平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録8月21日(日)

2011-08-21 07:36:23 | アマチュア無線

本日午前7時雨 良い降りです。

【防災訓練】本日、飯能市総合防災訓練が行われる予定でしたが、雨脚強く、中止となりました。奥武蔵アマチュア無線クラブとして、非常通信訓練に参加する予定でした。夕べのうちに機材一式を用意しておいたのですが「有備無憂」で終わりました。

【月面探査機】日本版月面探査機の試作機が完成し、8月29日にメディア発表が行われるようです。White Label Space Japanの全貌が明らかになるとのことです。願わくはアマチュア無線用のレピーターを積むか、持っていてもらいたいものですが、絶対無理でしょう。でも、何回か後の将来はそうなるかも知れない。

Aris21aug2011a Arissatft847 【ARISSat-1】17:08 最初LowPowerModeでした。LOS近くになってHighPowerModeに切り替わりました。LowPowerでは殆どデコードしません。FT-847のDSPを使って帯域調整してみました。Low側は山が明瞭に下がるのですが、High側がうまくCut出来ません。この程度のものかと思っています。

Aris21aug2011b 【ARISSat-1】18:46 途中からHighPowerMode Telemetry14 KURSK13でした。

【BPSKとAGCの考察③】「かってな判断に基づく翻訳ですから参考程度に留めてください」ARISSat-1 BPSK- 1000を受信するときに、可能ならばあなたの受信機のAGCをオフにすることをお勧めします。高速と低速のどちらかを選ぶようになっている場合は低速の方を選んでください。これは大きいオーディオレベルの変動が発生した場合、クリッピングを避けるためゲインを下げる必用があるからです十分なダイナミックレンジを持っているサウンドカードでもA/Dは16ビットを使うようにしてください。理想的にはバックグラウンドノイズのレベルは、上り下りの信号で一定でなければなりません。このようなことを行うことにより、復調器としてのデコーダは、信号を区別するのに役立ちます騒音の中からのエラー訂正は、ビタビアルゴリズムを使用します。その大きな特徴は"強い"と”弱い”とを区別する能力です。強い'1'または弱い'0'が基本ですが、弱いが'1'なのか'0'なのか分からなく可能性が考えられます。デコーダが、"判断できない"ということになります。これはビットが限られた数のためですデコーダはまだ強いビットのエラーを修正することができます。しかし、弱いビットのエラーは修正がうまく行きません。判断できない場合はそのビットは”消去"されてしまいますARISSat-1では時に、信号のフェードが深くなります。AGCをオフにすれば、オーディオ信号レベルが低下した状態のフェード中でもデコーダは、バーストとして消去することなく信号を認識することができます。

【原文】原文を示しておかないと意味がないですね。以下↓

I forgot to offer some advice when receiving the ARISSat-1 BPSK-1000 telemetry beacon: turn off your receiver AGC if at all possible. If you can only choose between fast and slow, pick slow. If this causes a large variation in audio level, reduce the gain to avoid clipping on the peaks. A sound card A/D is 16 bits so you have plenty of dynamic range;
don't be afraid to use it.
Ideally the background noise level should be constant with the signal going up and down.
This greatly helps the demodulator and decoder to distinguish signal from noise. The error correction uses the Viterbi algorithm, and one of its big features is the ability to distinguish between "strong" and "weak" bits; a strong '1' or '0' is considered less likely to be in error than a weak '1' or '0'. The decoder can even accept "I don't know" for a limited number of bits.
The decoder can still fix errors in strong bits. But it can fix more of them in the weak bits and still more in the "I don't knows" (known technically as "erasures").
This is especially important when the signal fades deeply, as it often does with ARISSat-1. With the AGC off, the audio signal level falls during a fade and the decoder can recognize it as a burst of erasures or near-erasures. by KA9Q

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