熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

コースターの独日比較

2017-07-29 18:41:41 | インポート
ドイツでビールを飲んだら記念にコースターを持ち帰ることにしていた。
その多くはなじみのスタンドの天井に飾られた。
やがて他の客も各地のコースターを持ち寄り天井さらには壁も色彩豊かなモザイク模様になった。
数年前、マスターが引退し店も閉じられたが、あれらのコースターはどうなったのだろう。
それはともかく、ドイツのコースターの多様性には心ひかれるとともに気になっていることがある。
    どうしてドイツのコースターは両面にしかも違うデザインが印刷されているのか

逆に言うと、どうして日本のコースターは片面印刷なのか

両面に違うデザインで印刷するとコストがかかるだろうに、ドイツ人は多くの情報を伝えることの方を重視するからだろうか。
先日、ビールを飲みながらこの疑問を話題にしたら、独文のある教授は、この先生の飄々とした語り口は再現が難しいが、およそ次のように述べられた。
「それは、ドイツ人が怠け者で、テーブルにサッサっと配るとき、どっちの面が出てもいいように、そういうことなんですよ。」
たしかに、両面印刷だと裏表を気にしなくてもよいが。すると、細部にも心配りをする日本のサービスでは整然と表が配れるように片面印刷になっているわけか。
ここでは、コストではなく効率が問題とされている。
はたしてどうなのか。今度はドイツで飲食ないし印刷業界の人に尋ねてみようと思っている。

ところが、その前にKeine Regel ohne Ausnahme との諺どおり、「ドイツのコースターは両面のデザインが異なる印刷である」にも「はずれ」があったのだ。
手持ちのコースターの表・裏を念のために見比べていったら異端児がデテキタノデス。
下の写真は、左側が表面のみの印刷で裏は日本と同じように白地のもの、右側が両面に同じデザインが印刷されたもの。
        

すると、これからは次のように問題提議しなけれならないのだろうか・・・?
どうしてドイツのほとんどのコースターは両面にしかも違うデザインが印刷されているのか
(m.s.)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョッキの蓋は何のため

2017-07-24 16:40:55 | インポート
先ほどの記事で取り上げた我が家のビアジョッキと同じくビアレストラン・オーデンに持ち込んでいるマイジョッキも熊本地震を
生き延びた。

     

このジョッキで飲んでいると「その蓋は何のため」が、よく話題になる。
空気に触れないで新鮮さを保つためを大きな理由としていたが、ネットでは、“ 炭酸ガスの含有量が少ないので、あまり関係ないのでは? ”と疑問符が付いている。
“ 昔、ペストが流行していた時、ペスト菌を持った虫が入らないように ” という説を紹介しているものもある。
25年ほど前の熊大のDAAD講師 Frauシュトゥンプのご夫君は “ 戸外で飲むとき、ホコリが入らないように、
木の下だったら小さな茎などが、特にWespe(スズメバチ)が入って、知らずに飲んだら危険だ ”と顔をしかめ、
“ 蓋が付いていないときはコースターを蓋代わりに使えばよい ” と話されていた。

     

庭で飲むときには、なるほどと思われる説である。
(m.s.)

 


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビアジョッキは残った

2017-07-24 15:33:07 | インポート
平成28年4月14日午後9時過ぎ、ビアレストラン・オーデンにいた。
突然、大きな揺れが襲い、調理場で皿が重なりながら床に落ちる音が続いた。
しばらくして外に出てまず浮かんだのは「我が家のジョッキも割れただろうな」との心配だった。
何とか帰り着きその夜は庭で寝た。

翌朝、家に入ると多くの食器類が粉々になった中にビアジョッキは少しの破損もなく転がっていた。
午後、菊陽に住む姉夫婦にも手伝ってもらい破片を片付け頂き物も足して食器を整えた。

      

そして、16日午前1時過ぎ、再びの大揺れ、すなわち熊本地震の本震が発生。
新しく並べたコーヒーカップなどほとんが埋め立てごみとなった。

      

ビアジョッキだけは、万一の場合、重量があるので棚に置かない方がよかろうと、布にくるんで別室のテーブルの下に避難させていた。
今、それらは食器棚に並んでいる。


      

しかし、堅牢なドイツ製品のことだから、ひょっとしたら避難させなくても割れずに済んだのかもしれない。
なぜか、そんな気もする。
(m.s.)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザルツブルクと言えば

2017-07-13 12:13:22 | 旅行
ドイツ語に触れたくてDVDを数本購入しました。
その中の1本が1956年の西ドイツ映画『菩提樹』。1965年制作のアメリカのミュージカル映画『サウンドオブミュージック』と同じくトラップ一家の物語です。
女子修道院でのマリアのお転婆な姿、トラップ家の子供たちが父である海軍大佐の笛で動くところ、マリアが子供たちにカーテンで遊び着を作ってやることなどなど、「ああ、サウンドオブミュージックにもこのシーンがあったなー」と製作された時代や国に違いがあるのに共通な場面ー特に前半ーが多いことに少し意外な気がしながら観ました。
しかし、舞台となったザルツブルクの風景はやはり『菩提樹』の方が時代を感じさせます。
ところで、ザルツブルクと言えば、モーツアルトを思い出される方も多いのではないでしょうか。
黄色い色彩で目立つ生家がありますし、毎年夏には彼にちなんだ「ザルツブルク音楽祭」が開かれます.
音楽愛好家の多い日独協会のこの秋のドイツツアーの訪問地の一つにもなりました。
モーツアルトのついでにドイツの空港などのギフトショップでよく目にするものに「モーツアルトクーゲル」というチョコレート菓子があります。そのオリジナルはこの町のフュルストというお菓子屋さんで作られています。現地に行ったらぜひお試しください。
(m.s.)

   
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この秋 ミュンヘンでビールを

2017-07-07 12:56:04 | 旅行
台風に続き大雨。ハイデルベルク熊本友の会のホーボルト会長からも気遣うメールが届きました。皆様のご無事をお祈りします。

ところで、この秋、ビールの本場、ドイツ・ミュンヘンで乾杯しませんか

6月28日の記事で紹介した“熊本日独協会 友好都市25周年ハイデルベルク市交流訪問団ツアー”

福岡空港を9月29日(金)午前に飛び立ち、同日夜、ハイデルベルクのクラウンプラザホテルに投宿。
翌、30日(土)はハイデルベルガーヘルプストに参加、また、熊本友の会と交流。
10月1日(日)からは、ハイデルベルクの旧市街観光に始まり、ローテンブルクを経て、ロマンティックドイツの見所をたどります。

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったノイシュバンシュタイン城、ロココ建築の最高傑作と言われ内装が美しい世界遺産ヴィース教会、ルートヴィヒ2世が完成させた唯一の城リンダ―ホフ城、数々のフレスコ画が描かれた建物で知られ、10年に1度の“キリストの受難劇”で名高いオーバーアマガウ
さらに国境を越え、モーツアルトの生誕地ザルツブルクへ。歴史地区はオーストリアで最初の世界遺産の一つ。

そして、帰国前日の4日午後、ミュンヘン観光に。旅の締めくくりとしてこの夜はホ-フブロイハウスで夕食、歓談します。
どうぞご一緒に、本場のビアホールの雰囲気を楽しみながらビールとバイエルン料理を満喫ください。

       
          画像は Hofbaeuhaus am Patzl から引用

 ※ お問い合わせは、川田事務局長(090-9792-2190)までお願いします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする