お台場をメインに、青海や有明など、いわゆるお台場エリアに幾つかのステージを設けた、首都圏最大級の鳴子踊り "ドリーム夜さ来い" だが、今年は11月4日の夕方から観に行ってきた。
10月の東京は雨の日ばかり続いて心配されたが、昨日の文化の日の晴天を貰い受けた様に晴れ上がり、海風も穏やかで、踊り子にも観客にも幸いした。
この日は、朝10時から夜6時半まで、正にノンストップでリズミカルな鳴子の音がお台場の空に鳴り響いた。今年で 16回目、首都圏はもとより全国各地から、それぞれの地域の特色を生かした80チーム約6000人が参加した。
各チームが思い思いの趣向を凝らした衣装をまとい、その演技も見事、キビキビとした所作の繰り返しが見事に決まり観る者を魅了した。
メインステージは、数年前から場所が変わり、今年は少し離れたダイバーシティ東京の(実物大)ガンダム立像前のステージへ移動して観た。
なだらかなスロープの散歩道だが、この時ばかりは"ドリーム夜さ来い"のステージに早変わり。紅葉しつつある木々に囲まれ雰囲気も良い。メインステージから遠いので観客も少な目で、ラクラクと華麗な演舞を観ることが出来た。
日没からややあってプログラムも残り少なくなり、レインボウブリッジが間近に見えるメインステージへ戻った。
ここがファイナルステージでもあり、どのチームも大旗が宙を舞い、ここぞとばかりに気合いの入った演技を披露、手にした鳴子が小気味良くお台場の空に響き渡った。