熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

春からの「名曲鑑賞教室」のお知らせ

2016-02-29 09:39:43 | インポート
   『名曲を生演奏でレコードでCDで・・・』

本協会の吉永誠吾理事(熊本大学名誉教授)による 名曲鑑賞教室  が再び開かれます。
西洋音楽の歴史をたどり、大作曲家たちのエピソードを交えながら名曲、名演奏を紹介するシリーズ。
今回は後期ロマン派および近・現代の作曲家たちを取り上げられます。

〔日 程〕 3月17日(木)~6月16日(木)  全6回;原則毎月第1・3木曜
〔時 間〕 10:00~11:30
〔受講料〕 12,960円(税込み)
〔会 場〕 びぷれす熊日会館6階 《〒860-0845 熊本市中央区上通町2-32》

〔お申込み・お問い合わせ〕 同会館6階 熊日生涯学習プラザ
                  ☎096-327-3125 FAX096-327-3159

   【 日程 3/17  4/7  4/21  5/19  6/2  6/16 】 

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多文化共生セミナーでカ-ルステン総領事講演

2016-02-28 12:14:40 | インポート
熊本市と熊本市国際交流振興事業団が主催した「平成27年度多文化共生セミナー ~移民?難民?考える!~」で大坂・神戸ドイツ連邦共和国総領事インゴ・カールステン博士が基調講演者とパネラーとして登壇されました。

熊本市国際交流会館7階ホールで2月27日(土)午後1時半から行われたセミナーはまずまずの入り。
ホール入り口で配布されたプログラムには次のように記載されていました。

「今回は“移民”をキーワードに、在住外国人の増加に対応した地域の多文化共生の推進について、基調講演で移民受入国であるドイツの事例に学び、パネルディスカッションでは、ドイツに加え、韓国の急速な多文化共生社会の進展やオーストラリアの移民社会との比較、検討の下、具体的に今後、熊本がめざす外国人と共に暮らす多文化共生社会の在り方を考えるセミナーとして実施します。

主催者の挨拶に続き、13時35分から14時45分までの予定でカールステン総領事が『ドイツの移民政策~課題と展望~』と題してスライドを使い基調講演。
限られた時間で概要に触れるしかないとされながらも、懇切丁寧なお話しと飛鳥井たまき文化・広報担当官の日本人に分かり易いように適宜、補足説明を加えた通訳で掘り下げた内容となりました。講演の最後に日本で「ドイツに触れる」ことのできる機関やサイトを紹介、特に若い人にドイツに関心を持ち、また、留学するよう勧められました。

15時5分から10分間の休憩。昨夜の総領事歓迎会に参加された会員の何人かと言葉を交わしました。

第2部のパネルディスカッション『外国人と共に暮らす社会を考える』は羽賀友信氏(長岡市国際交流センター長及び熊本市国際交流振興事業団アドバイザー)をファシリテーターとして進行。
中島眞一郎氏(コムスタカ ー 外国人と共に生きる会代表)が日本の実情を「移民政策のない日本の外国人政策」とのタイトルで紹介。
申明直シン ミョンジク氏(熊本学園大学教授)は韓国の労働力としての受け入れ政策の変遷を報告。
羽賀氏も自らが市民権を持つオーストラリアの話をされ、外国人に対して寛容な社会となっている実例を紹介されました。
この後、「移民と難民の定義」に始まり、3名のパネラーの発言内容について数点の確認。
16時40分を回ったところで、司会者に促され、会場からの質問に移り、お二人が質問したところで閉会となりました。

プログラムに記載された「熊本がめざす外国人と共に暮らす多文化共生社会の在り方」を一人ひとりが考える上で、4人の登壇者の皆さんの発言に共通して伺えた「同じ人間として接すること」が基本になるでしょう。
カールステン総領事の講演から引用すれば「Willkommenskultur (歓迎する文化)」。
翻訳すれば、国、県、市町村を問わず、そして、特に地域社会のあらゆる階層、分野、集まりで「他人」を迎え入れる土壌、すなわち文化を育む。
さて、「私」はどうするのか、その問が投げかけられたセミナーとなりました。


 ※ 写真をクリックすると拡大して見ることができます。

  



    



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カールステン総領事歓迎会

2016-02-27 12:42:50 | インポート
在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館インゴ・カールステン総領事を歓迎する会が熊本市国際交流振興事業団主催で26日(金)午後6時から市役所14階カフェダイニング彩で開かれました。
総勢20名あまりのこじんまりとした会で熊本日独協会からは理事等の役員、コール・クライゼル団員など10数名が参加しました。
27日(土)の多文化共生セミナーの主催者の一つである熊本市を代表して観光文化交流局の津曲俊博次長が歓迎の意も込めて開会挨拶。
カールステン総領事のご挨拶に続いて野口敏夫幹事の音頭で乾杯、歓談・会食に移りました。
総領事は熊本城がお気に入りで、14階からのライトアップされた天守閣や城郭全体のシルエットを楽しまれました。
また、日本語がおわかりになるので、そのまわりに人の輪ができました。
司会からの参加者の紹介の最後に小さなサプライズがあり、いつもは通訳として他人の言葉を伝えている飛鳥たまき文化・広報担当通訳にステージ上で自分自身の話が求められました。
クライゼルのメンバーが手にしていた『ドイツ愛唱歌集』にカールステン総領事は興味を示され、ページをめくって「良く知っている歌がたくさんあります」とお話になったそうです。
総領事にもクライぜルの団員などとともに前に立っていただき全員での合唱となりました。
まず「野ばら」。
大きな拍手と「ツーガーべ(アンコール)」の声。
2曲目は「ムシデン」。
さらに大きな拍手ともう1曲の声。
そこでクライゼル指揮者の吉田李桂理事の提案で総領事へのお礼に「ふるさと」を皆で歌いました。
まさに名残は尽きない夕べとなりましたが、明日のセミナーが控えていることから、事業団理事の高島和希熊本大学副学長(国際交流担当)のご挨拶で散会となりました。
カールステン総領事の人を包み込むお人柄に皆が触れることのできた歓迎会でした。

なお、27日、セミナー開始前の国際交流会館で会長から総領事に『ドイツ愛唱歌集』が贈られました。

 ※ 写真をクリックすると拡大して見ることができます。

        
      
        
      
      
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カールステン総領事 熊本市訪問

2016-02-26 21:54:29 | インポート
大坂・神戸ドイツ連邦共和国総領事館インゴ・カールステン総領事が飛鳥井たまき広報文化担当官と2月26日(金)午後4時過ぎ熊本市を訪問。
まず12階で西島徹郎観光文化交流局長の出迎えを受け、引き続き5階に移動、4時半から大西一史市長と懇談されました。
話が盛り上がり、30分を超えるところで担当者から促され、終了したとのことです。
双方、ユーモアあふれるやり取りの中で、移民受け入れ等において、じかに接することになる市町村の役割の重要性が指摘されたそうです。

    
    

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「多文化共生」とは

2016-02-25 12:06:03 | インポート
大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館インゴ・カールステンをお招きして27日(土)午後に開かれる「多文化共生セミナー」
きょうは、主催者の熊本市国際交流振興事業団の資料により「多文化共生」なるものに簡単に触れてみたいと思います。

まず、地域における多文化共生を国が設けた研究会の報告書(2006年3月)では「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認めあい、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」と定義しているそうです。
事業団では、「すべての人が安心して快適に暮らせる開かれた社会の実現」をめざし、多文化共生事業を2004年(平成16年)に開始。
2008年(平成20年)からは、その時・その時の時代を捉えたテーマを取り上げた多文化共生シンポジウムを開催。
毎年2月を多文化共生月間と定め、パネル展や上記のシンポジウムを実施。

本年は2月9日から29日まで国際交流会館1階エントランスで熊本の外国人の実情、外国人の皆さんの書道作品、カナダ、ドイツ、中国、韓国などの移民の現状などを紹介するパネル展を開催中(写真1・2)。
その一環として「移民に関するセミナー」が27日午後1時半から会館7階ホールで開かれるわけです。

会館は日本人と外国人の皆さんが気軽に交流する場です。
折々の季節の飾りつけが行われ、今は2階交流フロアーでは「お雛様飾」が迎えてくれます(写真3)。


    

  
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