な機会を無駄にしないように、ジムに集まった人に互いに声を掛け合って、バトルが成立する人数になるまで気長に待ち、満を持して「よーい、ドン!」と一斉にバトルに入る。バトルが終わり、お目当てのPokémonが捕れても捕れなくても「バトルに協力してくれてありがとう」と和やかにかつあっさりとその場を去る。

 人が集まるのを待つ

 9人いれば大丈夫だ!

 今日(8月8日)だけで、別の場所で2回のレイドバトルを体験したが、いずれも普段は人の往来はあまりない。付近で気がついた人がポツポツとクルマで集まってくる。そして、こちらではDiscordというゲーム系のSNSが活用されていて、地域毎にPokémonGOの連絡板がある。ここで、「今、伝説系のPokémonが出ているからレイドバトルに誰か一緒に参加しないか?」と呼びかけ、それに他の人が「あと何分くらいで到着する」「2名で行く」などと呼応して、最初は2名ほどだったのが10名前後まで増える。

 Discordでのやりとり

 それにしても、アメリカの人ってコミュ力とチーム力が高いと思う。お互いに明るく声を掛け合い、自然発生的にリードを執る人ができ、無駄なく協力関係が成立する。しかも、必要最小限の情報を交換するが、それ以上深入りはしない。

 参加者層は様々。シリコンバレーらしく、IT系の会社勤めの人が多そうだ。今日の夕方のバトルでも、ある一人が、Baiduの社員タグをつけたままだったのだが、一緒にいた人が、「私はTencentだから競合ですね」と明るく話していた。

日本も田舎のレイドバトルはどんな感じなのだろうか?

初老は40歳〜?!

2017年07月15日 19時40分21秒 | スローライフ
ネットのある記事で、「初老は40歳〜」ということを知り、この10月で55歳を迎える私は、いったい何者なのかと、戸惑ってしまった。


自分が子供の頃、50歳を超えたらさぞかし落ち着いた円熟期をすごしているのだろうと、想像していた。さて、その私の人生は今や円熟期なのだろうか。

人は、私のキャリアを見て、うまくやっているように取るかも知れない。確かに、若い頃に経験に恵まれ、その後起業してある程度の実績を残してはいるし、その会社を離れた今は、よく名前を知られた会社で働いている。家族にも恵まれ、特に不自由なく過ごせているように見えるかも知れない。

しかし、実のところ、自分には人生とはつくづく生きづらいと思っている。とりわけ人が絡むことは本当に難しい。体調と同じで、調子が良いな、と思うことがしばらく続いても、いずれはそうでないときがやってきて苦しむ。そんなことの繰り返しばかり。その都度、自分が意図しない騒動や困難に巻き込まれ、なすすべも無く立ちすくんでしまう。そしていろいろ大切なものを失い、もう一度這い上がろうともがく。20代や30代の頃ならば経験不足で致し方ないかも知れないが、それが40代になって、さらに50代になっても変わらない。しかも、その難度は年を経る毎に上昇する。自分は経験から教訓を学べないのか、それとも人生とはたいていそういうものなのか。

さすがに少しだけは学んだと思う。例えば、今やれることに、ただただ最善を尽くすこと。その結果にいつも少しは期待するものの、滅多なことでは思うようにはならないし、受け入れるしかないと、冷静になっておくことなど。

いつの間にか、「人生とは、こんなはずじゃ無かったということとの戦い」というのが座右の銘になった。何か起こるたびに、それを独り言のように繰り返して、自分をなだめて奮起させる。

そして、円熟なんでまだまだ遠い先だなと、諦め気味だ。このあたり、世の中の先輩諸氏は、いったいどうなんだろうか?

赤のiPhone7入手、そしてfreetelのSIMを契約

2017年06月29日 22時57分24秒 | スローライフ
2014年9月からずっと愛用していたiPhone6。1年ほど前に電池を交換して大切に使っていたが、PokémonGOのバトル中に動作が追いつかず、ハングアップすることすらあるなど、そろそろ限界かな、と思っていた。たまたま会社支給でiPhone7 Plusを使う縁に恵まれ、その動作速度がPokémonGOに最適であることを知った。

「PokémonGOも仕事です」と声を大にして言いたいところではあるが、やはり自前のスマホで楽しみたい。ちょうど機種変更を勧めるソフトバンクからのダイレクトメールが届いていたので、そのキャンペーンに乗っかるのもいいかな、と思い始めた。

これまで9年にわたり契約していたソフトバンク、毎月1万円前後支払ってきた。今は、機種代は支払い済みだが、それでも様々な名目で費用が計上され、機種代支払中と比べた時のお得感が全くない。

そこで、ちまたの格安SIMについていろいろ調べてみた。すると、毎月2000円台でおおむね必要なことができることもわかってきた。回線品質はワイモバイルなどキャリア直系のMVNOが圧倒しているようだが、ワイモバイルはSIM契約だとテザリングが不可である点がネック。アメリカ滞在中の連絡は会社支給のiPhoneで行うので、「アメリカ放題」は別に無くても構わない。それに、データ通信は専用のSIMを出張前にAmazonで購入すれば事足りる。

いろいろ迷った末、freetelに決めた。回線品質の評判は今ひとつだが、PokémonGOやFacebook利用がデータ通信量にカウントされないのが大きな魅力だ。

AppleのサイトからiPhoneを注文。在庫があるので翌日に到着。ネットでソフトバンクからMNPの番号を入手し、freetelを申し込み、これも翌日に到着。古いiPhoneからのデータ移行にやや時間がかかったものの、総じて大変スピーディに切り替えができた。

 今回購入した赤いiPhone7
AppleのREDシリーズは、iPhoneケースやApple Watchのバンドで使っているが、iPhone本体のこの赤色は実に良い。

 表側
iPhone6に比べて、液晶の表示品質がかなり良くなっていると感じる。

 裸で持ち歩くのは避け、赤い保護ケースに入れる
せっかくの本体を隠してしまうのは残念だが、落として壊してしまったら元も子もない。純正のシリコンケースは、指が滑らないので安心だ。
ちなみに、Plusはサイズが手に余るが、こちらは私の手のひらでしっかりと保持できる。片手でいじくっていても無理が無い。

話は戻って、freetelについて。

半月ほど使ってみた感じでは、通信速度は、これまで使っていたソフトバンクと比べて、体感的にはっきりとわかるほど遅い。ネットでの評判通りだ。
特に、渋谷などの混雑エリアの混雑時間帯の遅さは、まるで2008〜2010年頃のソフトバンクと同じ感じで、docomoの電波は捕捉できても、データ通信速度はノロノロだ。
幸い、PokémonGOの利用には悪影響は無く、従来の4分の1程度の月額費用は嬉しい。
動画を見ることもそれほどしないため、この程度のデータ通信速度なら、私の場合特に不満は無い。