二百十日の今日8月31日。
二十四節気で言うところの処暑も過ぎ白露も近く、台風十号も通り過ぎた。
正に台風一過、穏やかな日和に恵まれて、東京タワーの塗色のインターナショナルオレンジが目に鮮やかだ。
都心に建つ総合電波塔として、開業以来58年。
芝公園の一角に建つ東京タワーだが、あの東日本大震災後の補強工事や地デジ化によるアンテナの取り替えなどで、その姿が大きく変わった。
日中は、塗色のインターナショナルオレンジが青空に映え、日没から午前零時までは、その時々の趣向によるライトアップが、都心の闇に映えて見上げる者を楽しませる。
芝公園では、まだまだ秋の気配など感じないが、公園の南端で、キバナコスモスが開花していた。たぶん移植だろうが、芝公園内では珍しい。
この周辺で、キバナコスモスの群生が見られるのは、浜離宮恩賜庭園の秋のお花畑だけ。かっては、お台場のワイルドフラワーガーデンの大群生は見事だった。
秋の一時期だけキバナコスモスが辺り一面を埋め尽くしたが、今はプロムナード公園として整地され、その跡形さえ無い。
追記
青島幸男が遺した都市博の跡地、お台場のワイルドフラワーガーデンもアチコチで開花