左は MacFan 2018年 2月号、右は ソニーの15型CRTディスプレイ CPD-15ES2
昨年も、出番は数えるほどしか無かったが、今年も律儀に年始の挨拶をしてくれたオールド・マック。
PowerMac G3 (Blue & White)のパワースイッチをオン。
マック特有の起動音がして、例のアイコンパレードが終わると、デスクトップの中央に今年も「謹賀新年」の文字が現れた。
正月三が日に限ってのイベントであるが、2000年以前からのマックユーザーなら誰でも経験済みの事で、Mac OSXの環境では体験できない密かな楽しみ?だった。
これまでに、多くのマックを失ってきた。相当こき使ったこともあり、どれもが昨日まで働いていたのに今日はウンともスンとも言わなくなった。
しかし、手元に有る PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最終モデルだけは、今日まで強かに生きていた。
PowerMac G3 (Blue & White)
クロックは、このシリーズ最高の 450MHz、メモリーは 512MBを追加して 640MB、Ultra2 Wide SCSI HDD(40GB)を増設、さらに、グラフィックカードも増設し同時に二台のモニターが使用できる。
Mac OSX全盛時代に、いささかレガシーな Old Macだが、Mac OS 8.6とMac OS 9.2.2がそれぞれのハードディスクにインストールされていて、1990年台のアプリはサクサクと動き、この時代に於いては最速最強の PowerMacだったと言える。
高速のHDDを装備しながら、IEEE1394 や USB、10/100Base-T Ethernet などの I/Oが付いていて、オマケ?に ADBまであり、使い勝手の良い PowerMacだったとも言える。
いつまで生き続けるのか?全く見当も付かないが、少なくとも来年も再来年も「謹賀新年」を視たい物だと願っている。
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