熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

ハイデルベルクの家族 熊本を堪能

2024-08-27 14:26:23 | 活動案内・活動報告

 8月21日(水)、熊本日独協会はドイツからのお客様との交流の一日を持ちました。20日から22日まで熊本を訪れたのは、ハイデルベルクの旧市街から東に約2キロ、ネッカー川上流左岸のシュリアバッハ(Schliiebach )にお住いのギゼラ・シュテットマイアーさん(Frau Gisela Stettmeier )、ご主人のゲルハルト・カルゲルさん(Herr Gerhard Karger )とご子息のロレンツ(Lorenz )君、15歳。ことの発端から21日の動きまでを詳しくご紹介します。

「ハンス・ホーボルト氏らアドレスを教えてもらい連絡を差し上げます。8月21日から23日まで友好都市の熊本を家族と訪問します。ちょっとお目にかかれませんか。たとえば22日に。」とのメールを7月26日受信。差出人はお名前のみで熊本友の会ホーボルト会長とのつながりやどういう方なのかの説明は一切なし。それは、ともかくとして、8月22日(木)は熊本市国際交際員( CIR )マリア・ヴォーニッヒさんによる「ドイツカフェ」と重なっている。だが、「青少年交流とスポーツ交流 ハイデルベルク交流体験記」というテーマなので、ちょうどそこにハイデルベルクからの親子連れが居合わせたら、カフェの参加者に友好都市をより身近に感じてもらえるかもしれない。そう考え、22日のスケジュールは午後2時から1時間のドイツカフェを中心に組み立てることにした。そこへ7月31日、日程訂正のメールが届く。「すみません。8月20日熊本着、22日熊本発でした。ですからお会いするのは21日になりますね」。

 新しい計画案を練るため改めて何点か問い合わせる。直ぐに簡明な返信。「3人とも日本は初めて。8月6日に東京に入り、箱根、金沢、京都、大阪を経て8月20日13:39熊本着、22日13:20熊本発、博多へ。福岡空港から沖縄に。FAV HOTEL KUMAMOTOを予約済み。食べ物の好き嫌いはないが、魚と豆腐が好み。ロレンツは肉も好き。ワンピースの作者は熊本と縁があるとか。息子はワンピースの大ファン。登場人物の像を観れたらうれしいのですが、他の良いアイデアをお持ちかもしれませんね。特別なお骨折りはなさらないでください。お知り合いになれたら十分です。」                        

 ハイデルベルク・熊本友の会では熊本からの様々な訪問者を温かくおもてなしいただいている。熊本日独協会としてもハイデルベルクからお越しになるご家族にできるだけのことをしてさしあげたい。20日と22日は半日しか熊本を体験する時間をお持ちでないので、21日はまるまる一日のプログラムを用意しよう。盛り込みたい項目は 〇 ワンピース像(数体)〇 熊本市国際課 〇 ワクワク座 〇 熊本城 〇 桜の小路 〇 歓迎夕食会  阿蘇にもお連れしたい。                                                                                                               かくして、21日は忙しい日程になる。                                                        午前9時に熊本駅から2つ目の呉服町電停近くのホテルにお出迎え。八戸和男会長の車で阿蘇へ向かい、途中10時5分、大津町・大津中央公園の「ゾロ像」と対面。11時少し前、阿蘇草千里展望所に到着、一息ついて阿蘇火山博物館見学。幸い付近の「立ち入り規制」は7月19日に解除されており、ガスの発生もなく、11時40分、中岳山上の火口を見学できる。12時過ぎ帰路に着き、立野のお弁当販売と軽食の店でおにぎりなどで昼を済ませる。13時35分、熊本県庁前の「ルフィ像」と対面。14時、熊本市役所4階で松下修二郎国際課長やドイツ担当の木村あゆみ主幹その他のスタッフと懇談。その後、14階の廻廊廊下から熊本城を眺望。14時半、熊本市役所を後にする。国際課の仲里郁美さん、マリア・ヴォーニッヒさんも同行して14時40分、ワクワク座見学、文化体験。炎天下、15時半過ぎから熊本城見学。16時50分、桜の小路の「くまモン像」を囲んで集合写真。                                これで昼間の予定は終了、解散。シュテットマイアーさんたちは市電でホテルに戻り休息。 

 18時30分少し前、打合せ通り、市電で来てもらい、熊本市役所角で落ち合う。夕食会の居酒屋はすぐ近く。本協会からの参加者は6人。料理は、通常の刺身や焼き鳥などに「馬刺し、辛子蓮根、一文字のぐるぐる、締めの太平燕(タイピーエン)」がセットされた郷土料理コース。「冷やっこ」も別に注文。ロレンツ君はメールの情報通り肉が好きで焼き鳥ばかりに手が伸びる。                                                ご家族からデザート( Nachtisch ナッハティッシュ )として渡されたお土産はハイデルベルク産の Schnaps (シュナップス=蒸留酒)3本。まずは、丸型のビンのMelonen-Schnaps(メローネン・シュナップス)を試す。香りも味もメロンジュースそのもののように甘くて口当たりもなめらか。ノンアルコール派も小さなグラスを鼻に近づけ「おいしそう」。アルコール度も20パーセントで飲みやすい。縦長のビンの2本は黄色スモモの蒸留酒 Milabelen Wasser (ミラベレン ヴアッサー)と 西洋梨が原料の Wiliams Christ (ウイリアムズ クリスト)で、アルコール度はいずれも40パーセント。ちょっと危険だが、「ついでだから」2本とも封を切ることにする。カルゲルさんがご自身を含め希望者5人のグラスに少量ずつ慎重に注ぎ分ける。香りにも舌で触れた味覚にも「一癖あり」。「エイ」と立て続けに飲み干すとロレンツ君が微妙な笑顔。みんなの会話も弾む。やがて店からのデザートのスイカ。ロレンツ君と父親のゲルハルトさんと二人、箸をフォーク代わりに突き立ててほぼ平らげた。熊本はスイカの産地としても有名なのです。そして、午後9時少し前、お開き。市電でホテルに帰られるギゼラさん、ゲルハルトさん、ロレンツ君を最寄りの電停まで見送る。                                               

アニメファンには「明日、熊本駅を立つ前に、大好きだというラーメンをフードコートで味わい、アミュプラザくまもと6Fにある One Piece 麦わらストアーに立ち寄るよう」メモを渡しておいたが、はたして実行できただろうか。                                                 この15歳の少年は、はにかみ屋で写真も嫌いなのだそうだが、21日の交流の間はご両親の強い促しもあり、素直に撮影に応じてくれた。ホテル出迎えから居酒屋での夕食会までの時々を、国際課から提供の画像も活用し、とりわけロレンツ君にはより多く登場願って、再現します。  

ご一家は20日の夕刻、街中を散策中に「小泉八雲熊本旧居」に遭遇。31歳の長男さんがラフカディオ・ハーンの愛読者なので思いがけない出会いであったとのこと。カルゲルさんは松下国際課長との懇談で「帰ったら熊本の素晴らしさを周囲の人たちに伝えます。」と語られた。熊本日独協会との出会いも好印象を持たれる一助になったとしたら幸いです。  (M.S.)

            

            

         

        

 

       

 

 

 

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2024年ライプツイヒ・バッハフェスト帰国後(6月20日)

2024-07-14 19:54:04 | 活動案内・活動報告

Bachfest Leipzig 2024 We Are Family Chor に参加した余韻が続く。

そして時差惚けがまだ残る。

現地で合流した日本人は6名(日本から出かけていったのが私も含め4名、現地在住の方が2名)、

6名中4名が We Are Family Chor で一緒に歌った。

みなさん、Bachfest Leipzig の各プログラムをいろいろ楽しまれたようだ。

2年前の BachFest でもお世話になったH先生のおかげで、今回も様々な方々と交流できたことに感謝したい。

今回私は、We Are Family Chor で歌うことを主目的としていた。

だから最終日の朝 BWV135 BWV227 をトーマス教会で歌えたので大満足であったし、感動した。

私の別の趣味も一件を除いて楽しむことができた。

それは何かというと、トラム・Sバーンの乗り放題(ライプツイヒ110ゾーン区間内)と郊外にある鉄道博物館見学。

最終日の16日、演奏終了後に喉の痛みと発熱のためホテルで休養。当日行く予定だったトラム博物館見学は中止。

残念なこともあったが、それなりに Leipzig を楽しめて満足した。

 

Masahide Shigetomi

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2024年ライプツイヒ・バッハフェスト(6月17日・6月18日)

2024-07-14 19:50:26 | 活動案内・活動報告

17日朝のICEでライプツィヒからフランクフルト空港へ移動、その夜日本へ向け飛び発ち、6月18日夕方大雨の中、30分遅れの16:30成田空港へ到着した。

乗り継ぎ便に間に合わないため、帰国後は羽田泊まり。

 

 

仏教徒である自分にとって、ミサが絡む演奏を体験したのは初めて。

良い経験をさせてもらったし、Bach愛に溢れた多くの人たちと交流できたのは良かった。

惜しむらくは私の会話能力(英会話・独会話)が大いに足らなかったことだった。

後悔先に立たずだが、グーグル翻訳を活用すれば良かったと思っている。

 

Masahide Shigetomi

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2024年ライプツイヒ・バッハフェスト(6月16日)

2024-07-14 19:44:15 | 活動案内・活動報告

日曜日のミサとともに行われた2時間半に及ぶコンサート、感動的な演奏となった。

    

 

   

演奏終了後、近くの会場に移動し、ささやかな打ち上げが行われた。

ライプツィヒの気候変動(雨が降ると寒いし、晴れると暑い)の影響と、演奏が終了して緊張の糸が切れたのか、

急に喉が痛くなり発熱、ファイナルコンサートは行けず、すでに購入済みのチケットは同行者に譲った。

 

Masahide Shigetomi

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2024年ライプツイヒ・バッハフェスト(6月15日)

2024-07-14 19:33:29 | 活動案内・活動報告

6月15日、9:45からトーマス教会近くの施設でストレッチと発声練習。

その後トーマス教会へ移動し合唱も交えたリハーサルが行われた。

合唱指揮者の Philipp Goldmann 氏については BachFESTのページに略歴が書かれている。

わかりやすいイメージで曲を仕上げていこうという熱意、合唱団員をリラックスさせ、良い演奏へと導いてくれることが感じられる。

もちろんこの合唱団(We are FAMILY-Coor 2024)に集う方々も相当な実力をお持ちである。

そんな中で、歌わせていただけることに喜びを感じる。

 

昼前にリハーサルは終了、明日は日曜日で店が閉まるので必要品を購入し一旦ホテルで休養。

朝から雨が降っており肌寒かったが、練習終了後は晴れて暑くなった。

ライプツィヒの気候はめまぐるしい!

15:00からトーマス教会で行われた明治学院大学の演奏を聴いた。

今回こちらに来た一番の目標はベストコンディションで歌うこと。

だから前回よりコンサートを聴きに行く回数は少ない。

今夜は早く寝ることにする。

 

Masahide Shigetomi

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