異文化ドイツカフェ ～ ニーベルンゲンの唄

2023年4月の異文化ドイツカフェは27日14:00からと18:30からの2回実施されました。
講演者はいつもの熊本市国際交流員のアンナ・ザイツさん。

ニーベルンゲンとは、主要人物のジークフリートによって滅ぼされた小人のニーベルング族の人々、或いはニーベルング族の財宝を持つ人々という意味です。
題材は5世紀から6世紀にかけての史実に基づいていますが、書かれたのは13世紀で、作者はわかっていません。
内容は、ネーデルラントの英雄で竜殺しのジークフリートの非業の死と、ブルグント王国の国王グンデルの妹でジークフリートの妻となるクリムヒルトが夫の復讐を図る物語を描いた叙情詩です。

作曲家ワーグナーのオペラに「ニーベルングの指輪」（総上演時間15時間に及ぶ4部にわたる大作）がありますが、内容的にはかなり異なる物語となっています。

オペラに魅了されている私は、この講演をとても興味深く聴講させていただきました。アンナさん、ありがとうございました。
（K.Y.）

お花見 / O-Hanami がハイデルベルクでも

今朝のワイドショーでは京都や各地の桜の名所に殺到する観光客、特に多くの外国人の姿が報道されました。
今や「SAKURA」や「HANAMI」は海外でもポピュラーになったようです。
ドイチェ・ヴェレ （Deutsche Welle）のインターネットサービスでも東京の桜の開花やベルリンのSAKURAやHANAMIの記事が見られます。

熊本市の友好都市・ハイデルベルクではこれよりも一足早く熊本友の会が中心となって3月18日（土）に花見が催されました。
天気にも恵まれ咲き誇るサクラの下で多くの人が日本の文化を楽しむ様子が画像から伝わってきます。
友の会のメンバーとその活動に協力する人々の熱意の賜物でしょう。

　　　　　　　　　　
　
　　　　　　　　

　　　　　　　　

会場となった市立図書館周辺の花びらはピンク、再開発が進むハイデルベルク駅近くのバーンシュタット（Bahnstadt）の若木は白く咲いています。
また近隣のシュヴェツィンゲン（Schwetzingen）城庭園の春の写真4枚（下段）も数日後、加わりました。

　　　　　　　　


　　　　　　　　

これらの画像は早くに届いていたのですが公開が遅くなりました。　（M.S.）