平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月23日(土)

2017-12-23 06:00:29 | アマチュア無線

本日午前7時快晴-0.6℃ 厳寒 天皇誕生日 祝日

【AO-73 Full Time ON】「FUNcube-1」AMSAT-BBのスレッドでも紹介されていますが、来年1月3日の夕方(UTC)まで、フルタイムでトランスポンダーが使えるようです。

【FalconSAT-3】 記録 昨日22日(金)深夜00:02のパスで、メッセージが連続で3つ上がりました。今までどうしても上がらなかったのですが、不思議と言えば不思議です。このパスをもって「Wisp Soft TNC Complete」としておきたいと思います原因とまでは言えませんが、幾つか考えられることがありますFalconSAT-3のBBSの受けが良くなった。ここで、この衛星のBBSサーバーのリロード作業が行われ完了していることからその要因も考えられます「送信パワーを上げた」今まで衛星の負荷を考え控えめにしていましたが、一応FT-847の最大にしました「Speakerアウトレベルを上げた」FT-847の9600baud入力電圧はかなり高い電圧を要求されていると思われるので最大の「100」に上げました「思われる」としたのは、リグのマニュアルに表記がないからです「40mV p/p 10kΩ」と表記があることはあるのですが、これは1200baudの時のことを指し、9600ではもっと必要なはずと判断しましたCALSAT32のリグコントロールを「衛星固定」から「送信固定」にした。衛星固定では送信周波数も動かす訳ですので、衛星側でアップ信号を旨く捉えられない可能性があると判断したためです。送信固定として送る側の周波数を変えないでアップ信号を送る状態にしたことになります。なぜ「衛星固定」にしていたかと言いますとAO-85とAO-91のFM交信では、衛星固定で旨く行っているからです。

↑考察が必要:FalconSAT-3へのアップ周波数は「145.840MHz FM」ですが、この周波数でアップした場合、衛星は高速で飛行しているため、近づいて来るときはこの周波数より高く受信せざるを得ない訳です。そこで衛星側で常に「145.840MHz」で受信出来るよう、地上側であらかじめドップラーを見越した周波数を送れば、衛星は常に「145.840MHz」を受信出来ることになります。そんなことをする必要はないというのが「送信固定」となりますが、衛星では「FM」の帯域を広く取ってあるのでそんなことをする必要がないのかどうかの考察が必要です。

【FalconSAT-3】 Try局 私の所属している奥武蔵アマチュア無線クラブの一員であるJH1OKL局が、ここでBBSへのメッセージアップに成功しましたので、紹介しておきます。リグは「TS-2000」データ端子への9600baud入力(PCからのSpeaker出力)は「2V」要求されているということで、PCにサウンドカードを後付けして対応したとのことです。システムはいわゆるソフトTNC「High Speed Sound modem + HW-VSP ⇒ Wisp」Wispの設定はセオリー通り、当初上がらなかった要因はやはりリグへの入力電圧(PCからのSpeaker出力電圧)だったようです。UISSで波を出し、SDR#で受信して波形確認などもして対応して来たようです。今日シャックを訪問する予定ですので、さらに詳しくレポート出来ると思っています。Falconsat-3 Wisp VSP Soundmodem Setup ⇐繰り返しですが紹介しておきます午前中訪問して来ました。お互いにレクチャーし合って、Wispの理解かなり進みました。一辺に8個ものメッセージアップをした訳ですが、過去に作ったものが全部残っていたので、自動で上がってしまったようです。今後は不必要なものは削除し、必要なものだけ用意しておく方針を確認しました。TS-2000へのSpeaker出力電圧が、内臓のオンボードサウンドカードでは低いので、後付けのサウンドカードを用意。サウンドブラスターZ「Model SB1500」アマゾンで9,980円 BIOSでオンボードを切り離して使用(両方一辺には使えないので)このサウンドカードに変えてTryしたら直ぐ上がるようになったとのことです。

【PC Skills】Skills:技量・腕前「サウンドカードをネットで買って、PCの蓋を開け、PCI Expressソケットに取り付け、オンボードサウンドカードをBIOSで切り離す」このような作業は、かなりPCの知識がないと出来ない。しかし、常日頃からPCに親しみ、無線と実験を繰り返すことによってスキルアップは可能と思えます。それと人工衛星を追うための基礎知識も必要で、FalconSAT-3衛星を追うということは、衛星通信の総合力が求められるのでないかと思っています。さらにそこには衛星通信の基本的なシステムが組み込まれた「Wisp」というソフトがあることになります「難しい複雑」という先入観は禁物で「やれば出来る」精神で臨めば達成は可能と思っています。

【SO-50】13:35 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6PL JA4GVA JK3HFN JA3FWT JK2XXK(1906:中津川)年末土曜日の昼下がり、しばし一服。各局交信ありがとうございました。

【FalconSAT-3】この衛星には「Digipeater」が積んであります。Wispを使わないでデジピーター通信が楽しめます。当局このデジピーター、最初全く上がりませんでしたがその後いろいろ調整して上がるようになりました。幾つかヒントを①宅内(シャック内)で地上波を使い他のAPRSが受信出来るリグでモニターする。CVLの場合KENWOODの「TM-D710」でモニター、Speakerアウトレベルが低いと変調が乗らず、信号は受信出来ても文字列が現れませんでした②宅内(シャック内)でRTL/SDRを使いSDR#で自局の送信波をモニターする。波形が正常ならばOK:画像参照③ローカル局に、これも地上波を使い、モニターしてもらう。相手にもHS Soundmodem+UISSの環境を設定してもらう。MixW2を使う場合も同じと思います後は、通常の衛星通信が出来ているならば、衛星には電波が届いているはずなのでデジピートするはずです【再掲】Speakerレベルによって、Digiするしないが決まることになりますが、ブラジルのPY4ZBZ局がレベルの紹介をしています。 Alto アルト スペイン語「高い」真ん中 OK Baixo バイスー ポルトガル語「低音」

今日はこれから(15時過ぎ)外出、夜の早いうちには帰宅出来る予定

コメント
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