間違えられない事へのプレッシャー

２人でカップルになってするエクササイズの続きです。



”色　数字　情景、、、など　何でもいいんですよ

イメージしたものを　紙に書き留めてください。

何もイメージできなかったら

　作っちゃっていいのよ。”


　両手を後ろに組んで

　　　部屋を　ゆっくり　歩きながら

　　霊媒者マライヤさんがやさしい声で　そう言う。


じ～～～と　

　手のひらに置かれた　ふくろう　のイヤリング　を見ながら


（イメージしろ　言うたって

　私は霊感も何もない　普通の人間や、、、

何をイメージしたら言い訳、、

　色　って言われたら

水色しか　浮かばん、、

　　このイヤリングの、ふくろうの目の色、そのままや、、。）




　困った　困った　、、、、と　悩んでいた私に


突然　滝が頭の中で　広がって行った。


　　　
　　　



何も考えずに


Waterfall　と　すぐに　書き留めた。


ビデオを撮っている時に　

　　　被写体から遠ざかっていくような感じで


その滝から　移動し始めると　


　　　霧がかかっているのが分かった。


Fog　　と書き留める。


そこからもっと　遠くに移動してみたら



　　　

細い木々が見える


Woods　　と書き留める。


すると　そこに立っている自分が感じられ



　　　


　空気が澄んだ早朝の中にいるようだった。


Early Morning,　 Clear air　と書き留める。



　時間が来て　

お互いに　書き留めたこと　を伝える事になった。


”滝が見えてきたの”　　と　相手に伝えると


彼女は　身体を　のけぞって　驚いたように


”I　Love Waterfall”　　と　叫ぶ、、、

　えっ、、、と　目が点になる私、、、、。




”で、、、霧がかかっていてね、、、”　　と続けると


　彼女は　さらに　身体をのけぞって


”霧も好きなの～～～”　　と　

　　手を口にあて　叫ぶ、、、。


そう言った彼女の腰は　イスから数センチ　上がっており


　興奮が　はたから見ても　分かるほどだった。

そして
　


”I love woods too、”　　と　


私が言おうとした　３番目の単語　を

　　先に　言い出す


”それも　見えたの　　ほら　ここに書いているでしょ、、”　　と


証明するように

　自分の手帳に書かれた文字　Woods　を彼女に見せる私、、、。




そんな事で　なにやら　気分が良くなってきたのか


”そうしてね　早朝の澄んだ空気が感じられたの、、。”　　と


この時は　勢いつけて　彼女に言った、、、、ら


彼女からの反応は、、、、、、、、





　　　　　　　し～～～～ん　　、、、プププ


でも　最初の３単語が

　　彼女に　ぴったり　だったことから

彼女の興奮は醒めず　宙の中でいるような様子だった、、、。


思いもしない結果に　ポカンとした私だが


なにやら　プレッシャーのような物も感じ始めた

今後のエクササイズでも　

　間違ってはいけない　　　と


そんな言葉が頭の中で回り始めた、、。



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写真はネットより転載