熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

「魔笛」公演の陰で

2015-07-15 20:55:31 | インポート
会員の活動を紹介するコーナー。今回のテーマも音楽です。 

この時期に恒例となったスロヴァキア国立オペラ熊本公演。7月14日「はあもにい」メインホールで午後7時に開演した2015のプログラムは、第一部 コンサートオペラ「魔笛」、第二部アリア、オペレッタとミュージカルの曲。
ここにも熊本日独協会員の活躍する姿が見られました。
コール・クライゼル団員の橋本新十郎さんは、公演の共催者「熊本モーツァルト協会」の重鎮です。モーツァルトをこよなく愛する橋本さんはこの日、受付にすわり、にこやかな笑顔で熊本の愛好者を迎えていらっしゃいます。
「モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」を鑑賞する」と題した8ページにわたる作品の解説、荒筋と聴きどころの折り込みには「文責 橋本新十郎」とありました。
午後6時半の開場、中ほどの席を取り、続々と詰めかける観客に目をやると協会員の多くの見知った顔に出会いました。
橋本さんも開演直前には受付から前方の席に来られ、どんな公演になるのか期待を全身で表しています。
フロアー最前列にはパソコンの載った机とスクリーンが配置されています。間もなくして、二人の女性がパソコン操作や台本の確認、打ち合わせを始めました。コール・クライゼルの指揮者、吉田李佳さんと同合唱団の副団長、岩佐銘江さんです。「魔笛」の字幕を担当されるのでした。歌に合わせて歌詞を映し出していくのは緊張をしいられる作業に違いありません。
パパゲーノ、パパゲーナのデュエット「パパパ」が歌い上げられ、満員の観客の鳴りやまぬ拍手を聞いた時、お二人は何を思われたのでしょう。(M.S.)
 

 写真:受付にすわる橋本さん、開場直後の観客席、字幕の準備風景 
           
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日独修好の歴史を共にし、新... | トップ | 『ドイツ愛唱歌集』贈呈第1号 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事