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「ハムフェア2017」に出展、A1/A3時代を熱く語ろう

2017-08-14 16:43:14 | アマチュア無線

ハムフェアへの出展参加は、2010年からだが、メインテーマとして I♥TRIO を掲げての参加は今回が三回目となる。

我が 「TRIO Users Group」 のブースは、企業ブースに近く、しかも、メインストリートの角地だから直ぐに目に止まるはずだ。

今回は、半世紀以上も前、真空管が全盛の時代に、アマチュア無線機として定番だったトリオの 9R-59と TX-88Aを展示する。
古稀を過ぎた人ならピンと来るが、還暦の人だと発売時には未だ幼児だった頃にベストセラーとなったアマチュア無線機だ。

速攻で買った人、欲しかったが指を咥えて見送った人、カタログを横目に自作に走った人など、正に悲喜交交だが、自他共に認めるスキルのあるラジオ少年が大勢いた時代でもあった。

以下の画像は、知人の物を拝借したが、なかなかの美品である。
自分の物は、所帯を持つにあたり実家に置き去りにしたが、ハムフェアを機に、何十年ぶりかで日の目を見た。外観だが、塗装の剥げとか赤錆、打ち傷などで痛々しいが、それも年代物の証しとして、そのまま展示することにした。

9R-59

TX-88A

因みに、上は、1960年(昭和35年)発売のMW/SW通信型受信機(9R-59)、完成品 33,000円、球無しキット 18,500円。下は、翌年(昭和36年)発売のHF/50MHzマルチバンド送信機(TX-88A)、球無しキット 21,000円。
補足だが、「球」とは「真空管」の別称で、「球無し」とは、全ての真空管を別途各自が買い揃えることの意味だ。

どちらも、当時の大卒の初任給(15,000円〜)では買えなかったにも拘わらず、いずれもベストセラーになり、トリオのアマチュア無線事業の確固たる礎を築いた製品とも言える。

ハムフェアの我がブースでは、これらの製品について語るのでは無く、これを出しにして、往時を懐かしく思い出しつつ、古き良き A1/A3時代を熱く語り合うことにある。

なお、これらの製品をシステムアップするオプション製品として、HF帯用のプリアンプ兼 14メガ帯/ 21メガ帯/ 28メガ帯を 7メガ帯へ変換するプリセレクター SM-5や水晶発振器に代わる周波数可変発振器 VFO-1、50メガ帶を 7メガ帶へ周波数変換する CC-6、144帶を 7メガ帯へ変換する CC-2などがあった。
一式を揃えると設置スペースも半端で無いが、これまた半端な買い物では無かった。

外観デザインは、CC-6、CC-2共に 9R-59や TX-88Aの系統であったが、SM-5と VFO-1は、この後に製品化された通信型受信機の上位モデル JR-60のデザインを先取りしていて、統一感は無かった。

しかしながら、これら全てを揃えれば、A1/A3時代のアマチュア無線局の無線設備としては、ほぼ完成型だったと思う。

本来なら、これらも展示すべきだが、展示スペースもさることながら、己の知力にも体力にも限界を感じ止む無く断念した。

その代わりでは無いが、この当時のトリオのアマチュア無線機のカタログを多数展示し閲覧に供するし、キットの実体配線図や製品に同梱された取扱説明書も多数展示する。
過去のハムフェアでも何度がブースに持ち込んだが、その種類や点数は、他のブースに比べて断トツに多いと自負する。その場でデジカメで撮ったり、現物を手にコピーセンターへ走った人も多く居られた。 

では、ハムフェア会場でアイボールしよう。
目印は、このページの上部にある I♥TRIO のバナー、現物は三メートル幅だ。

 

蛇足だが、
「トリオ」は、その後、「ケンウッド」 と社名を変更し、更に後年、「JVC」 を買収して、今は 「JVCケンウッド」 と名乗っている。 

 


ケンウッド、創立70周年記念「TRIOモデル」発売の予感?

2017-06-01 18:02:25 | アマチュア無線

昨年末に創立70周年を迎えたケンウッドだが、60周年の時のことを思い返せば、今年、70周年モデルが発売されるような予感がする。
前回は、TS-2000Sをベースにした、TRIOブランドのブラックバージョンだったが、今回もそれを踏襲するのでは?
この前例を引用すれば、7月初旬に発表し、7月中旬から一ヶ月の予約期間を設け、8月末か9月上旬に抽選販売するスケジュールとなるが?
販売台数は限定70台か?。70周年に因み、当たらずとも遠からず。

ベースとなるモデルだが、TS-480は年期が経ち過ぎ? TS-990は高額過ぎるし? TS-2000に二度の出番は無い? 恐らく TS-590SGが本命かも?
今からだと、9月のハムフェア2017のケンウッドブースで初お目見えとなるのでは?


TS-590SG

なお、
上記は、専ら私個人の推量であり、JVC KENWOODが発表した物ではありません。それ故、お問い合わせなどは、ご遠慮ください。


ケンウッドから、新スプリアス規格対応と免許手続きについて

2017-04-10 16:46:27 | アマチュア無線

ケンウッドは、同社が販売したアマチュア無線機に於ける、新スプリアス規格対応と免許手続きについてホームページに掲載した。

2007年12月1日以降免許等を申請する場合、無線設備は、原則として新スプリアス規格に適合する必要があります。旧スプリアス規格での無線設備の運用は、2022年11月30日までとなります。(平成17年総務省令119号)

詳細は、以下のURLに掲載されている。
http://www.kenwood.com/jp/products/amateur/kouji/spurious.html


ハムフェア2017、異例の九月開催だっ、

2017-03-14 13:57:54 | アマチュア無線

主催者である JARL(日本アマチュア無線連盟)から、ハムフェア2017の「開催要項」が発表された。

それによると、アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2017)は、9月2日(土)・3日(日)の2日間、東京都江東区有明の「東京ビッグサイト」西3・4ホールで開催とある。

ハムフェアは、長らく八月の開催が定着していたが、今年は前述の通り開催日が九月にずれ込んだ。
理由は明らかにされていないが、アマチュア無線に関わる者として、これまでは、行く夏を惜しむ?夏休み最後のイベントと位置づけて来ただけに、異例の九月開催に戸惑いを隠せない。


「ハムフェア2017」、出展参加要項が届いた

2017-03-13 21:07:42 | アマチュア無線

例年なら、三月初めのJARLメールマガジンで告知されるが、今年はそれも無く、昨年より一週間遅れで出展参加要項が郵送されて来た。

大筋は以下だ。

日本のアマチュア無線界最大のイベント、アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2017」は、2017年9月2日(土)・3日(日)、東京都江東区の東京ビッグサイト 西 3・4 ホールで開催される。

なお、出展団体の募集を 3月17日〜5月12日まで受付る。

今回のキャッチフレーズは、
「科学する心・探求する心 始めようアマチュア無線」だ。

ハムフェアは、昨年までに七回の出展参加、そろそろ観る側へ鞍替えしようかと思っていて、今回の東京ビッグサイトが最後になるだろう。

出展参加要項は、基本的には前回と同様だが、以下の様に、一項目が追加された。

「JARLの学校登録クラブの出展料については半額助成」とある。


ハムフェア2017、併設の自作品コンテスト作品募集の告知

2017-03-05 17:57:09 | アマチュア無線

JARL(日本アマチュア無線連盟)発行の「JARLメールマガジン」電子版によると、ハムフェア2017自作品コンテストの作品募集を3月中旬から開始とある。
今年も東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催される、アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2017」の開催に合わせて、自作品コンテストが開催される訳だ。

 

参加部門
(1)規定部門
「アンテナ調整用機器(アナライザ含む)」
(2)自由部門(小・中学生の応募は次の2になる)
1. 一般の人の応募は、アマチュア無線に関する機器などとする。
2. 小・中学生が自由部門に応募する場合は「電子工作機器」を対象とする。

応募期間
2017年3月中旬〜5月8日(月)(郵送の場合は消印有効)

応募・問い合せ先
〒170-8073東京都豊島区南大塚3-43-1 大塚HTビル6階
 一般社団法人日本アマチュア無線連盟[ハムフェア2017自作品コンテスト」係
 TEL 03-3988-8754、FAX 03-3988-8772 E-mail:lab@jarl.org


ケンウッド、TH-D74のレピーターリストをアップデート

2017-03-01 20:45:25 | アマチュア無線

ケンウッドは、2017年2月22日付けで、TH-D74のレピーターリストのアップデート情報(Ver. 20170219)を同社のホームページに掲載した。
同時に、
●ファームウェアを Ver.1.05にアップデートした。
●周波数コントロールプログラム ARFC-D74を、Ver.1.01にアップデートした。

詳細は、この URLをクリックすると読める。
http://www.kenwood.com/jp/faq/com/th_d74/


ケンウッド、TS-480シリーズのファームウェアをアップデート

2017-03-01 20:40:03 | アマチュア無線

ケンウッドは、2017年2月22日付けで、TS-480HX/SAT/DAT/VATのファームウェアのアップデート情報を同社のホームページに掲載した。

●ファームウェアを Ver.1.07にアップデートした。
同時に、
●リモートコントロール用プログラム MCP-D74 を Ver.1.02にアップデートした。

 

詳細は、この URLをクリックすると読める。
http://www.kenwood.com/jp/faq/com/ts_480/