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熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】e-mail: kuma.jdg@gmail.com

ハイデルベルク市青少年訪問団役職員との交流

2025-08-14 11:17:06 | ハイデルベルク交流
 ハイデルベルク市青少年訪問団が8月1日~11日に熊本を訪れました。

 平成4年(1992年)にハイデルベルク市と熊本市の友好都市締結に伴い、青少年の相互交流が続いています。
 今年はハイデルベルク市からの青少年およそ20名を4名の役職員たちが率いて来られました。
 団長はイェンス・リッターさん、指導員はアンナ・ソフィア・ブラッツさんとテレーザ・マッツ・リッターさん、そして通訳のカタリーナ・ダイスさんも同行されています。

 熊本日独協会は、受け入れの熊本市教育委員会のスタッフと共に、8月5日に役職員たち4名との会食を楽しみました。


 青少年たちのグループは火の国祭りの体験、熊本市長への表敬訪問、必由館高校や熊本県立大学での交流や研修、美里町でのフットパス体験、阿蘇観光などを経て、10日に当協会主催の役職員歓迎夕食会を行いました。


 団長のリッターさんは今年度からハイデルベルク青少年協議会の事務局長に就任されましたが、前任者のシュテッフェン・ヴェルナーさんの娘さんが今回の青少年交流団に参加されているために、ヴェルナーさんご夫妻も熊本を訪問されましたので、ご夫妻と交流のある当協会会員の宮本ご夫妻が10日に歓迎会を開かれました。

 歓迎会にはヴェルナーさんご夫妻はじめ、ハイデルベルク青少年訪問団役職員、熊本市教育委員会のスタッフや関係者、以前の熊本側の青少年交流経験者たち、そして当協会からは宮本ご夫妻と重浦顧問、八戸会長夫妻という、誠に賑やかな和気あいあいとした雰囲気の中で行われました。


 このような幅広い分野の皆さんとハイデルベルクの皆さんとの交流は、お互いの絆を一層深めで長い歴史を築いていく礎になっていることは間違いありません。

 世界の一部でいがみ合いが起こっていますが、私たちはそのようなことが絶対に起こらないように平和を目指して仲良く、楽しく国際的な交流を目指して進みたいと思います。
(K.Y.)

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大雨を心配 ハイデルベルク・熊本友の会からメール

2025-08-13 15:05:03 | ハイデルベルク交流
ハイデルベルク市青少年訪問団の滞在中(8月1日ー11日)熊本は梅雨末期のような天気が続き、とうとう10日から11日にかけての深夜は「緊急速報メール」が鳴り響く記録的大雨となりました。夜が明けてテレビをつけると各地の深刻な状況が報道され終日続きました。

熊本市では雨音が小さくなった午後8時1分前、「熊本友の会」グループラインに着信。
Karl Saueressig カール・ザウアーエッスッヒ理事からの心配するメールです。添えられた n-tv..de のニュースは玉名市などの様子を詳細に伝えています。

    

とりあえず、「今までのところ我々の知り合いの被害は聞いていない、激しい雨の峠は越したようだ」と知らせる。

間もなく熊本日独協会の八戸和男会長からお礼と高い視点からの応答。
ハイデルベルク・熊本友の会のハンス・ホーボルト会長もそれに呼応するメッセージ。
次が2025年8月11日夜、記録的大雨の影響が見通せない時点でのお二人の通信のあらましです。

21:04 Kazuo
心配ありがとう。安全を確保している。世界的に異常気象にさらされている。お互いに気をつけよう。

21:30 Hans
君たちの知らせとウェブカメラの最新の映像でいくらか安堵している。最悪は避けられたようだ。
とは言え、再び人的被害が出ていることに心を痛めている。物的被害には政府や自治体の支援があるだろうけど。
海洋が暖められて発生する異常気象は残念ながら引き続き覚悟しなければならず、これはヨーロッパそしてドイツにも当てはまる。
地中海の水温上昇は著しく、その影響でこれからの数日ハイデルベルクでも猛暑が続き最高気温38℃の予報だ。
いくら暑くても大雨に比べたら対策が取りやすいだろう。
そちらも不順な天候に負けず元気で過ごすように祈っているよ。

このように直接顔を合わせての交流だけでなく通信技術による交流も活発です。         (M.S.)

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手話で生き生きと交流

2025-08-08 10:32:51 | ハイデルベルク情報
熊本市ろう者協会の訪問団が8月4日(月)午前、ハイデルベルク市を表敬訪問。市庁舎大広間でStefanie Jansen (シュテファニー・ヤンゼン)副市長(注)と対面 。ハイデルベルク市ろう者協会のメンバーが随行した。両市の協会は2005年にパートナー協定を結び、継続的に相互訪問している。
熊本友の会のホーボルト会長夫妻も同席。熊本からの一行には11年前に知り合った二人も含まれ再会を喜んだ。
( 注:2020年11月に女性としてはハイデルベルク市で初の副市長に就任。福祉部門を担当。写真では後列の右から5番目の白いトップス姿の方)

    

ヤンゼン副市長はその後のパーティーにも出席してあいさつ。
参加者はすぐに打ち解け、ワインやゼクト(ドイツのスパークリングワイン)に色とりどりの料理を楽しみ盛り上がった。
集いの様子をホーボルト会長は、 ” Ruhig aber sehr lebhaft "(ルーイッヒ アーバー ゼア レープハフト)と描写。
さらに、「 " Ruhig und doch lebhaft " (ルーイッヒ オント ドッホ レープハフト)は矛盾しているようだが、聴覚障害のある人たちの交流ではそうなのだ。」との追記がありました。                           (M.S.)


ホーボルト会長が集いの様子を描写したドイツ語は手つかずのままです。その語句を取り上げたいと思います。

aber sehr と und doch はさておき、次の2つの形容詞に対応する日本語として『デイリーコンサイス独和辞典(・和独辞典第2版)』の訳語の中からふさわしそうなものを拾ってみます。 
 ruhig ; 静かな、穏やかな、物静かな
 lebhaft ; 生き生きした、元気な、活気のある、賑やかな
語句全体は翻訳アプリの助けを借りると次のようになります。
  Ruhig aber sehr lebhaft ; 静かであるが、非常に活気がある
  Ruhig und doch lebhaft ; 静かで活気のある

さて皆さまだったらどのような日本語になさいますか。




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今年も熊本友の会の夏祭り

2025-08-04 17:06:59 | ハイデルベルク情報
先週の土曜日(8月2日)、ハイデルベルク・熊本友の会の夏祭りが開かれました。
場所は例年通りハンス・ホーボルト会長のご自宅の庭。
この日は、神様が味方し、雨の予報に反して太陽が輝いたそうです。

  

夏祭りについてはあらまし次のように書かれ

ゾンターク教授とヨハンセン博士が亡くなられて姿が見られないのは寂しかった。
でも、新しい顔ぶれも現れた。
熊本からはハイデルベルク・サマーサイエンススクールで研修中の Hana Chan と Koko Chan が参加。友の会メンバーが皆それなりに日本語を話せるのに驚いた様子だった。
( 注:ゾンターク教授は昨年9月27日、ヨハンセン博士は本年2月14日に逝去されました。)

メッセージは
「このところの気温は低めで(きょうは雨でもあり、18℃)もう少し暖かくても良い。
 一方、熊本はもっと涼しくなるといいね。」
と結んでありました。

ちょうどハイデルベルクからは今月1日より青少年交流訪問団が滞在中。11日に熊本を離れます。
今週はあいにく雨がちの日が続きますが、晴れたら晴れたで、強烈な日差しが照り付けます。
どうか野外を含めすべての活動が無事で楽しい思い出になるよう願うものです。    (M.S.)
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また会いましょう熊本 最後のドイツカフェ

2025-07-28 17:16:08 | 活動案内・活動報告
7月24日(木)午後7時25分。
熊本市ドイツ人CIR (国際交流員)によるドイツカフェ最終回、参加者からの質問コーナー。

「いつも笑顔ですが、ポジティブでいられるコツは何ですか?」

講師はちょうど7月22日のブログ記事「(Maria Wohnig (マリア・ヴォーニヒ)さんの送別会」でも
「とても明るい性格で、いつも笑顔を振る舞っていて」と評されています。

「コツですか。うーん」。マリアさんは少し苦笑したあと答えました。
「ひとから笑顔をもらうとうれしくて、それを返すと楽しくなるからです。
 また、学ぶ姿勢を持ち続けることを心掛けています。」

午後6時30分から始まったカフェではCIRとしての2年間で経験したことを語ってくれました。
希望したことははとんど成し遂げていて、その幅広さと充実ぶりに驚きました。
それでも熊本でやり残したことが二つあり、残念がっています。
  ○ 2月の熊本城マラソンへの参加
  ○ 8月の山鹿灯篭祭りで踊ること

これらを成し遂げるためにも遠からず熊本に帰って来るに違いありません。
その願いを参加者全員が拍手で表し、見守ってきた国際課の皆さんも一緒にグループ写真を撮りました。
ベルリン出身のマリア・ヴォーニヒさんは8月6日ドイツに飛び立ちます。              (M.S.)                                                  
                                         
        

  掲載したのは「また会えるといいな!」の言葉が記されたスライドと2枚の集合写真(微妙に違います)です。

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