引っ越し中 どんどん物を捨てるバッキーと
捨てられない私とで何度か言い争いが起こった。
”このクソおやじ” と腹が立った私は
自分の物は自分で運んでやる と
重い箱も一人で移動させていたある日
車の奥に置いてあった最後の段ボールの箱を取ろうと
右腕を伸ばした所
バキッ、、、と言うのはちょっと大袈裟だけれど
グキッ と言うような音がし
左のあばら骨に鋭い痛みが走った。
その1週間前に椅子から落ち打った部分だ。
今回の痛みは椅子から落ちた時より強く
歩くのさえ辛く声さえ出せない程だった。
職場では軽い仕事をしサポーターも着用
2-3週間後ぐらいにまあまあ回復してきた。
痛むと言っても仕事に行ける程度だから
ホスピスの患者さん 山口さんを訪問する事も出来たんだけれど
なんだかんだ理由をつけ伸ばし伸ばしにしていた。
最後に山口さんを訪問してから18日が経っている。
明日の水曜日からイリノイの家で4日間過ごす事もあり
10月が終わる前にもう1度山口さんを訪問しようと
火曜日の夕方、老人ホームに行った。
先週末、軽い脳卒中 strokeを起されたという山口さんは
以前のような会話も出来ず様子が変わっておられた。
それでもYouTubeから童謡が流れると
”オー―” と小さな声を出し
目を細め涙ぐんだような表情になられる。
昔々に耳にされたその時に還られているのだろうか
勝手にそんな事を想像しては胸が熱くなった。
写真は今朝の川べり
初雪が見られた。