●本日午前7時雨16.3℃ 弱い雨 晴れてくる予報
◆弱い雨ながら、降る予報は全く出ていず、予報が外れたと云うべきで、めずらしい。五月晴れも長続きせず、梅雨入り前のこれからの季節、天気予報も難しくなって来るでしょう。
【ヨーロッパ旅行記⑬】自由行動解散は、ホテルへは歩いて帰れない距離の場所であったので、各自何らかの交通手段で帰らなければならない。タクシーが一番手早いですが、添乗員さんがせっかくバスや地下鉄の乗り方を教えてくれたので、金額の問題でなく、体験することにし、バスで帰ることに…。切符は地下鉄の改札口で売っているというので予め買っておくことにしました。オペラ座近くの地下に降りて買うのですが、駅員がいるところを見過ごし、自動販売機しかないと勘違いし、買おうとしますが、買い方が分かりません。どうやって買っているか3人くらい見てましたが分かりません。中国人風の若いグループが隣の販売機で買っています。肩をたたいて「買い方教えて…」のジェスチャー「Englishなら分かるのか?」と聞かれ「Yes」英文の選択肢を押し、サッサーと教えてくれました。どこまで行っても1.7ユーロの切符2枚を5ユーロ紙幣で購入。さて今度は停留所の下見。バスルートは21で、21と表示されているバスが来たら乗ればいいのです。停留所で見ているといろんな番号のバスが次々に来ています。停留所に書いてあるルート表を見ると19番目の停留所が降りる場所です「そうだ、乗ったらすぐ運転手さんにここで停めてと停留所名を大きな声で言おう」と思いつく、それには発音が合ってないとだめ、停留所で待っている人(女性)に話しかけ、停留所名を指差して私が発音する。その人も発音する。2・3回繰り返し「Wi」「Glaciere Auguste Blonqui」(グラシア オーギュスト ブロンキー)◆夕食後、停留所で待っていると21番のバスが来た。前から乗る。切符を入れるとチェックが済み、出てくる。その時、運転手さんに「Glaciere Auguste Blonqui Please Stop」と大きな声で言う。うなずき、ボタンもあるからというようなことを言う。一番前の一人掛けの席に70歳を過ぎたくらいの女性のお年寄りが座っていた。その人にも「私達この停留所で降りるんです」と書いた紙を見せる。空いた席に座ったが、バスの中のルート表と今停まった停留所名を見比べてバスがどこを走っているか確認する。だんだん降りる停留所が近づいてくる。後2つという時、降りる人も乗る人も居なかったので一つ飛ばした。そしたら停まってドアが開く、降りないでいると「ここで降りるんだよ…」と運転手さんが席を乗り出して私達を促す。一番前の席のお年寄りも「降りなさい」のジェスチャー「メルシー、メルシー」と言いながら降りる。薄闇の中を走り去るバスを見るとさっきのお年寄りが手を振っている。私も「さようなら~」と言いながら手を振る。24分かかりましたが、無事ホテルに帰り着きました。