６月１１日のEUについての講演会には各友好協会から約７０名が参加。本協会からも６名の会員が参加しました。 講演の内容は、翌１２日の熊日朝刊４面に森紀子記者の署名入りで掲載されていますのでそちらに譲ります。
きょうは、熊本日独協会でも２０年ほど前にEUをテーマとする講演会を開いたことを思い出し、そのことを投稿いたします。
何年のことだかったか正確な記憶がなく、その時に作成したチラシや講演原稿などの資料を探したのですが、２年前の断捨離運動で廃棄したらしく見つかりませんでした。
その代り、平成１９（２００７）年の４５周年記念関連事業の封筒に、「駐日ドイツ公使講演会」のチラシと「講演レジュメ」が入っていました。
同年１１月１６日に駐日公使ベルントフィッシャー博士の「今後の日・独・欧州関係」と題する講演会を熊本市役所１４階ホールで開催した時のものです。
昔の資料を探すことに没頭し、６年半前にもEU関連の講演会を開催したことは、すっかり忘れていました。でも、１５０名程の市民の皆さんにお集まりいただい講演会には、会場の手配、周知、パワーポイント作成など市の国際室の大きなご協力があったことを思い出し、あらためて感謝いたします。
次に資料探しはあきらめ、リーバーマン教授という名の記憶を手掛かりにハンス・リーバーマン → ハンス・ユルゲン・リーバーマンと勝手に浮かんで来る名前でネット検索を続けました。なかなかヒットしませんでしたが、ようやくドイツYahooのSchawarz Liebermannの項目にたどりつき、EUとの関連の記述を見つけました。
そして、シュヴァルツ・リーバーマンで検索すると「PmWiki-Main-交流会ー熊本学園大学」に出会いました。これは、同大学の海外事情研究所が開催した講演会の一覧を示したものです。そこに、次のようにありました。
＜招聘講演会/現代講演会＞
熊本日独協会・熊本EU協会と共催
平成６年４月２３日（土）１４:３０～１７:００ １２号館１２３３教室
「ドイツとヨーロッパ統合」
講演者：Schwarz Liebermann ＝ シュヴァルツ・リーバーマン氏
（独 ： ロベルト・シューマン・ヨーロッパ研究所元所長）
※ 逐次通訳あり
平成６（１９９４）年といえば、この年の４月、それまでの熊本商科大学から名称を熊本学園大学に変更したのですね。東西の壁が取り払われてから間もない頃で、「ドイツとヨーロッパ統合」と題する講演には約２００名の市民が参加され、教室が一杯だったと記憶しています。なお、数字は先にあげた市役所１４階ホールの講演会同様あくまでも主催者（の記憶）発表のものです。
そして、思い出すのは、この時の講演会も海外研から会場の使用、周知などで大きな援助をいただいたということです。通訳の謝礼の他、講師のリーバーマン氏を当時の熊本市国際交流員エリザベート・モスバッハーさんと熊本駅に出迎えましたが、大学までのタクシー券も海外研からのものだったように思います。 （M.S.）
