熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

ベルリン娘のベルリン案内 1時間では足りず

2024-11-04 17:02:35 | 情報提供

熊本市ドイツ人国際交流員マリア・ヴォーニヒさんによる14回目となる10月31日(木)のドイツカフェ。


   生粋のベルリン人が案内するベルリンの散歩
       Ein Spaziergang durch Berlin
         mit einer echten Berlinerin

午後2時からの部に参加

生まれも育ちもベルリンで大学もこの都市のマリアさん
まずはスライドを使ってベルリンの概要の紹介  
  
短いベルリンの歴史
  数字でみるベルリン(博物館、劇場、公園などが多い)

 

  ベルリンのキャラクター 
  
Berlin :  Arm aber Sexy ! ベルリンは貧しいがセクシーだ
 2003年、当時の市長クラウス・ヴォーヴェライトが作ったスローガン
  

  

  フェスティバルの町ベルリン  

 

いよいよ地図上に示された線に沿ってグーグルマップで巡るベルリン散歩が始まる
シェーネフェルト( Schoenefeld )を起点にその距離83.7 Km

  

最初に訪れたのは新しい ブランデンブルク空港( Flughafen Berlin Brandenburg )建設のエピソードが面白い

空港関連では散歩の後半で公園に姿を変えた テンペルホーフ空港( Flughafen Berlin Tempelhof )も登場

その間に歴史遺産や文化施設に加えて

〇 路地の奥の市場に入り「この店のイタリアパンと向こうの店でチーズを買ってここの席でワインと楽しむのが最高
〇 小さな広場の この一帯は漫画やコミックの店が人気
〇 ベルリンの名物は2つ カリーブルスト( Currywurst )ドネルケバブ( Doener Kebab )
  カリーブルストは「カリー36( Currywurst 36 )」というこの店が有名

などと楽しそうに案内が続く

ベルリン観光の定番といわれる チェックポイントチャーリー( Checkpoin Chalie )
ブランデンブルク門( Brandenburger Tor )あるいは 国会議事堂( Reichstagsgebaeude )も出て来る気配がない。

なるほど若い世代のガイドならではだなと思っていたら、時計を見て時間がないのに驚き
ベルリンの博物館群( Museen Berlin ) 紹介に駆け足で向かう。

それでも終了時刻の午後3時になり、「ああ半分ぐらいしかできなかった」と残念がられる。
思いは参加者も同じで「ぜひ続きをお願いします」の声と賛成の拍手が起こる。
後でマリアさんに尋ねたら上に挙げた3つも含めて多くの観光スポットが訪問リストに入っていた。
いずれ続編があると期待している。

次回11月28日(木)のテーマは「ドイツの童話」。
私たちの知っているお話がいくつ取り上げられる楽しみです。          (M.S.)

 

 ドイツカフェの問い合わせ先 熊本市国際交流振興事業団
        Koza@kumamoto-if.or.jp   096-359-2121

  

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ゾンターク教授(Professor Dr. Hans-Günther Sonntag)逝去

2024-10-13 16:47:22 | 情報提供

ハイデルベルク・熊本友の会の名誉会長であるハンス=ギュンター・ゾンターク教授が9月27日にお亡くなりになりました。
ゾンターク教授はハイデルベルク大学医学部長として学部および大学病院の発展に大きな功績を残し、また熊本市民病院との長年の医学交流に尽力され、今年も熊本市民病院から医師たちがハイデルベルク大学病院へ研修に派遣されるなど、互いの交流が脈々と続いています。

熊本日独協会は同教授の功績に改めて敬意を表するとともに市民レベルの友好にもご貢献いただいたことに感謝し、心より哀悼の意を表します。

地元のライン・ネッカー新聞(Rhein-Necker Zeitung)にはゾンターク教授の逝去を悼む記事が大きく掲載されました。また、ハイデルベルク・熊本友の会のホーボルト会長も温かいお人柄にもふれながら同紙に追悼のメッセージを寄せています。
(K.Y., M.S.)

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日独の若者がオンラインで交流

2024-10-08 18:43:18 | 情報提供

9月24日(火)、熊本市にある熊本県立熊本商業高等学校(以下、「熊商」と記述。)の生徒と
マンハイム市にあるレッシングギムナジウム ( Lessing Gymnasium Mannheim )の生徒が
オンラインミーティングで相互理解を深めました。
今年の5月7日から10日までレッシングギムナジウム マンハイムの生徒6人と引率教員2名が
熊本市を訪れ、県立の2つの高校などで授業や文化部の活動に参加しました。
(詳細を5月16日、「日独の若者が熊本で交流 友好の新しい芽生え」のタイトルで掲載しています)
その後、引率責任者のビルトシュタイン先生( Herr Bernhard Bildstein )から熊商にウェブ会議の提案があり、
諸準備を経て実現に至ったとのことです。

 最初はなかなかつながらず、生徒たちもやきもきしていましたが、つながった瞬間には、
 「わ―!」と歓声が上がり、お互いに英語でやりとりをしていました。

   

  

    

送っていただいた写真には机の上に広げられた英語の教材も見え、熊商の生徒たちの心構えがうかがえます。
以下、国際経済科主任 坂本 愛 先生の臨場感あふれる「リポート」を箇条書きにトーンダウンしてお届けします。

ー 初めにビルトシュタイン先生と校長先生らしき女性の先生の挨拶
ー 黒板にはドイツと日本の国旗と、提灯が飾られている(提灯には‟居酒屋"と書かれている)
ー その後、6チームに分かれお互い自己紹介
ー レッシングギムナジウムの生徒が学校とマンハイムの紹介をしてくれる
ー 写真を見せたりしながら話してくれ、とても興味深そうに聞いていた
ー ドイツの生徒は早朝に登校してミーティングに参加してくれたようで、
  別れ際に「今から授業が始まる」と言っていた
ー 通信状況の問題で途中途切れることもあったが、とても楽しかったようだ

ー 次回は12月17日(火)に行う予定
ー その前に、クリスマスカードと年賀状をみんなで作って送る
ー ビルトシュタイン先生からも、今後もオンラインミーテイングを行いたいとおっしゃって頂く
ー 次年度も継続していければ、と思っている

どうか両校の交流が継続され、多くの生徒が感動する機会を得られるよう願うものです。

坂本先生からのメールの最後には、

 通信が途切れたりしてバタバタしていたので多くは撮れませんでしたが、写真を送ります。

としたためてありました。
時差もあり、初めての試みが上手く運ぶようにご苦労が多かったことと思います。
お忙しい中にお知らせいただきありがとうございました。         (M.S.)

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ドイツのお城の伝説を日本語の朗読で聞く

2024-09-28 11:15:36 | 情報提供

熊本市国際交流員マリア・ヴォーニッヒさんによるドイツカフェ。
13回目となる9月26日(木)のテーマは「ドイツの城 歴史と伝説」                                            
 Burgen in Deutschland     (
ブルゲン イン ドイッチュラント)                                                       Geschichte und Legenden  (ゲシヒテ オント レゲンデン)                                             

まずは、お城の種類、役割や構造、ドイツと日本の城の比較、                                           お城での日常生活や娯楽などの学習の時間。                                                  「Burg ブルグ」と「Schloss シュロス」の違いにも触れ、                                             シュロスの方が新しい時代のものとの説明がありました。                                                 シンデレラ城のモデルとも言われ、日本でも人気のノイシュバンシュタイン城。                                         ドイツ語では「Scholoss Neuschwanstein」とシュロスがつきます。                                                       したがって、ブルゲンが対象の今回はあえて取り上げられませんでした。
 ※ Burgen (ブルゲン)は Burg (ブルグ) の複数形

ところで皆さんはドイツのお城と聞いて何を思い浮かべられるでしょうか。                                      100年の眠りについたお姫様。あるいは霧に浮かぶお城の尖がり屋根。                                         幼いころのマリアさんも同じで、お城のオモチャや中世のコスチュームで遊び、                                  ご両親の昔話に夢中になったそうです。

      

   

一昨日のカフェでは、私たちも思いがけない体験が得られました。                                          30分ほどのいわゆる「講義」の後、ドイツの Burgen の伝説を                                          スライドを見せながら日本語で朗読してくれたのです。                                                                                                       まるで幼稚園で先生の紙芝居に笑ったり怖くて泣いたりした時間に                                        タイムスリップしたようでした。                                                       きちんとメモすることも撮影することも忘れ聞き入りました。                                                     昨日の投稿に掲載した「ホーエンツォレルン城の白衣の女」の画像が                                        かろうじて写した1枚です。

マリアさんが語ってくれたのは、その他に3つの伝説。                                                             Die Burg Eltz (エルツ城)の「甲冑の王女アグネス」                                                Die Burg Oybin(オイビン城)の「乙女の跳躍」と「貯水槽の中の財宝」

4つの伝説は、残酷、勇敢、幸運、欲張りがもたらす恐怖と異なる題材で、                                                   マリア・ヴォーニッヒさんの熱心な語り口にも違いが出ていました。

さて、来月のドイツカフェは10月の最終木曜日、31日。                                                                    テーマは「ベルリンの散歩」                                                                   しかも「生粋のベルリン人が案内する!」のうたい文句が付きます。                                       きっとネットやガイドブックよりもディープなベルリンに出会えることでしょう‼                                  
                                (M.S.)
                                    

  

      ドイツカフェの問い合わせ先 熊本市国際交流振興事業団
       Koza@kumamoto-if.or.jp   096-359-2121

 

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ドイツカフェに新鮮な喜び

2024-09-27 14:48:02 | 情報提供

今朝、散歩していたらラジオのイヤホンの音が遠くになり、                                           昨日のドイツカフェの記憶が浮かび上がってきました。

 

カフェの後半は「ドイツのお城にまつわる伝説」の時間になり、                                           マリアさんが日本語訳のお話をいくつも朗読してくれたのです。                                                                                                     予想もしない、新鮮な喜びでした。                                                      ドイツカフェの新しい魅力といえます。                                                         そのことを紹介したくて取り急ぎ投稿することにしました。                                              

これからも「ドイツのメルヘンや昔ばなし」をマリアさんの                                           日本語の朗読で聞くのが楽しみです。       (M.S.)

 

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