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Mac OS9時代の PowerBookで、無線LANは可能か?

2014-02-20 20:59:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
超レガシーな PowerBookで、ネット接続したい人からの問い合わせが今でも多くある。それで、私なりの回答を以下に示しておく。私も 2006年頃に、手元の Old Macの PowerBook G3(ロンバード)で無線LAN接続を試みたことがあった。
 
当時は、秋葉原のジャンク屋で ENTERASYSの無線LAN Card (IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIA [CSIBD-AJ])が数多く出回っていて二千円足らずで買えた。もちろん、表向きはウインドウズ用だったが、ネットなどで調べるとマックでも動作している事例があり、ダメ元で試してみた。

問題は、ドライバーソフトの入手だったが、当のメーカーの HPからマック用がダウンロード出来た。
ハードウェアとドライバーが揃えば、後は設定だけだが、難解な表現の英文に四苦八苦、その後の試行錯誤もあったりしたが、何とかネット接続には成功した。
たぶん、それから八年後の今日でも動作はするが、ネット接続には、大きな難関が待ち受けている。先に結論から示すと、Mac OS9時代の PowerBookでの無線LAN接続は、力不足と言わざるを得ない。

何故なら、このLAN Cardは、 IEEE802.11bだけで通信する為、無線LANルーターの設定が自動切替(b/ g/ n)だと (この時代の) LAN Cardは b を選択出来ない。それ故、無線LANルーター側の設定を変更して b に固定することになるが、接続中の他の Mac/PCのスピードダウンは免れない。
更に、暗号が WEPだけなので、WPAしか対応しない最近の無線LANルーターは、そのままでは使えない。止む無く、暗号をオフにし、スルー状態で接続するしか手は無いが、セキュリティの面では薦められない。

最後に、Mac OS9時代のブラウザは、今となっては非力。最近の手の込んだコンテンツを、まともには読み込めないし、スピードも遅く、実用性に乏しい。無線LANを考えるより、まず、有線LANでネット接続を試みれば、結果は歴然で、諦めも早いと思う。
  


Mac OS9で動作する無線LAN Cardが未だ・・・

2007-02-02 23:49:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
Mac OS9で動作するEnterasysの無線LAN Card(Roam About)については、昨年このブログに掲載していますが、今回はこれとは別の無線LAN Card「WaveLan」を見つけました。

「WaveLan」は、無線LAN Card、IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIAタイプのモノで、Enterasys LAN Card [CSIBD-AJ]と全く同じ形状のモノです。

 「Enterasys」左と「WaveLan」右

秋葉原の中古マック専門店「U&J Mac's」にありました。
Mac OS9がインストールされたPowerBookG4では専用ドライバなしに動作するとか・・・PowerBookG3ではMac OS8.6用のドライバをWebで探してインストールすると動作するようですが未確認です。

私の買ったモノには「NCR」とあり、日本NCR株式会社から発売されたようですが、「U&J Mac's」では1,575円で未だ沢山ありました。なお、同じ「WaveLan」でもLucent Technolgyから発売?のモノはラオックスの「The Mac Store」で中古ながら10,800円で二個ありました。

Enterasys(Roam About)は既にアキバでは見られない?ので、Mac OSXでは動作しませんが、「WaveLan」はOld PowerBookで無線LANを利用したい人には朗報かもしれません。

ENTERASYSの無線LAN Cardが未だアキバで

2006-05-02 20:11:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
Mac OS9でも動作する、ENTERASYSの無線LAN Cardが未だアキバで売っていることを確認しました。久しぶりに立ち寄った(秋葉原中央通りに面した) Mac専門店「秋葉館」に二十個ほどの在庫がありました。一時期、全く見かけなかったのですが、店内の奥の方の棚に置いてあるのを今日になって確認しました。

 Enterasys LAN Card

■インターフェイス:PC Card Type II Extended
■技術仕様 :周波数帯域 2.400~2.497MHz
■対応OS:Mac OS 7.5.2~9.2.2(OS Xは未対応)、Windows95~ME/XP
■対象機種:PowerBook190/5300/2400/3400、PowerBookG3

ENTERASYSの無線LAN Card、IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIA [CSIBD-AJ] は、以前と変わらず2,980円(税込)でした。

Mac OS 7.5.2~9.2.2で無線LANを使いたい人にはお勧めです。ご承知の様に主体はMac OSXに移っている訳で、今後、新たに、サードパーティを含めこの種の製品が発売されることはないでしょう。

なお、「ENTERASYSの無線LAN Card」については、このブログでも過去に何度かアップしていますので、必要であれば検索してみてください。

ENTERASYSの無線LANカードが入手困難に・・・

2006-02-26 02:46:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
ENTERASYSの無線LANカードに関して過去何回かご紹介していましたが、最近、検索用語にこの「ENTERASYS」が、また数多く見られる様になり如何したものか?と思案しています。

この無線LANカードですが、対応OSはMac OS 7.5.2~9.2.2(OSXは未対応)となっていて、対象機種は、PowerBook190/5300/2400/3400それとPowerBookG3と、かなり時代を遡ったモデルまでOKの様です。

 ENTERASYS LAN Card 

今日、アキバへ行ったついでにENTERASYSの無線LANカードを探してみました。ソフマップの「Mac Collection」とMac専門店?の秋葉館では従来より相当数の在庫がありましたが、先週今週、両店共に見あたらず、今日も同様で、ついにSold outになった?のではないでしょうか。

to be continued.

Old Macの無線LANへの対応がかなり難しい

2006-01-27 13:20:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
ENTERASYSの無線LANカードを挿入したアップルのPowerBookG3は、Mac OS8.6またはMac OS9.2.1のどちらのシステム環境でもAirMac BaseStationにコネクト出来たことは既報の通りです。

Enterasys LAN Card 

このENTERASYSの無線LANカードですが、取扱店のホームページでは、対応OSはMac OS 7.5.2~9.2.2(OSXは未対応)となっていて、対象機種は、PowerBook190/5300/2400/3400それとPowerBookG3と、かなり時代を遡ったモデルまでOKの様に読みとれました。

私は月に数回アキバへ行き来していますが、このENTERASYSの無線LANカードは、従来、ソフマップでは(店員の話として)殆ど売れていなかった様です。しかし、先週行った時には、かなり店頭在庫が少なくなっていることに気づきました。暮れから正月明けの期間に予想のほか売れたようです。

そこからJR秋葉原駅への帰り道にある秋葉館へ立ち寄ってみました。前々から売っていた、同じENTERASYSの無線LANカードは売り切れか?いつもの場所には見ありませんでした。同じ棚にあったMac(for OSX)に使える別の無線LANカードの値札には「Sold out」のメモが貼られていました。

私の見知っている限りアキバ・エリアで、これ以外にMac OS9で使える無線LANカードは、Macの標準ドライバで動作すると言われるLucent Techonologiesの「Wave LAN Silver」くらいでしょうか?Old Macの無線LANへの対応がかなり難しい状況になって来た事は否めません。

to be continued.

ENTERASYSの無線LAN Card for Macの設定が その2

2006-01-09 13:59:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
アップルのPowerBookG3/400MHz/Mac OS8.6(1999年モデル)がENTERASYSの無線LAN Cardを介してAirMac BaseStationにコネクト出来てひと安心しました。

コネクト成功までには色々と試行錯誤の連続やアドバイスを頂いたりして、今となっては「ダメもと」で買った無線LANカードがキチンと機能していることに満足しています。

それで、熱の冷めないうちにと、アキバのソフマップ「Mac Collection」へ同じモノを買い求めに行きました。
店員は現物をショーケースから取り出しながら「動作保証が無いのですが・・」と自信なさそうな口振りで、その隣の同じ形状をしたLucent Techonologiesの「Wave LAN Silver」の方を薦められました。
「こっちだったらAirMac CardのドライバでMac OS9で動きますが・・」と、中古価格で4,980円(税込)でした。それでも、動くことが分かっているので前と同じENTERASYSを買いました。

 Enterasys LAN Card

■インターフェイス:PC Card Type II Extended
■技術仕様 :周波数帯域 2.400~2.497MHz
■対応OS:Mac OS 7.5.2~9.2.2(OS Xは未対応)、Windows95~ME/XP
■対象機種:PowerBook190/5300/2400/3400、PowerBookG3

ENTERASYSの無線LAN Card、IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIA [CSIBD-AJ] は、1,680円(税込)でした。

ドスパラみたいなWinの店に行けば恐らく千円以下で買えるところもあると思いますが、普段から疎遠で店内の様子も分かりません。

帰宅後、もう一台あるアップルのPowerBookG3/333MHz/Mac OS9.2.1(1999年モデル)へ、ドライバをインストールし、再起動の後、LANカードを挿入して、コントロールパネルの「AppleTalk」と「TCP/IP」のアイコンを開き、経由先を「RoamAbout 802.11 DS」と設定しました。

 PowerBookG3


次に、コントロールパネルに新規に入った「RoamAbout Setup」アイコンをクリック、「 RoamAbout 802.11 DS Encryption Settings」のタブで「Encryption Key」として「Key 1」にWEPキーの文字列を打ち込むと、前回トラブッた「暗号キー」も今回は一発でパスし呆気なく作業が終了しました。

そく再起動し、ブラウザを立ち上げるとスムーズにインターネット接続が出来てしまいました。この間、わずか五分程、前回の経験が100%生かされた様なサクセスストーリーです。これで、Mac OS9.2.1でも動くことが実証できました。

to be continued.

ENTERASYSの無線LAN Card for Macの設定が その1

2006-01-08 08:15:15 | Enterasys Wireless LAN Card PCMCIA [CSIB
アップルのPowerBookG3をAirMac BaseStationに接続しようと無線LAN Cardを探していました。
当然ながらアップル純正は無く、サードパーティーのモノを探すことになりました。幾つかの製品は直ぐに分かりましたが、いずれもMac OSXが対象で、Mac OS8.6~Mac OS9に対応したモノが見つかりませんでした。

色々と調べるうちにWindows用に作られたモノで、メーカのホームページにMac用のドライバが置いてあると言われるモノに遭遇しました。
それがENTERASYSの無線LAN Card、IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIA [CSIBD-AJ] でした。

 Enterasys LAN Card

取扱店の宣伝文句では、IEEE802.11b DSSS方式のワイヤレスネットワークPCカードです。一般的な10Base-T有線LANと同じ使い勝手を、ケーブルレスで提供します。AirMac BaseStationにも使用可能です。
■インターフェイス:PC Card Type II Extended
■技術仕様 :周波数帯域 2.400~2.497MHz
■対応OS:Mac OS 7.5.2~9.2.2(OS Xは未対応)、Windows95~ME/XP
■対象機種:PowerBook190/5300/2400/3400、PowerBookG3

売価を調べたところ、
ソフマップでは、1,680円
秋葉館では、2,980円
MJSOFTでは、1,575円(完売)

現物を購入後、メーカのホームページから指定のファイルをダウンロードして解凍しインストールしました。
インストールその物は呆気ない程の時間で終了し、再起動の後、コントロールパネルの「AppleTalk」と「TCP/IP」のアイコンを開き、経由先を「RoamAbout 802.11 DS」と設定しました。

 AppleTalk

 TCP/IP

最後に、コントロールパネルに新規に入った「RoamAbout Setup」アイコンをクリック、殆どはデフォルトでOKでしたが、「暗号キー」だけは個別の設定が必要に思われました。

「 RoamAbout 802.11 DS Encryption Settings」のタブで「Encryption Key」として「Key 1」にWEPキーの文字列(英数文字で10文字)を打ち込むのですが、以下の様なメッセージが出て跳ね返されています。

 この警告が出ますが?


WEPキーの設定で先へ進めなくなりました。
WEPキーはAirMac BaseStationを管理している別のMacからAirMac管理ユーティリティにより読み取った英数文字で10文字をそのまま使っています。

同じAirMac BaseStationに2004年夏モデルのNECのノートPCを無線接続させた時には、この文字列をそのまま打ち込んで直ぐにインターネット接続が出来て楽勝でしたが、今回は様子が違い閉口しています。

添付の英文説明書(PDF)にもこの辺の説明が無く、私もこの領域は不勉強でこれ以上分かりません。どなたか対処方法をご存じの方が居られたらアドバイスをお願いします。

to be continued.


コメントをアリガトウございました。
ご紹介頂いたサイトの「林檎はいかがですか?」は大変参考になりました。
お陰様で、コネクト出来ました。

現在、NECのノートPCがIEEE802.11g、iBookG3がIEEE802.11bで通信する為、両方で機能する様にAirMac BaseStationを設定してありました。

今までは自動切替で問題なかったのですが、このENTERASYSの無線LANカードは、融通が利かない様でIEEE802.11bに自分で切り替えられないようです。今はIEEE802.11bのみで通信する様にしています。

なお、原因がLANカードの仕様なのか?PowerBookG3の仕様なのか?わかりません。

また、WEPキーを打ち込む時に、その先頭に 0x を付加することが条件の様です。私の場合、最初の段階では、この 0x を付加してもエラー表示が出てお手上げでしたが、翌日やり直したら素直にパスしました。原因は不明ですが結果オーライです。

結論として、このENTERASYSの無線LAN Card、IEEE802.11b 11Mbps Wireless LAN Card PCMCIA [CSIBD-AJ] はMac OS8.6のPowerBookG3で使えることが実証できました。

恐らく、他の旧型PowerBookでもOKではないか?と思われます。また蛇足ですが、価格の安いのも魅力です。