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エルゴソフトの "EGWORD" が販売終了になる その2

2008-01-31 20:59:15 | マッキントッシュ
エルゴソフトの日本語ワープロ "egword Universal 2" 、"egword Universal 2 solo" ならびに日本語入力システム "egbridge Universal 2" の販売終了を聞き、ビックリすると共に残念なことに思っています。
私が最初に出会ったのは、漢字talk6の時代の "EGBridge Ver5.1" で、次いで、漢字talk7の時代の "EGWord Classic Ver1.1" だったと記憶していました。
しかし、今回のことがあって当時のパッケージを引っ張り出してみると、何と当時のカタログと共に "EGLight Ver1.1" のマニュアルも出てきて我ながらビックリしています。そのマニュアルの記述から辿ってみると、解説にはNECのPC-9801RX4が使われていてMS-DOS3.3の頃と思われます。
この頃、NECのPC98シリーズでは珍しかったブラウン管一体型(98Macと呼ばれた) "PC-9801CV" のFD起動で、この "EGLight Ver1.1"" を使っていたことを思い出しました。
これの隣ではノート型の "PC-9801NS" にジャストシステムの "一太郎dash" をRAMディスクに常駐させて同じようにワープロしていました。
"PC-9801CV" には2HDのFDDが二台あり、HDDは別売で十五万円位していて買えずにいて、片や "PC-9801NS" は2HDのFDDが一台でしたが、RAMディスクのお陰で処理速度はこちらの方が断然速かったです。
それと "EGLight Ver1.1" での日本語変換の途中で、ある文節の変換時に何時もハングアップする傾向にあり、エルゴのサポートに何度か電話で相談していました。しかし、エルゴでの再現性が無くて、個々のシステム環境に起因する問題ではないか?と言われ、それっきり自分としては使えないワープロとして "EGLight Ver1.1" はお蔵入りになり、四半世紀以上が過ぎてしまいました。
もっとも、当時は "一太郎" の全盛時代、"EGWord" に固執する理由も無く、また、エルゴソフトとしてもジャストシステムの牙城を切り崩せずに、やがてDOSのワープロから撤退することになったようです。
今回、出てきた "EGLight Ver1.1" は、いわゆるパッケージが無く、取扱説明書の裏表紙の内側に2HDのフロッピーディスクが紙袋に収められ、この取扱説明書自体が透明なフィルムで包まれて店頭に列んでいました。
B5版二色刷り200ページほどの説明書でしたが、なかなか立派な装丁で、しかも内容的にもシッカリとした解説で、エルゴの力の入れようが今でも分かる様な気がしています。
動作対象機種として、"NECのPC-9801シリーズ" の他に、EPSONの "PC-286シリーズ" とあって、忘れかけていた昔の「国民機」を思い出しました。

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