平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月13日(火)

2016-12-13 08:11:23 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ2.4℃ 夕方から天気崩れる予報

【Meteor-M N2】08:14 少し遅れて受信開始。東、太平洋上のパス。日本列島は少ししか写っていません。

「こうのとり」無事ISSに到着

【ITF-2】こうのとりの荷物の一つ。筑波大学「結」2号機。前回は確か1回も信号を聞くことが出来ず失敗だったと思います。今回はどうでしょう437.525MHz JQ1ZTK

「こうのとり」により、ISSに運び込まれた荷物のうち、アマチュア無線の周波数を使う小型衛星(Cube Sat)は6機ですが、全部成功するでしょうか今までの経過からすると、どうもISSから放出される衛星は成功率が低いのです。原因が分からないというのも科学的でありませんが、原因が発表されないので、素人の推測が始まります地上で十分なテストをしてISSへ持って行く分けですが、宇宙空間へ出たとたん機能しなくなる。放出を担当する宇宙飛行士はたぶん、放出する時点でその衛星が生きているかどうかの確認は出来ないのだと思います。システム的にです。ISS内にあるうちにスイッチが入ってはいけない。爆発の危険性があるからかどうかは別にして、宇宙空間へ放出され、一定の時間が経過した後衛星が稼働するように、決められているようです。宇宙空間へ出て初めて「自立」です。その自立が旨く行かなと「信号を出さない」ということなのだと思います。

「自立」の確認は、最初のBeaconを捉えることなので、そこに衛星追跡の醍醐味があります。その意味で6機の衛星のISSからの放出が楽しみです。日程は今のところ公表されていません。 

コメント
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