熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

メリークリスマス ぜひ来年も

2022-12-23 13:12:26 | 雑記
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
我が家では、庭の杏やモクレンのわずかに残った葉を冷たい風が散らしています。

11月19日から21日まで熊本を訪れたカール・ザウアーエッスィヒさんからは先日、名古屋のクリスマス マーケットの写真が送られてきました。

      

ホーボルト会長ご夫妻は帰国し、12月17日(土)、ハイデルベルク・熊本友の会の忘年会が開かれました。
こちらは、話に夢中になって写真を撮るのを忘れたそうです。
会には、ペーター・ヨハンセン氏も参加。
ヨハンセンさんは、熊本市がハイデルベルク市との友好都市を熱望していた時、後押しするため、友の会を設立した一人です。
調印後は、ハイデルベルク市で交流イベントをする度毎にいつも黒子として活動してくれました。
写真は、1992年5月19日の友好都市盟約調印後、市庁舎の前で当時の田尻靖幹市長とあいさつを交わす姿を捉えたものです。

   

昨日、そのペーター・ヨハンセン氏とジャネッテさんから愛らしいクリスマスカードが届きました。

   

寒さに縮こまっていた心身が温まりました。
そこで、私からも

Frohe Weihnachten und einen guten Rutsh ins neue Jahr !
 フローエ ヴァイナハテン ウント アイネン グーテン ルッチュ インス ノイエ ヤール
 楽しいクリスマス そして 良い新年をお迎えください!

2022年も残りわずかになりました。
今年の後半は、10月に3年ぶりにオクトーバーフェストくまもとを開催、また、初めての国内交流として「鳴門ツアー」を実施、
11月には、熊本友の会代表団3名をお迎えし、熊本日独協会創立60周年、熊本市・ハイデルベルク市友好都市締結30周年を祝うことができました。
来る2023年も新たな力で次の10年、20年に向けて楽しく活動が続けられるよう願います。

皆さまには、
Alles Gute !
      アレス グーテ
ご多幸をお祈り申し上げます!
                               

       
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ハイデルベルクの友人を迎えて 交流3日目 その2 復興した熊本城見学

2022-12-04 18:28:39 | ハイデルベルク交流
11月21日午前11時過ぎ、予定時間を大きく上回る中垣内副市長訪問を終え、最後のプログラムに。熊本市のご好意による熊本城見学である。
2016年4月の熊本地震で天下の名城も大きく被災。4月30日にお見舞いに駆け付けられたホーボルト会長ご夫妻はその惨状を目の当たりにされた。
(ブログ記事「惨状に胸痛む」ホーボルト会長ご夫妻 2016-05-01 を参照ください。)
それから6年。今回は復興された天守閣をザウアーエッスィヒさんともどもご覧になれる。
熊本市国際交流員のアンナ・ザイツさんと本協会会員で城彩苑・わくわく座に勤務する金澤真美子さんが案内役。御幸坂から特別公開中の城内へ。特別見学通路からの眺めも見どころが多い。
天守閣が正面に見える場所で記念撮影。そこへ、本会会員の渡邊哲也さんが例によってひょいと現われ、「写真を撮るならここがいいですよ。」と「二様(によう)の石垣」の前に案内される。ここは築城時代が違い様式の異なる石垣が重なり、その向こうに天守閣の雄姿が聳える絶景スポットとされる。そこで、シャッターの係りを渡邊さんにお願いし、改めて1枚。

       

もちろん、天守閣前でも1枚写し、いよいよ天守閣の中へ。新しい展示が充実していて、じっくり見学していたら時間が足りない。急ぎ最上階まで上り、四方の眺望を楽しむ。
下りの階段も速足で。前庭の大銀杏の傍で一息ついていたら、熊本城管理事務所の田端文一所長がわざわざ挨拶に見えられた。「この方が、今の城主です」と紹介すると、お三方はそれぞれに「ここまで良く復興されましたね。展示も工夫されていて感心しました。」とドイツ語と日本語を交えながら笑顔で話された。また、「財源はどうなっているのか」との質問もある。田端所長は、「国の補助金を活用している」と説明され、見学通路を歩きながら「完全復旧にはまだ多大な年月を要すること」や「特別通路を使って何か魅力的な仕掛けができないか検討していること」などを話された。短時間であったが、有意義な交流の一時であった。

      

一番右側の写真 中央で上着を手にしているのが田端文一 熊本城管理事務所長

昼食は城彩苑 桜の小路の和食の店で。カール・ザウアーエッスィヒさんはなぜか落ちつかない。
「熊本に来たら必ず写すことにしているくまモンと一緒の写真がまだだから」というのが理由であった。そのくまモンは城彩苑の入口近くに立っている。

  
  
暖かな日差しの下で希望をかなえられ、急ぎ八戸会長が車で駅までお送りする。
15時21分、ハイデルベルク・熊本友の会の友人3人は、さくら562号で熊本を離れられた。
熊本日独協会にとっても創立60周年、熊本市・ハイデルベルク市友好都市締結30周年を共に祝うことができた充実の3日間であった。
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ハイデルベルクの友人を迎えて 3日目 その1 熊本市を表敬訪問

2022-12-02 17:44:14 | ハイデルベルク交流
11月21日(月)は熊本市を公式訪問。午前10時に八戸会長の車で市庁舎正面に到着。爽やかな青空の下、国際課職員の出迎えを受ける。しばらく国際課で談笑した後、5階の市長応接室へ。この日、大西市長は公務で東京に出張中、代わって、中垣内隆久副市長が対応される。

中垣内副市長は、「神戸出身であり、ドイツには小さい頃からパン屋さんやケーキ屋さんを通じて親しみを感じていた。ドイツにいた時、近くの都市までは行ったが、ハイデルベルクはまだだ」と話を始め、「ここから熊本城が見えるが、熊本地震の後にはドイツから多くのお見舞いをいただいた。ホーボルト会長ご夫妻にも地震後すぐに熊本においでいただき感謝申し上げる。復興には年月を要するが、昨夜は、ドイツとの更なる友好を願ってお城のライトアップを行った。」と親しく挨拶。
ホーボルト会長は「コロナで3年ぶりとなる訪問ができてうれしい。ハイデルベルクにもウクライナからの難民が多い。また、電気やガスの供給量に対する心配があり、値上がり幅も大きい」と生活の様子を紹介。
中垣内副市長は「島国の日本と違って、地続きでるため国際情勢の影響をまともに受けるのでしょうね。」と共感を示す。
ホーボルト会長は「コロナについても対応が異なっている。たとえば、日本ではみんなマスクを着けているという違いがある」と続けていたが、予定された表敬全体の20間分にすでに迫っている。雰囲気を感じて「あいさつは2分間だけと言われていましたが、たぶん、もう、だいぶん、すぎましたね」と自ら日本語で終わりを告げる。
その後、記念品の交換と中垣内副市長との記念写真撮影。最初はハイデルベルクからのゲスト3人と、続いて熊本日独協会の随行者3人も交えて。これで式次第は終了。

    
    

この日は、マスコミ2社が取材に訪れていて、表敬終了後、中垣内副市長とホーボルト会長へのインタビューが行われる。テーマは「2日後に迫っている日本とドイツの試合で勝つのはどちらだ」。

    
    
答は翌朝の熊本日日新聞の記事をご覧ください。この他、21日午後6時53分頃からKAB(熊本朝日放送)でも表敬訪問とワールドカップに関するインタビューの様子が放映されました。

  

この記事を投稿する時点では、すでに日本対ドイツ戦の試合結果、また、1次リーグそのものの両チームの結果は明らかになっていますが。

  

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