熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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日独修好の歴史を共にし、新たな友好を結ぶ - その5(最終回)

2015-07-19 13:46:21 | インポート
企画展示の「開会式・内覧会」に続いて「日独友好関係者の集い」が開かれました。
日本側から19自治体と同じく19日独協会、ドイツ側からは6自治体と12自治体が参加。
予定では、
 15:00-15:20 全大会                 (講堂)
 15:30-16:40 (2つの分科会にわかれて、事例報告)
             第1分科会               (大会議室)
             「日独姉妹・友好都市間交流を考える」  座長:町田 在独大使館参事官
             第2分科会               (ガイダンスルーム)
             「諸団体の日独交流を考える」      座長:黒川日独協会理事
 16:50-17:20 全大会(まとめ)と討論         (講堂)
 17:20       閉会    (挨拶 木村 日独協会副会長)
となっていましたが、「ドイツ愛唱歌集」贈呈第1号の欄で報告したように全体に押し気味で最終的に30分長引きました。
参加した第2分科会においても二つの協会の活動紹介がカットされました。しかし、図録に収録されている内容でカバーできるとのこと。
座長の黒川剛日独協会理事(元オーストリア大使)は、「それぞれの地域で熱心な活動が行われていることをあらためて知った。「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」という。たこつぼ型でも良いのでそれぞれができることをやる。これが大事だ。」と簡潔にまとめられました。
協会運営の一端を担いながら「これでいいのか」と迷うこともあります。黒川理事の講評に力を得た気がしました。
 
始まりの全体会のメインスピーチをされたのが、この夜、愛唱歌集を贈呈することになるルプレヒト・フォンドラン 独日協会連合会会長。日独、特に独にかってのような相手国への関心があるのか、一方、昔は良かったと言い切れるのか、過去の検証も必要との問題意識をお持ちの方でした。

閉会挨拶の木村敬三 日独協会副会長は元ドイツ大使。展示の中にも吉田首相訪独時にアデナウアー首相らとの通訳をされる青年時代の写真があります。それだけにご挨拶も経験の長さを反映した時間になります。主催者の意を汲み外務官僚後輩の町田参事官がメモを渡しました。
若手の自信と責任ある行動でした。 (M.S.)


  写真:メインスピーチをされるフォンドラン 独日協会会長、第2分科会の様子と座長の黒川日独協会理事
                    
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オーデン「夏のビール祭」行ってきました

2015-07-19 02:00:30 | インポート
会員の活動紹介。といっても今回は仕事の現場そのもの。
協会のシュタムティシュ(行きつけ、たまりば、常会場所)ビア・レストラン「オーデン」。店長は村山二郎さん。本協会の理事。ドイツのビアホールの雰囲気を熊本でもと、お父さんの陸奥雄さん(先代会員)が銀座通りにこの店をオープンして30年。恒例の夏のビール祭「2時間飲み放題」。今年は例年の8日間より短く13日(月)から16日(木)までの4日間。ただし夕方5時から閉店までと時間は通例の8時までより長い。案内ハガキをいただいたし、祭には参加すべしである。なんとか最終日に都合をつける。念のため電話をしてカウンターに1席確保してもらい出掛ける。

入り口の看板には「おかげさで開店30周年」とある。(写真1) 最初の1杯をついでもらっている間に二郎さんや店内をパチリ。(写真2、3,4、) 料理は、まずセピーチェと砂肝唐揚げにする。箸をつけてしまったところでカメラを取り出した。(写真5) 続く2杯目を待つ間にカウンターの向こうでグラスを洗う奥様と厨房のスタッフを写させてもらう。(写真6,7) 3杯目はお隣のご夫婦をまねてハーフ&ハーフにする。いわゆる普通のビールと黒ビールを混ぜるのだが、この普通のビールをスーパードライにするかドライプレミアムにするか、あるいは別のものするかで違いを楽しんでいらっしゃる。まずはベーシックな奴をと頼む。すると二郎さんが飲み比べたらどうですかと並べてくれた左がスーパードライ、右がドライプレミアムを混ぜたハーフ&ハーフ。(写真8) 違いの講釈はやめにして、この夜はシュタインへーガーを挟んでドライプレミアムの方をお替りする。・・・ かくするうちにラストオーダーはどうしましょうと優しく尋ねられ -(写真9) 笑顔にお礼を言い、いや、もうそろそろとレジに。(写真10)

           
          

佐倉市・国立歴史民俗博物館での企画展示「ドイツと日本を結ぶもの - 日独修好150年の歴史 - 」の一角で「ビールやサッカーだけじゃない」というセリフを見かけたが、種類の豊かさ、地域で異なる個性や飲み方に違いがあるビールはやっぱりドイツの大きな魅力である。そんなビールを適切な温度管理の下で旨さを引きたてるグラスに丁寧に愛情深く注いでくれる、しかも料理にも工夫をこらすオーデンもやはり全国に自慢できるビア・レストランと言える。 (M.S.) 


           
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事務打ち合わせ

2015-07-17 10:51:55 | インポート
ハイデルベルク市青少年訪問団の引率者4名を歓迎する懇親会を8月6日(木)午後6時半から熊本市国際交流会館5階大広間で開きます。そのための事務打ち合わせが昨夜(7月16日)行われました。料理の注文先、注文内容、数量、同じく飲み物についても検討。紙コップや皿などの必要な消耗品の調達。当日の準備、設営、進行、etc.。店を使わず、自前で行うとなるとそれなりの習熟が求められます。
事務方の皆様、どうぞうまくいきますように。(M.S.)
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『ドイツ愛唱歌集』贈呈第1号

2015-07-16 17:36:47 | インポート
待望した歌集が7月4日午前、平川プリント社(岡本秀一郎代表)から届けられました。佐倉市の歴史民族博物館での6日の企画展開会式・日独友好関係者の集いに持参したいとの思いに編集委員の皆さん、印刷所が応え、作業を急いで頂いたお陰です。
そのかいあって、夜のドイツ大使館主催のレセプションでルプレヒト・フォンドラン独日協会連合会会長ご夫妻にお贈りすることができました。ドイツ、日本の数々の歌が楽譜と歌が揃って収録された歌集を賞賛し、「孫のピアノで聴くのが楽しみ」と喜ばれました。 (M.S.)


「開会式・内覧会」、「日独友好関係者の集い」は日程が詰まっており、さらに時間が押して参加者と言葉を交わす間はなかった。終了後、レセプション参加者を大使館に送るバスの出発も30分遅れ関係者をやきもきさせた。なんとか、予定の午後7時半に始まったがバス4台の招待客で会場は混雑した。そんな中で他のドイツ人ゲスト達と歓談中のお二人に近づき、お話しできたのは幸いであった。「50年近く前の新婚時代に熊本を訪れた。ふらりと入ったバーのママとすっかり親しくなり、数日自宅に泊めてもらい、温泉にも連れていってもらった」と思い出を語られる奥様。歌集を手にした姿を1枚撮らせていただいた。(写真1)

ウェルカムドリンクでの30分ほどの歓談の後、開会。主催者挨拶をされるシュテファン・ヘルツベルク ドイツ連邦共和国大使館臨時代理大使と主賓挨拶のモニカ・グリュッタース ドイツ連邦首相府文化メディア担当国務大臣のお顔だけをカメラに収めることができた。(写真2、3)


    

    

      
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「魔笛」公演の陰で

2015-07-15 20:55:31 | インポート
会員の活動を紹介するコーナー。今回のテーマも音楽です。 

この時期に恒例となったスロヴァキア国立オペラ熊本公演。7月14日「はあもにい」メインホールで午後7時に開演した2015のプログラムは、第一部 コンサートオペラ「魔笛」、第二部アリア、オペレッタとミュージカルの曲。
ここにも熊本日独協会員の活躍する姿が見られました。
コール・クライゼル団員の橋本新十郎さんは、公演の共催者「熊本モーツァルト協会」の重鎮です。モーツァルトをこよなく愛する橋本さんはこの日、受付にすわり、にこやかな笑顔で熊本の愛好者を迎えていらっしゃいます。
「モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」を鑑賞する」と題した8ページにわたる作品の解説、荒筋と聴きどころの折り込みには「文責 橋本新十郎」とありました。
午後6時半の開場、中ほどの席を取り、続々と詰めかける観客に目をやると協会員の多くの見知った顔に出会いました。
橋本さんも開演直前には受付から前方の席に来られ、どんな公演になるのか期待を全身で表しています。
フロアー最前列にはパソコンの載った机とスクリーンが配置されています。間もなくして、二人の女性がパソコン操作や台本の確認、打ち合わせを始めました。コール・クライゼルの指揮者、吉田李佳さんと同合唱団の副団長、岩佐銘江さんです。「魔笛」の字幕を担当されるのでした。歌に合わせて歌詞を映し出していくのは緊張をしいられる作業に違いありません。
パパゲーノ、パパゲーナのデュエット「パパパ」が歌い上げられ、満員の観客の鳴りやまぬ拍手を聞いた時、お二人は何を思われたのでしょう。(M.S.)
 

 写真:受付にすわる橋本さん、開場直後の観客席、字幕の準備風景 
           
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