9月3日(日)夜10時過ぎ、ハイデルベルク・熊本友の会のホーボルト会長から熊本日独協会メンバーにグループライン。
Liebe Freunde in Kumamoto, Gestern wurde im Stadtteil Neuenheim das traditionelle Fischerfest gefeiert
「熊本のみんな 昨日、ノイエンハイム地区で伝統の漁師祭りが開かれた」
短い1行ですが、この祭りのことは初めてで興味がわき、4日、朝食を済ませるとすぐ調べ始めました:
ハイデルベルク市ホームページの ” Stadtteilfeste 2023 ( 2023年各地区まつり )” に
“ Neuenheim : Fischerfest vom 2. bis 4. September ( ノイエンハイム :漁師祭り 9月2日から4日まで ) ”
場所は Marktpalatz ( マーケット広場 ) とある。
Rhein-Neckar-Zeitung ( ライン・ネッカー新聞 )もこの祭りを8月29日に予告。
“ Neuenheim feiert ab Freitag Fischerfest ( ノイエンハイムの漁師祭り金曜日から ) ” 。
幸いにこの記事に昨年の漁師祭りの写真があった。
人々が寄り集まって楽しむお祭りの一種で、見たところ魚や漁師とは関係なさそうである。
では、なぜ Fisherfest なのか ?この用語で検索。
ライン川沿いの町などに漁師祭りがあることがわかる。これらは、祭の由来も祝われる時期もまちまち。
いずれにしろハイデルベルクにはネッカー川が流れているので、今では大学や研究機関が集まるノイエンハイム地区もかっては漁師に関係があったのだろう。
次にノイエンハイムの歴史を Wikipedia でたどる。
「ローマ時代にはここに駐屯地が置かれた。ノイエンハイムは歴史的には明らかにハイデルベルクよりも古い。
Gruenderzeit ( グリュンダーツァイト )期に都市化が進むまでは、主に農民、ワイン用ブドウ栽培者、漁師の村であった。
1891年、ハイデルベルクと合併してできた最初の Stadtteil ( 市の地区)となる。」
これで、「漁師祭り」と結び着いた。
先ほどの「2023年各地区まつりカレンダー」には、” zur Website des Stadtteileverreins " ( 詳しくは地区協会ウェブサイトに )との指示があり、そこをクリック。
表示された Programm の中身はおおむね次のとおり。
「1日夜はチャリティ音楽会。2日から4日までの期間中、子供や大人の蚤の市と各種の音楽演奏。
漁師祭りは9月2日土曜日18時に開会。協会長のあいさつ。」
あっさりとした記述だ。そこで、Stadtteilverein Neuenheim のホームページを検索。
画像はホームページの上だけを切り取ったもの。
STADTTEILVEREIN NEUENHEIM
Traditionen pflegen, die
Zukunft des Stadtteils aktiv
mitgestalten.
伝統を守り 地区の未来を 共に築く
ノイエンハイム地区協会の目標が力強く掲げられている。
同協会は百年以上の歴史があり、1891年ハイデルベルク市と合併するまでは、Verschoenerungsverein ( 美化協会 / 美化クラブ ①と理解されていた。
しかし、時代の変遷とともに役割が変化。伝統を守るとともに市に対して住民をまとめ地区の利益を主張する公益団体 ( Eingetragener Verein〈 登録社団 〉② )となった。
地区協会は文化的イベントや伝統の祭りを主催している。
ハイデルベルク市にはこのような地区協会が15ある。それぞれの地区の歴史や特性を踏まえながら活動しているのであろう。
もっと知りたいことがあったが夕食の時間が過ぎたので、ここまでとしました。 (M.S.)
① Verein 協会としたが、サッカークラブ、射撃クラブ、コーラスクラブなどのクラブとの類似性があり、その違いを学び、団体に応じて適切な表記とする必要があると考えています。
② ハイデルベルク・熊本友の会もいわゆる公式な表示は Heidelberger Freundeskreis Kumamoto e.V. 。ドイツに特有の Eingetragener Verein ( 登録社団 )その略が e. V.
の特性についても日常語レベルで把握できていません。それができていれば、Stadtteilverein Neuennheim e. V. のプロフィールをもっと平易に生き生きと描けたのですが。
Liebe Freunde in Kumamoto, Gestern wurde im Stadtteil Neuenheim das traditionelle Fischerfest gefeiert
「熊本のみんな 昨日、ノイエンハイム地区で伝統の漁師祭りが開かれた」
短い1行ですが、この祭りのことは初めてで興味がわき、4日、朝食を済ませるとすぐ調べ始めました:
ハイデルベルク市ホームページの ” Stadtteilfeste 2023 ( 2023年各地区まつり )” に
“ Neuenheim : Fischerfest vom 2. bis 4. September ( ノイエンハイム :漁師祭り 9月2日から4日まで ) ”
場所は Marktpalatz ( マーケット広場 ) とある。
Rhein-Neckar-Zeitung ( ライン・ネッカー新聞 )もこの祭りを8月29日に予告。
“ Neuenheim feiert ab Freitag Fischerfest ( ノイエンハイムの漁師祭り金曜日から ) ” 。
幸いにこの記事に昨年の漁師祭りの写真があった。
人々が寄り集まって楽しむお祭りの一種で、見たところ魚や漁師とは関係なさそうである。
では、なぜ Fisherfest なのか ?この用語で検索。
ライン川沿いの町などに漁師祭りがあることがわかる。これらは、祭の由来も祝われる時期もまちまち。
いずれにしろハイデルベルクにはネッカー川が流れているので、今では大学や研究機関が集まるノイエンハイム地区もかっては漁師に関係があったのだろう。
次にノイエンハイムの歴史を Wikipedia でたどる。
「ローマ時代にはここに駐屯地が置かれた。ノイエンハイムは歴史的には明らかにハイデルベルクよりも古い。
Gruenderzeit ( グリュンダーツァイト )期に都市化が進むまでは、主に農民、ワイン用ブドウ栽培者、漁師の村であった。
1891年、ハイデルベルクと合併してできた最初の Stadtteil ( 市の地区)となる。」
これで、「漁師祭り」と結び着いた。
先ほどの「2023年各地区まつりカレンダー」には、” zur Website des Stadtteileverreins " ( 詳しくは地区協会ウェブサイトに )との指示があり、そこをクリック。
表示された Programm の中身はおおむね次のとおり。
「1日夜はチャリティ音楽会。2日から4日までの期間中、子供や大人の蚤の市と各種の音楽演奏。
漁師祭りは9月2日土曜日18時に開会。協会長のあいさつ。」
あっさりとした記述だ。そこで、Stadtteilverein Neuenheim のホームページを検索。
画像はホームページの上だけを切り取ったもの。
STADTTEILVEREIN NEUENHEIM
Traditionen pflegen, die
Zukunft des Stadtteils aktiv
mitgestalten.
伝統を守り 地区の未来を 共に築く
ノイエンハイム地区協会の目標が力強く掲げられている。
同協会は百年以上の歴史があり、1891年ハイデルベルク市と合併するまでは、Verschoenerungsverein ( 美化協会 / 美化クラブ ①と理解されていた。
しかし、時代の変遷とともに役割が変化。伝統を守るとともに市に対して住民をまとめ地区の利益を主張する公益団体 ( Eingetragener Verein〈 登録社団 〉② )となった。
地区協会は文化的イベントや伝統の祭りを主催している。
ハイデルベルク市にはこのような地区協会が15ある。それぞれの地区の歴史や特性を踏まえながら活動しているのであろう。
もっと知りたいことがあったが夕食の時間が過ぎたので、ここまでとしました。 (M.S.)
① Verein 協会としたが、サッカークラブ、射撃クラブ、コーラスクラブなどのクラブとの類似性があり、その違いを学び、団体に応じて適切な表記とする必要があると考えています。
② ハイデルベルク・熊本友の会もいわゆる公式な表示は Heidelberger Freundeskreis Kumamoto e.V. 。ドイツに特有の Eingetragener Verein ( 登録社団 )その略が e. V.
の特性についても日常語レベルで把握できていません。それができていれば、Stadtteilverein Neuennheim e. V. のプロフィールをもっと平易に生き生きと描けたのですが。
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