”水曜日の明日は気温も摂氏15度に上がるらしいから
ジェイクのキャンパーを開ける手伝いをするといい。”
そうバッキーから言われた私は
青い空と陽のぬくもりを期待していたのに
その翌日の空は一面曇り
陽は一向に顔を出す気配もなかった。
それでも予定通りジェイク君のキャンパーを開ける事にし
赤いトラックでキャンプグラウンドに向かった。
その道、ガソリンスタンドのサインにあったガソリンの値段が
1ガロン(3,8リットル)1ドル87セントと
2ドル(200円)を切っていたのに驚いた私が
”わぁーガソリンが安くなったねぇ。” と言うと
”ヨーロッパでオイルをめぐる会議があった時に
ロシアとサウジアラビアの意見が合わなくてね
その後サウジアラビアは沢山のオイル(原油)を市場にだしたんだ。
それでオイルの値段が落ちたんだけど
コロナで飛行機も車も使う燃料が少なくなって
需要は低下してるんだよね。”
と 話相手が私である事もあって
小学生に説明するようにジェイク君が話す。 ^0^
キャンパーに水や電気も遠し
キャビネットやテーブル、壁を拭いてクリーニングする事約2時間
やっと青空も見えるようになり
私一人で川べりを散歩した。
ジェイク君が我が家を出て
このキャンパーに住み始めるのもそろそろだ。
そうなると 今度はバッキーがキャンパーで過ごす時間が多くなる。
年齢が倍近く違うのに 仲の良い二人
因みに今日のガソリンの値は
1ガロン (3,8リットル) 1ドル78セント(178円)